出産前後の指輪のトラブルを回避!事前に原因や対処法を知っておこう
出産後も指輪を大切に使うために
妊娠中期から後期に入ったら外す!
妊娠中期はむくみだけでなく、つわりも収まって食欲が出てくる時期なので太ってしまうのも心配です。このころから、病院でも指輪を外すように指導があるかもしれませんが、遅くても妊娠後期に入る前には外しておいた方がベター。
「まだ大丈夫」と安心しているといつのまにか指輪が外れなくなってしまうことがあるので、早めに決断するようにしましょう。パパのなかには、2人の結婚指輪を外すことに疑問をもつ方もいるかもしれませんので、事前に話しておくとよいですね。
外した指輪は失くさないように大切に保管
よくあることですが「大切なものだから」と気を利かせて厳重に保管すると、あとからどこにしまったかわからなくなることがあります。忘れない保管場所にしまうことも大切ですね。
先輩ママの中には、チェーンをつけてネックレスにしたり、産後にすぐつけられるように母子手帳ケースの中に保管していたり、自分なりに工夫することもあったようです。
出産後に入らなくてもしばらく様子を見る
ただ、シンプルな結婚指輪なら問題ありませんが、石付きの指輪など引っかかりのあるものは赤ちゃんのお世話をするときに危険なので気をつけましょう。石の部分が手の内側に回ってしまうと、ちいさな宝石であっても石や爪の部分が赤ちゃんの肌を傷つけてしまう心配があります。
指輪だけでなく、ネックレスやピアスなども赤ちゃんには危険なことがあります。おしゃれをするときは、危険性はないか少し考えるようにしましょう。
先輩ママが実践!指輪を外したタイミング
指がむくんで手がパンパンに見えたとき
「妊娠7カ月目に体重が思いっきり増えたわけではないのに、朝起きて手を見たらクリームパンみたいにパンパンになっていました。慌てて指輪を外そうとしてもなかなか外れずあせりましたが、その夜お風呂にはいって石鹸水になじませたら外れました!」
「妊娠後期に入って、足のむくみだけでなく手にもむくみが出てきました。上の子と同じく、今回も帝王切開になるので抜けなくなる前に外しておきました」
妊娠中は指にもむくみが強く出てくるものなのですね。指輪をつけていると、締めつけられて痛むこともあるようなので気をつけましょう。
病院で外すよう指導された
「妊娠37週の妊婦健診で助産師さんにそろそろ外すようにいわれてしまいました」
「妊娠初期のころに受けた母親学級で後期に入る前に指輪を外すように指導を受けました。忘れっぽい性格なので、その日のうちに外してケースにしまっておきました」
「出産当日、陣痛が始まっている中、指輪を外すようにいわれました。痛いし、むくんでるし、なかなか外れずイライラ。もっと早く外しておけばよかったです」
病院で指導を受けても外すタイミングはそれぞれ違うようですね。できれば、余裕をもって外しておいた方が安心です。
感電のリスクがあるなんて知らなかった!
「妊娠中期に外れないまま放っておいた結婚指輪で感電の恐れがあるといわれ、臨月に泣く泣く消防署で切ってもらいました。帝王切開と分かっているなら早めに外しておいた方がいいですよ」
「産院に来る前に指輪を外しておいてくださいね、といわれたにも関わらずその前に破水。産院で感染症予防の点滴をしたら、みるみる指がむくんで指輪をしている指先が紫色になってしまいました。急いで救急隊員を呼んで指輪を切断しました」
感電は帝王切開になった場合のリスクですが、点滴でも指輪を切断することもあるようです。万が一に備えて指輪は外しておいた方がよいですね。
まとめ
思い出の詰まった指輪や結婚指輪の切断という選択は悲しいものです。大切に保管して、新しい家族をむかえてから、気持ちも新たにつけることを楽しみにしてはいかがでしょうか。