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出産にかかるお金ともらえるお金!分娩費用や助成制度についてご紹介

出産にかかるお金ともらえるお金!分娩費用や助成制度についてご紹介

おむつ用品や授乳用品

赤ちゃんが生まれたら、おむつや授乳用品も必要になります。おむつには紙おむつと布おむつがあります。

紙おむつは使い捨てで便利です。出産後に足りなくなると、赤ちゃんを連れて買いに行くのは大変なので多めに購入しておくと安心ですよ。

布おむつを使う場合は、おむつにする布とカバーが必要です。そのほかに、おむつを洗うバケツや洗剤も購入しておきましょう。

授乳用品には様々なアイテムがあります。産後に母乳がどれくらい出るかによって必要なものを買い足してもよいでしょう。

出産の準備品としては母乳パッドや搾乳機、哺乳瓶や乳首、哺乳瓶を洗うための道具などを揃えておきましょう。授乳用のクッションや胸を隠すケープがあると便利ですよ。

ベビーベッド、チャイルドシート

ベビーベッドやチャイルドシートも出産前に準備しておきたいものです。6歳未満の子どもを車に乗せるときは、チャイルドシートの装着が義務になっているので、退院するときに必要という場合もあるでしょう。

一般的なチャイルドシートは30,000~50,000円程度のものが多いようです。乗っている車に取りつけができるかどうかなど確認したうえで購入しましょう。

ベビーベッドも出産前に準備しておくと便利です。ママがベッドで寝ている場合は、横にくっつけておくとママと赤ちゃんの寝ている高さが同じなので、夜の授乳が楽にできるでしょう。

2人目以降の出産やペットを飼っている場合は、ベビーベッドがあれば、赤ちゃんを高いところに寝かせられるので安全です。

専業主婦でも大丈夫!出産でもらえるお金

妊婦健診費は自治体の助成金がある

妊娠がわかったら、なるべく早く自治体に届け出をしましょう。妊婦健診費は保険の対象にならないので、全額を自分で負担することになっています。

自治体に届け出をすると、検査の費用を一部負担してもらえる制度があるので、申請を忘れないようにしたいですね。母子手帳に健診費用補助券がセットになっている場合が多いようです。

自治体で妊婦健診票をもらい、かかりつけの病院にどれを使えばよいか相談しましょう。健診の費用を助成してもらえる回数が決まっているので、計画的に利用したいですね。

里帰り出産などをする場合は、健診を受けている病院以外での出産を予定している妊婦さんもいることでしょう。自治体が異なるときは、届け出先をどうすればよいかも事前に確認しておきましょう。

出産育児一時金は42万円もらえる

国や自治体が妊婦さんの金銭面をサポートしてくれる制度は、健診の費用だけではありません。出産するときの分娩費や入院費に対しても、助成する制度があります。

国民健康保険に加入していれば、出産育児一時金として子ども1人につき420,000円が支給されることになっています。双子の場合は、2倍の840,000円が支給されます。

出産するときに費用はかかりますが、だいたい同じくらいのお金がもらえるので、差し引きすると実際は金銭的な負担が少なく出産できるようになっています。出産費用が420,000円以内なら、差額も支払ってもらえるようです。

また、病院へ直接支払ってもらう「直接支払制度」を利用すれば、現金を準備する必要がないので便利ですよ。

住んでいる自治体独自の助成制度があるかも

独自の助成制度を定めている自治体もあります。ここでは東京都の例をご紹介します。

東京都港区では、出産費用の一部を負担してくれる制度があります。600,000円を上限に分娩費や出産にかかった入院費用から出産育児一時金の420,000円を差し引いた金額を助成してくれます。

東京都渋谷区には、妊婦さんが安心して出産できるように「ハッピーマザー出産助成金」という制度があります。出産のときにかかった費用から出産育児一時金の420,000円を差し引いた金額を、上限を100,000円として支給してもらえます。

また、東京都千代田区では、出産準備のための支給もあります。

どのような助成制度があるのか、お住まいの自治体にも事前に確認してみてくださいね。

働いている人が出産などでもらえるお金

産前産後の収入をカバーする出産手当金

働いている人は産前産後の収入をカバーする、出産手当金がもらえる可能性があるので確認しておきましょう。勤め先の健康保険に加入していて、仕事復帰をすることなどが支給の条件となっています。

出産手当金は出産予定日以前の42日間と、出産の翌日以後の56日目までが支給の対象です。予定日より出産が遅くなった場合は、のびた日数の分も含まれて支給されるので助かりますね。

前にもお伝えしたように、出産前はベビー服や育児用品などの出費が増えることが考えられます。支給される出産手当金で揃えようと期待していても、支給されるのは産後に申請をした後になる場合がほとんどです。

産前産後の1~2カ月はお給料がなくてもやりくりできるように、事前に計画を立てておきましょう。

つわりや切迫早産のときに使える傷病手当

病気などで仕事を休んでしまったときのために、休んでいる間の生活を保障する手当もあります。傷病手当はつわりや切迫早産で仕事を休んだときも使えるので安心です。

傷病手当をもらうには、期間中に給料の支払いがないことが条件です。勤務先から十分な報酬が受けられない場合に支給されるものなので気を付けておきましょう。

つわりは日によって違いますし、中には仕事に行ける日もあるかもしれません。その場合、給料の支払いが発生してしまうので悩むところですよね。

給料の支払いがあっても傷病手当の額に満たない場合は、差額を支給してもらえるようなので助かりますね。ただし支給期間には制限があり、支給開始から1年6カ月までとなっているので気を付けましょう。

育休期間にもらえる育児休業給付金

赤ちゃんが生まれて育児休暇をとる場合は、育児休業給付金がもらえる制度があります。育児休業給付金をもらうのはママに限らず、育休をとったパパが受け取るケースもあるようです。

育児休業給付金は、子どもが1歳になる頃まで支給してもらえるので、育児休暇中の生活が楽になります。仕事復帰する時期になっても保育園に空きがなければ、子どもが2歳になる頃まで支給期間を延長できるのでありがたいですね。

育児休業給付金を受けるには、雇用保険に加入していることが一つの条件です。そのほかにも育児休暇前の2年間の間に、11日以上勤務した日が1年以上あることなど、細かい条件が定められています。

ただし、出産後に申請して、受け取れるのは3カ月程かかるそうなので注意しましょう。
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