アパレルの仕事をしているママ必見!無理せずつわりを乗り越えよう
妊娠時期別立ち仕事によるリスクとは?
【妊娠初期】流産のリスクが高まる
妊娠初期に流産を避けるためには、安静にするのが一番。そうなると、体調にそれほど大きな変化がなくても、大事を取って休みを多くしたり、就労時間を短くしたりすることが望ましいでしょう。
また、百貨店やファッションビルのスタッフ休憩室は、喫煙所と隣りあわせだったり、喫煙するスタッフと一緒に休憩したりと、たばこの副流煙を吸ってしまう状況が多々あります。妊娠初期の喫煙はもちろん、ほかの人が吸ったたばこの副流煙も赤ちゃんにとって悪影響なので、注意が必要でしょう。
【妊娠中期】安定期も油断は禁物
甘いもの、脂っこいもの、塩分の多いものなどを食べ過ぎると、「妊娠高血圧症候群」や「妊娠糖尿病」になるリスクが高まります。休憩中に周りのスタッフからお菓子をすすめられても、適度な量にとどめておくのが得策です。そして、赤ちゃんの健全な発育のためにもバランスのよい食事を心がけましょう。
また、徐々にお腹も大きくなり始めますが、まだまだ動ける体型の時期。ついいつもと同じように重たいものを持ったり、高いところの掃除をしてしまったりしてしまいがちですが、油断は禁物です。
【妊娠後期】早産のリスクが高まる
ママのお腹が張っている間は、赤ちゃんも苦しい状態にあります。頻繁に張ってしまうと、早産のリスクが高まってしまうので、注意が必要です。
また、妊娠後期は「むくみ」「便秘」「胸やけ」「頻尿」などのマイナートラブルも多い時期。立ち仕事をすることで悪化してしまう恐れもあるので、体調と相談しながら働く必要があるでしょう。休職・退職に向けて、スムーズに引継ぎができるよう準備をしておきたいですね。
まとめ
アパレル店員の仕事を続けられるかどうかは、つわりやお腹の赤ちゃんの状況と職場の理解・協力を得られるか、というあたりにかかわってくるといえるでしょう。経済的理由や、仕事への情熱も大切ですが、なによりも赤ちゃんの健康を優先して、つらいつわりの時期を乗り越えていけるとよいですね。