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子どもの残尿感と頻尿が気になる。考えられる原因と対処法

子どもの残尿感と頻尿が気になる。考えられる原因と対処法

心因性頻尿が原因とわかった時の対処法

精神的、環境的なストレスからも

子どもも強いストレスを感じる時代。それによって引き起こされる症状もたくさんあります。頻尿は心因性の場合が多くあり、気になることや心配事、怒られるかもという恐怖感などさまざまな要因で発症することがあります。

症状も長く続くものから数時間でおさまるものなど、ストレスの原因によっても違ってきます。幼稚園でのできごとや家庭内のことなどちょっとしたことがきっかけになっていることもあるので、普段から子どもの様子をよくみるということも大事です。

子どもが何を感じて、どんなことを思っているのか、頻尿が身体と心の叫びとなっている場合もありますので、注意深く見守り、必要に応じて手助けしてあげることが大事です。

心因性頻尿、家庭での対処法

病院の尿検査でも細菌が確認されず、心因性の頻尿であると診断された場合は家庭での対処が大事になります。「気のせいだからトイレに行く必要はない」といった極端な対応は逆効果。

小さな子どもにとってはまだトイレに行きたくなる理由とストレスなどは結びつきません。子ども自身も何回もトイレに行くことに不安を感じているはずです。

気がまぎれる遊びや夢中になれることに促してあげるようにすると尿意そのものを忘れるということがあります。もちろん、行きたいというときは行かせてあげるようにしましょう。

繊細な子どもに多いといわれる心因性の頻尿。頻尿を責めずにあたたかく見守り、子どもが安心して過ごせるようにしてあげましょう。

治ると信じて、親も見守りましょう

細菌が原因の頻尿であれば、1週間ほど抗生物質を飲み、再検査をして菌がなくなっていれば完治となります。免疫力を高めれば、尿路感染症にはかかりにくくなります。

しかし心因性の場合、親が心配し過ぎると子どもも気になっていつまでも治らないことがあります。そんなとき「トイレに行きたくなったらいつでも行っていいよ」など、親が子どもに安心感を与えるひと言をかけると頻尿を遠ざける魔法の言葉になることもあります。

ママがゆったりした気持ちで構えていれば、自然と子どもにも伝わります。頻尿は恥ずかしいことではありません。治ると信じて見守ることも大事です。

もちろん、子どもがつらそうにしていたら専門医の力を借りることもためらわないでくださいね。

まとめ

膀胱炎を体験したことがあるママなら、その大変さを知っているため子どもの症状を早くなんとかしてあげたいとあせってしまう気持ちもわかります。ですが、子どもの膀胱炎の症状は軽いことも多く、細菌ではなくストレスが原因ということもよくあります。

細菌がみつかった場合は、しっかりと抗生物質を飲めば完治しますのであせらず対処することが大事です。心因性の場合は子どもに心配をかけていないか生活や態度を見直し、ストレスが軽減するように努めましょう。
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