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生ハムは出産後にも注意が必要?特徴を知って食中毒対策をしよう

生ハムは出産後にも注意が必要?特徴を知って食中毒対策をしよう

手洗いをしっかりして赤ちゃんを守ろう

生野菜や生肉などの生ものを赤ちゃんに食べさせるのが危険であることは明らかですが、ママが生ものを触った手で赤ちゃんのお世話をするのも危険です。

健康なママはリステリア菌がついた生ハムを食べても食中毒の症状を起こさないかもしれません。しかし、生ハムを触った手に菌がつき、その菌がママの手から赤ちゃんの口に入ると赤ちゃんは食中毒を起こす可能性があります。

また、母乳から食中毒がうつることはありませんが、便やおう吐物からうつることは珍しくありません。食中毒の菌は感染力が強く、ドアノブを仲介して感染することもあります。

生ハムを含む生ものを触ったあとは手を洗いましょう。ママや家族が食中毒にかかっているときは特に注意してください。

気にしすぎてストレスをためないように

血液が材料となっている母乳の質はママの食生活によって変化します。そのため、母乳育児中は高カロリーな食品や脂肪分の多い食品などは避けるよう気を使っているママも多いでしょう。

しかし、食事を気にしすぎてストレスがたまるとホルモンバランスが乱れたり血行不良を起こしたりする可能性があります。母乳の質や量に影響するかもしれません。

母乳にとってよくないといわれる食品を食べても、一度食べただけで大きな影響が出るわけではありません。母乳育児中でも食事に気を使わず妊娠前と同じ食事をしていたというママもいるようです。

食事内容に気を使うことはよいことですが神経質になりすぎるとストレスの元となります。ほどほどを心がけ、たまには息抜きをしてくださいね。

まとめ

出産後は食べても問題ないとされている生ハムですが、食中毒のリスクがあるため抵抗力が弱っている時期は避けたほうがよいかもしれません。

ただし、加熱をすれば食中毒のリスクを下げることができます。不安を感じる場合は焼くなどの調理を行ってから食べるのがおすすめです。

また、生ハムは熟成の過程でアミノ酸量が増えたり脂質が減ったりするなど、普通のハムより栄養面で優れています。塩分が高いので食べすぎに注意する必要はありますが、適度に食べてもよいのではないでしょうか。
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