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出産1カ月前の過ごし方を考えよう!旅行、外出、結婚式の注意点

出産1カ月前の過ごし方を考えよう!旅行、外出、結婚式の注意点

出産1カ月前はいつ赤ちゃんが産まれてもおかしくない時期ですが、旅行や外出はしてもよいのでしょうか。また、結婚式に呼ばれた場合は出席してもよいものなのでしょうか。どの程度なら大丈夫なのか、やめておいた方がよい場合など、詳しくご紹介しますので参考にしてくださいね。

出産1カ月前はどんな時期か知っておこう

妊婦の体調や胎児の大きさについて

出産1カ月前になると、お産の準備として赤ちゃんが骨盤の中へ下がりはじめます。そのため、それまで苦しかった胃や胸のあたりがすっきりし、動悸や息苦しさが減る人や食欲が旺盛になる人が多いのが特徴です。

それまで気持ち悪く思うように食べられなかった妊婦さんは、つい食べ過ぎて体重が増加してしまうことも。体調がよくなる人が多いですが、赤ちゃんが下がり膀胱や腸への圧迫は増えるので、頻尿や尿漏れ、便秘などに悩む妊婦さんもいます。

また、お腹のふくらみも全体的に下がるため、お腹の重さが気になります。思うように動けないため運動不足になりやすいので注意が必要です。

この頃の胎児は、いつ産まれてもおかしくない状態にまで成長しています。個人差がありますが、身長は約45~50cm、体重は約2~3kgに。赤ちゃんらしくふわふわと丸みがある体型で、内臓や神経といった体のすべての器官が完成しています。赤ちゃんが産まれる正産期(37週~42週頃)には体重は約2.5~4kgほどになります。

出産1カ月前は、ママも赤ちゃんも出産に向けて最後の準備をしている時期といえますね。

妊婦の過ごし方や気をつけるポイント

正産期に入ると赤ちゃんはいつ産まれてもよい状態になり、中には予定日を待たずに生まれてくる赤ちゃんもいます。この時期は無理なことはせず基本的にのんびりと過ごしながら、赤ちゃんがいつ産まれてもよいように準備しておきましょう。

家にいるときは食事や睡眠をしっかりととり、無理のない範囲で適度に運動をするとよいですよ。家事をこなすだけでもよい運動になりますし、軽いストレッチや筋トレをして、出産に備えた体力作りをするのもおすすめです。

また入院時に必要なものをまとめておき、急な入院に備えておきましょう。できたらバッグに荷物をひとまとめにし、玄関に置くなどして、すぐに持っていけるようにしておくとよいですよ。

出産1カ月前はもうすぐ赤ちゃんに会える楽しみな気持ちと出産を迎える緊張感の両方がある時期かもしれません。緊張しているママもいると思いますが、リラックスも大切です。

近所を散歩するなどして適度に外出をしたり、ゆっくりお茶を飲みながら好きな本を読んだりと、赤ちゃんが産まれる前の1人の時間をリラックスして過ごしてくださいね。

出産1カ月前の旅行や外出してもいい?

旅行は安定期に行くのがおすすめ

出産1カ月前は外出はなるべく近場にし、旅行は比較的体調が安定している安定期に行くのがおすすめです。この頃はつわりが落ち着いている妊婦さんも多く、ゆっくりであれば行動しやすい時期といえます。

安定期であっても、旅行に行くときは無理な計画をたてずゆっくり楽しめるプランにし、母子手帳や健康保険証など必要なものは持って出かけましょう。万が一のために旅行先の病院も調べておくと安心です。

出産1カ月前は赤ちゃんが産まれる準備が整ってくる時期なので、つい動きすぎてしまったなどのきっかけで旅行先で陣痛がきてしまうこともあります。旅行先で思うように病院に行けないこともあるので、旅行はなるべく安定期までにしておきましょう。

旅行中に破水、出産にいたった経験談

ある妊婦さんは旦那さんと2人の子どもと一緒に約3時間かけて車で移動し、たくさん歩いて観光した後ホテルに宿泊しました。動きすぎたのか翌日の朝5時に前駆陣痛が始まりましたが、旅行を中断せず2日目を予定通り進めることに。

昼間に本陣痛のような痛みがあったものの我慢し、3時に帰宅しました。その夜には陣痛が10分感覚にまで進み慌てて病院へ行き、そのまま出産になり赤ちゃんが誕生しました。

赤ちゃんは幸い無事に産まれましたが、医師からは「高速道路で破水していたらドクターヘリを呼ぶことになっていた」といわれてしまいました。今回は結果的に母子ともに無事でしたが、出産一カ月前の旅行はリスクがつきものです。

なるべく無理な予定は立てないようにしましょう。

外出するときに気をつけるといいこと

外出するときはなるべく1人では行かず、助けてくれる大人と行動するとよいでしょう。外出先は急な陣痛や破水に備えて病院に1時間程度で行ける場所にしておくと安心です。

混雑している時間帯や人混みが多い場所は避け、ゆったりと余裕を持って行動しましょう。また、この時期の遠出や旅行はやめた方が無難です。

出先で陣痛や破水がおきてしまったり、長時間同じ姿勢の移動で体調が悪くなるなど、予期せぬことが起きやすいといえます。外出は病院にすぐ行ける範囲にとどめておくとよいでしょう。

そして外出時は近場でも母子手帳、病院の診察券、保険証、携帯電話、急な破水用に大きめのナプキンを持って行くと安心です。急に陣痛や破水がきても対応できるように準備して出かけてくださいね。

出産1カ月前の結婚式。出席する?

まずは産科の先生に相談しよう

出産1カ月前の結婚式に出席するかどうかは、自己判断で決めず産科の先生に相談して決めましょう。相談するときには結婚式の場所や日時を伝え、現在の体調を考えたうえで出席に問題が無いか判断をあおいでください。

もしも出席の許可が出た場合は、必ず母子手帳や病院の診察券を持って行き備えましょう。そしてできれば1人では出席せず、家族や旦那さんなどに付き添ってもらえるとよいですよ。

式場で急に体調の変化があったときに頼れる人がいると安心です。また結婚式を行う場所が遠方で飛行機や新幹線、長時間の自動車などでしか行けない場合はお断りするほうがよいかもしれません。

いざというときに産院に行けるように、あまりにも遠方の場合はやめておきましょう。

【出席】いつまでキャンセル可能か確認

出席することにした場合は、いつまでキャンセル可能か確認をしておくと安心ですよ。体調がよく、なにも起きなければよいですが、時期的には急に産まれてもおかしくありません。

出席で返事をしておき、もしかしたら急にキャンセルになるかもしれない旨を伝えておくとなお安心です。事情が事情なので、急に欠席になったとしても、きちんとお祝いを贈れば問題ないでしょう。

また早産になる可能性も十分にあります。結婚式の間に体調に変化がある可能性も。やはり備えはしておきましょう。この場合も旦那さんや家族に付き添ってもらったり、万が一のときに行けるように会場近くの病院を調べたりしておくと安心です。

母子手帳や健康保険証も必ず持っていきましょう。
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