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出産3パターンの期間とは何?妊娠週数の数え方や予定日の計算方法

出産3パターンの期間とは何?妊娠週数の数え方や予定日の計算方法

妊娠が分かって気になるのは、今何週なのかと出産予定日ではないでしょうか。赤ちゃんが予定日に生まれる確率は決して高くなく、たくさんの赤ちゃんは予定日からずれて生まれていますよ。今回は、妊娠数週の数え方から、出産パターンや産後の入院まで、妊娠や出産に関する気になる点を説明して行きます。

妊娠週数の数え方や出産までの期間

気をつけたい妊娠期間の週数の数え方

妊娠に気づいたら、まずは今妊娠何週なのかを知りたいですよね。初めての妊娠の場合は、妊娠週の数え方がはっきり分からないママもいるのではないでしょうか。

生理が来ないことで妊娠に気づくママが多いでしょう。生理の予定日を0週0日と考えるママもいるようですが、正式には最後の生理開始日が0週0日になります。

そのため、生理が28日周期の女性が生理が来ないために産婦人科を受診したときには、すでに妊娠5週以降の週数になっていることが多いはずです。

妊娠週数とは、最終生理の開始日から出産までの280日間を7日ごとに区切り計算したものです。最終月経開始日から280日後の妊娠40週0日が出産予定日となります。

出産する確率の高い妊娠週数は

出産するまでの妊娠週数には個人差がありますが、40週が出産の目安とされています。37週に入ると健診で子宮口の開き具合などをチェックし、出産が近づいているか確認します。

37週0日から40週6日が正産期(せいさんき)と呼ばれ、赤ちゃんが生まれる確率が最も高い期間とされています。しかし日数にすると35日間もあり、出産がいつ始まるのだろうとママには長く感じるかもしれませんね。

正産期の中でも妊娠39週目と40週目に生まれることが多いようです。しかし、これはあくまでも平均であって、ママによっては早産や42週に入っても生まれてこないケースなど、大きく出産予定日からずれることも少なくありません。また、初産と経産婦でも変わってくるといわれています。

生まれてくる性別で妊娠期間に違いはある?

「女の子はママのお腹でゆっくり過ごす」「男の子は早く出てこようとする」というようなことを聞くことがありますが、赤ちゃんの性別で妊娠期間に違いがあるのでしょうか。

これは、女の子はのんびりしていて男の子は元気で活発というようなイメージからいわれているだけで、なんの根拠もないとされています。

性別に関係なく、出産予定日よりも早く生まれたり遅く生まれたりすることはよくあります。妊娠期間は性別によって変わることはないといわれています。

「男の子だから早めに赤ちゃんを迎える準備をしなくては」などと思う必要はありません。どちらの性別でもいつ赤ちゃんが生まれても大丈夫なように、早めに出産や赤ちゃんを迎える準備をしておきましょう。

出産予定日の計算方法や逆算の仕方

出産予定日の計算の方法

妊娠の平均日数は約266日といわれていますが、出産予定日は世界保健機関(WHO)の定義である最終生理開始日から280日目ということをもとに計算されています。

通常、出産予定日は、生理の周期が28日ということを基準に割り出しています。生理の周期が長いまたは短い場合や、生理不順の女性には当てはまりません。

一般的に使用される「ネーゲレ概算法」でも、次のように出産予定日を計算することができます。

出産予定の月=最終月経のあった月-3(3より小さい数字の場合は9を足す)
出産予定の日=最終月経が始まった日+7

ただし、月経周期や排卵日には個人差があるので、この計算で出した出産予定日は目安としてとらえましょう。

性行為から出産までの期間はどれくらい?

性行為をした日を受精日と考え出産までの期間を計算する人もいます。しかし、精子の寿命は2~3日といわれており、排卵の数日前に性行為をしても妊娠する可能性があるので、性行為から計算をすると数日ずれる場合があります。

排卵後の卵子の寿命は6~24時間といわれており、排卵日と受精のタイミングはほぼ同じともいえるため、排卵日を受精した日と考えて妊娠周期を数えていきます。

排卵日は生理の初日から2週間後で計算されます。最後にきた生理の初日が妊娠0週0日となることから、排卵日、すなわち受精日は妊娠2週0日になります。

しかし、排卵日が14日目ではない場合や、排卵後24時間以上経ってから受精をする場合もあります。

出産予定日から逆算して妊娠した日が分かる

妊娠した日を知りたいというママは、出産予定日から逆算できます。また、様々な事情で「◯月に赤ちゃんを産みたい!」という場合にも、妊娠のタイミングを計る目安になりますね。

「出産予定日の計算方法」で紹介した、ネーゲレ概算法を利用する方法がありますよ。この方法を使って逆算した場合、例えば6月が予定月なら、6+3=9(6から9は引けないため)になります。おおまかですが9月に妊娠したことになります。

出産予定日だけではなく受精日などが計算できる便利な計算ツールやアプリが色々あるので、利用すると簡単に計算できますよ。上記の計算方法もそうですが、生理が28日周期、排卵は14日目を基本に計算するものがほとんどなので、誤差が生まれることが多々あります。

早かったり遅くなったりする出産の期間

出産期間が平均的な「正期産」

正期産(せいきさん)は、37週0日~41週6日に出産をすることです。この期間は正産期と呼ばれ、赤ちゃんが生まれて来るのに適した期間とされています。37週に入ると健診などで、「いつ生まれてもよいように準備をしておいてね」と言われることが多くなります。

37週の赤ちゃんは、臓器が成熟し、体脂肪がついてきてふっくらしてきます。赤ちゃんよって差はありますが、体重も2,500~3,000gまで大きくなり、いつ生まれてもよい状態まで成長しています。

正期産の期間は35日間と長く、健診の際に「まだ生まれそうもないかな」と医師に言われることもあります。しかし、いつお産が始まってもよい時期に入っていることを考えながら過ごしましょう。
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