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産後の栄養は果物で補える?果物のよい点や気をつけることを紹介

産後の栄養は果物で補える?果物のよい点や気をつけることを紹介

果物を食べるときに気をつけたいこと

果物は補食として食べよう

果物は、産後のママにとって心強い味方であることが分かりましたね。しかし食事への置き換えができるわけではないことを頭に入れておきましょう。ママの健康のためにも、母乳のためにも、3食バランスのよい食事をとることが大前提です。

どんな食べ物に対してもいえることですが、ある食べ物ばかりに偏ってしまうことは、栄養バランスを崩す原因となります。基本の食事があり、補助食やプラスアルファの食べ物として果物があるといったように、上手に利用してみましょうね。

果物を食べる時間としては、朝や昼などの活動時間帯に食べると、効果が十分得られてよいですよ。眠る前は摂取した果糖がエネルギーとして利用されず、蓄積してしまう原因になります。

糖度と食べ過ぎに注意しよう

果物の摂取量は成人で一日200gといわれています。ミカンなら2個、リンゴなら1個、バナナなら2本が目安です。体によい果物ですが、ほかの食べもの同様、食べ過ぎには注意が必要です。

果物の特徴である「甘み」は、果糖によるものです。果糖は肝臓で代謝されるため、インスリンを必要とせず、血糖値があがり過ぎてしまうという心配はあまりありません。しかし、中性脂肪を蓄積させ、食べ過ぎは肥満につながるといわれています。そのため、一日の摂取量を守りましょう。

また南国の果物や夏が旬の果物などは、カリウムを多く含むものがあります。カリウムには利尿作用があり、摂り過ぎると逆に水分不足を招く恐れもあります。また体も冷やすので、量に注意したいですね。

産後の果物アレルギーに注意しよう

妊娠出産によるホルモンバランスの乱れだったり、育児による不規則な生活と疲れだったり、免疫力の低下だったり、様々な原因により産後のママの体質に変化が起きることがあります。その一つに、果物に対してのアレルギー反応が挙げられます。

産後に発症したアレルギーは一時的なものが多いといわれますが、長い付き合いになることもあります。アレルギーを起こす可能性がある果物としては、オレンジや桃、リンゴやイチゴにいたるまで幅広く、特にメロンやキウイフルーツなどに反応する人が多いようです。

舌や唇がピリピリする、喉や鼻が痒くなる、鼻水が出る、などの症状が出た場合は、アレルギー反応を起こしている可能性が高いので摂取を控えましょう。

まとめ

産後は幸せいっぱいの時期。しかし、そんな幸せをかみしめる余裕もないぐらい、疲れ切ってしまうこともありますよね。食事もままならないときは、果物を上手にとり入れて、栄養補給してみてはどうでしょうか。

果物は「太る」「糖分の摂りすぎ」などのイメージから、今まで避けてきたママもいるかもしれません。しかし過度にとり過ぎなければ、それほど心配しなくて大丈夫です。栄養面もさることながら、果物のもつ優しい香りと甘みに癒され、程よい酸味は気分をリフレッシュさせてくれることでしょう。
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