出産前に作り置き準備しよう!メニューやアイデア、保存方法の紹介
今まで家庭の食生活を支えてきたママ。出産が近づくと「留守中のパパの食事は?」「産後の食事作りは?」といった心配ごとが出てくるものです。そんなときに心強い味方になるのが「作り置き」。今回は作り置きのすすめから、メニューやアイデア、保存方法まで紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
パパ用の作り置きは手軽さとボリューム重視
レンジでチン!簡単に食べられるものを用意
料理が趣味というパパでも、毎日帰宅後に食事の支度をすることは、とても大変です。そのため、簡単にレンジでチンして食べられるものを用意しておくと助かりますよ。
作り置きは基本的に冷凍保存しておきます。冷蔵より保存期間が長いので、「食べきるために、同じ作り置きが続いて飽きてしまう」なんて心配もいりません。種類を豊富に取り揃えられるので、きっと喜んでもらえることでしょう。
カレーや丼物の具はご飯とセットで保存
また丼物も作り置きおかずとして強い味方になります。野菜をたっぷり入れた中華丼や、ボリュームのある牛丼、ほかにも豚丼や親子丼など種類も多く、簡単に作れるところもよいですね。
ここでポイントは、「ご飯」もそれぞれセットにして冷凍保存することです。カレーライス用や丼物用など、パパがいつも食べる量をラップなどに分けて包みます。「カレー用」「丼物用」と記載して保存しておくと分かりやすく、簡単にチンして食べることができますよ。
単品おかずや野菜を使った副菜で彩りを
冷凍保存がきく副菜としては、きんぴらごぼうやひじきの煮物、切り干し大根などがおすすめです。外食では不足しがちな根菜や海藻類なども、おいしく食べることができます。さらにキャベツたっぷりのお好み焼きは、野菜も取れてお腹も膨らみ優れものですよ。
冷凍保存に適さない野菜としては、ジャガイモや水分の多いレタスやキュウリ、もやしなど。食感がわるくなるので、使用は避けたほうがよいでしょう。
出産後の自分を楽にする作り置きアイデア
手間のかかる煮物や煮込みを作っておこう
時間と手間のかかる煮物や煮込みは、多めに作って保存しておきましょう。母乳によいとされる根菜がたくさん入った筑前煮、自然解凍でも食べられるかぼちゃの煮つけなどを冷凍しておけば便利ですよ。
また野菜がたっぷり取れてアレンジも効く「ラタトゥイユ」もおすすめです。ラタトゥイユはトマトやズッキーニ、ナスなどの野菜をふんだんに使った煮込み料理です。そのまま食べるだけではなく、焼いた肉や魚にソースとしてかけたり、パスタに絡めたり、パンに乗せたり、色々な楽しみ方ができます。
便利な温野菜やカット野菜で毎日を楽に
また前もって野菜をカットして保存しておけば、毎回料理のたびに包丁を出して切るという手間がはぶけます。よく使うキャベツやニンジン、玉ねぎやピーマンなどカットして保存袋に入れておきましょう。使うときにさっと出して、そのまま調理に入れることができますよ。
キノコ類は石づきをとり、手でほぐして袋に入れ冷凍しておきましょう。キノコは冷凍保存するとうまみが増すので、料理の味を引き立ててくれます。
メイン食材は下味を付けて冷凍保存
肉や魚をあらかじめ一口大に切り、塩コショウをふって冷凍しておくだけでも時短になります。醤油やみりんなどで下味をつけて保存すると、味がしみてよいですよ。パサつきが気になる鶏むね肉などは、マヨネーズを塗って保存するとしっとり美味しくなるそうです。鮮度のよいうちに、冷凍することがおいしさのポイントとなりますので、できるだけ買ってきたらすぐに下味をつけて冷凍保存するようにしましょう。
ほかにも、あさりやシジミも冷凍保存できます。砂抜きを終わらせ、重ならないように袋に入れて冷凍します。汁物やスープなど凍ったまま利用できるので便利ですよ。