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介護士がつわりと付き合いながら仕事をするには?妊娠初期の働き方

介護士がつわりと付き合いながら仕事をするには?妊娠初期の働き方

介護士が妊娠初期に働く時の注意点

少しでも辛いと感じたら無理せず休む

妊娠初期は、母親である女性にとっても、お腹の赤ちゃんにとってもとても大切な時期です。また、重労働が多い介護士や看護師という職種は、妊娠初期の流産率が高いともいわれています。

お腹の赤ちゃんを守るためにも、少しでも体調に異変を感じたら、すぐに体を休めることができる環境を作っておくことが大切です。妊娠が分かった時点で必ず報告をし、つわりなどで体調不良のときには仕事を休ませてもらえるよう配慮してもらうとよいでしょう。

介護士の仕事は人手不足のところが多く、妊娠が分かってもいい出しづらかったり、休みにくいという人も少なくありません。しかし、お腹の赤ちゃんを守れるのは自分だけと考え、体調を一番に考えるようにしましょう。

感染症にかからないように予防をする

妊娠中は、風邪であっても風邪薬を飲むことはできません。しかし、介護士の職場では、免疫力の弱った高齢者を相手にしているので、感染症への注意が必要になります。

薬を飲めば数日で治るような感染症も、高齢者の場合は命に関わる症状にまで悪化してしまう可能性があります。そのような感染症を妊婦がもらってしまうと、自分だけでなく、お腹の赤ちゃんにも悪影響を与える可能性を考えなければなりません。

感染症リスクの高い職場で働く介護士が妊娠した場合は、自分が感染症にかからないよう予防することが大切です。特に風疹やB型肝炎、C型肝炎ウイルスには注意が必要で、もしかかってしまった疑いのある場合は、すぐにかかりつけの産婦人科医に相談するようにしましょう。

日頃から周りへの気遣いを忘れずに

職場によっては妊婦の仕事の仕方に対して理解を示してもらえないところもあります。しかし、体調不良などで仕事を替わってほしいときや、休みたいときには、きちんと理由を説明し、お願いすることが大切です。

妊婦であっても、仕事を続けている以上、責任があります。断り方や仕事のお願いの仕方を考えるだけでも、職場での人間関係は良好になる可能性があり、仕事を続けていきやすくなります。

体調が不安定な時期は、作業効率をアップさせる方法や、足りない業務をサポートする方法といった視点で考えることも大切です。自分の分の仕事を誰かがカバーしてくれていることを忘れずに、周りへの気遣いを怠らないことが快適に仕事をしていくためのポイントともいえるでしょう。

まとめ

女性にとって、妊娠は嬉しいことであると同時に、仕事への不安を抱えてしまうものでもあります。肉体的な負担の大きい介護士の仕事を妊娠中も続けていくことは、職場での配慮がなければ難しいことでもあります。

妊娠をいい出しづらい介護士も多いですが、何か起こってからでは遅いということを認識して、無理のない範囲で仕事を続けていけるよう働きかけることが大切です。また、無理をせざるを得ない状況に置かれてしまうことが多いのであれば、いつでも復職できると前向きに考え退職や休職することも検討するようにしましょう。
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