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出産を楽勝で乗り越えたい!妊娠中にできることや陣痛を楽にする方法

出産を楽勝で乗り越えたい!妊娠中にできることや陣痛を楽にする方法

一般的に出産は痛いもの、大変なものというイメージがありますが、妊娠中からの体力作りや呼吸法の学習などで、それをある程度軽くすることは可能です。安産のために気をつけておいたほうがいいことや、陣痛の痛みをやわらげる方法についてまとめましたので、参考にしてみてください。

出産が楽勝と感じるママがいるって本当?

陣痛も平気!痛みに強いママもいる

“鼻の穴からスイカを出すのと同じくらい”などと表現されることもある陣痛の痛み。テレビドラマなどでの出産シーンなどでも、陣痛を迎えている女性は“痛みと戦っている”と描写されるのが一般的なようです。

痛みは人によって感じ方が違うものです。男女にかかわらず、痛みに強い人、弱い人がいます。無痛分娩などでそれほど痛みを感じず出産できる場合もありますが、自然分娩の場合、痛みをまったく感じない、という可能性は低いといっていいでしょう。

痛みに強いのならラッキーですが、そうでない場合でも、陣痛の痛みをやわらげる効果のあるマッサージ法や呼吸法があります。何よりリラックスして出産にのぞむのが1番ですから、心配しすぎないようにしましょうね。

第1子で経験しているので楽に感じる

妊娠、出産の経験に関しては、母体や赤ちゃんの状態によって様々です。第1子の出産と比べて、その後の出産が楽だった、という経験をしたママもいれば、逆パターンの経験をしたママもいます。

とはいえ、一般的には、第2子以降の出産の方が第1子のときよりも楽だったというママが多いようですね。第1子の出産は初めて経験することばかりで、どう心の準備をしてよいのかわかりにくく、どちらかといえば不安なことの方が多いから、という理由があげられます。

その点、第2子以降は、「前回の出産のときはこうだったな」と過去の記憶や経験をたどることができます。ママの体も1度出産を経験しているので、精神面、肉体面ともに、自然とそれなりの準備ができているのかもしれませんね。

無痛分娩で出産したので痛みがなかった

外国では以前から普及していましたが、日本でも近頃は、無痛分娩を選択されるママが多くなってきているようですね。第1子の出産のときの陣痛の痛みがひどかった経験があると、次は無痛分娩で、と望むのはよくわかりますね。

無痛分娩は、陣痛が始まってから麻酔薬を打つという流れになるので、分娩中の痛みがまったくなくなるわけではありません。この麻酔の注射に関しても、痛みを感じる方とそうでない方がいるようですね。

無痛分娩を体験した知り合いママによると、彼女は第1、2子は自然分娩、第3子を無痛分娩で出産したそうです。麻酔注射の痛みもほとんどなく、始めの2回にくらべ体力の消耗が少なく、スムーズに3回目の出産をすることができたといっていました。

安産で出産したいママが妊娠中にできること

妊娠中は太り過ぎないようにしよう

母体はともかく、お腹の中にいる赤ちゃん、分娩、産後の体調など、妊娠中の体重管理は様々なことに影響を与えます。2人分、だと思ってついつい食べ過ぎてしまうこともあるかもしれませんが、適度なコントロールを忘れないようにしましょう。

臨床データによると、安産を経験した人の共通点に“体重”があるそうです。やせすぎや太りすぎは、妊娠や出産への負担がかかる可能性が高くなるという結果が出ています。

どうしても食欲を抑えるのがむずかしいときは、低カロリーなものや、栄養バランスの取れた食べ物を選ぶようにしましょう。体重増加だけを気にして、逆にストレスをためてしまっては、母体や赤ちゃんにとってあまりよいこととはいえませんものね。

適度な運動で体力作りをしよう     

出産は体力を使うものです。中には分娩が長時間にわたるケースもあるので、妊娠中から運動をする習慣をもっておくのは大切なことだといえますね。ただし、無理は禁物です。

また、適度な運動をすることで、体重のコントロールもできますから、一石二鳥です。体力作りももちろんですが、股関節のストレッチなども取り入れると、安産に結びつきやすくなるでしょう。

安産体操などもあります。こちらは分娩時に必要となる筋肉を鍛える効果があるといわれています。

ただし、胎児を宿している妊婦の体は、血液の循環量が普通の人の2倍ほどかかるので、その分運動時に心臓への負担が強くかかります。ストレッチも運動も、決して無理のない範囲で行うようにしましょう。

身体は暖めて冷やさないようにする   

一般的に冷え性の女性は少なくありません。妊娠中は特に、身体を暖かくキープするよう心がけましょう。

温かい野菜スープなどは、煮込んでやわらかくなった野菜が胃にもやさしく、身体ごと暖めてくれますね。夏の暑い時期だと少しむずかしいかもしれませんが、野菜を摂る場合も、冷たいサラダというより温野菜として摂取すると、体の冷えを防ぐことができます。

足元対策も冷え防止にはかかせませんね。靴下を履くのはもちろんですが、レギンスやレッグウォーマー、タイツなどで、暖かさをキープしましょう。

また、冷房のよく効いた室内などにいなければならないときは、ストールやカーディガンなどを羽織り、温かい飲み物などで身体が冷えるのを防ぐようにしましょう。
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