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産後すぐの葬儀は参列できる?赤ちゃん連れの場合の考え方と注意点

産後すぐの葬儀は参列できる?赤ちゃん連れの場合の考え方と注意点

赤ちゃんを連れて葬儀に行くときは

赤ちゃんの持ち物は準備万端に

葬儀への参列は大人でもバタバタしてしまいます。赤ちゃんを連れて行く場合は、普段のお出かけ時よりも入念に準備をしましょう。イレギュラーな事態ですと「あれもいるかな?これもいるかな?」と考えてしまうかと思いますが、こういった場面では念には念を入れておいたほうが安心です。

赤ちゃんを落ち着かせるおもちゃや、ねんねグッズはもちろん、斎場は冷えていることが多いため、靴下や上着、ブランケットなどを準備しておくとよいです。お雛巻きができるような薄手のおくるみは、ねんねのときも防寒にも使えるためおすすめです。

斎場が馴染みのない場所の場合は、出発前に斎場近くにベビー用品を入手できるお店などがあるかどうかをリサーチしておくのもよいかもしれませんね。

授乳などで途中退席してもよいのです

赤ちゃんは当然ながら葬儀だからといって、おとなしくできるものではありません。授乳やおむつ替えなどでは途中退席することはやむを得ません。むしろ、泣いてしまった場合はすぐに退席するのがマナーですので、退席しやすいように端や後ろの席に座っておくとよいでしょう。

いつもとは違った雰囲気に、赤ちゃんが不安を感じて泣いてしまうことも十分に考えられます。こういったときは、斎場の中で泣き止ませることは困難です。周りの方や赤ちゃんはもちろん、ママ自身のためにも退席して落ち着かせるほうがよいです。大人だって葬儀の雰囲気は重く感じますものね。

控室や外に出て、赤ちゃんだけでなくママ自身も落ち着きを取り戻せるような環境を準備しておくと安心ですね。

赤ちゃんの服装は落ち着いた色合いで

赤ちゃん用の喪服というものはありませんので、普段着のシンプルな洋服を着用させましょう。黒色やグレー、白色などの落ち着いた色の洋服であれば全身黒色でなくても大丈夫です。

しかし、色は落ち着いていても、フリルが多用されているデザインやキャラクターものの洋服はふさわしくありません。また、フォーマルでなくても大丈夫といえど、あまりにもカジュアルに見えてしまうデザインも注意が必要です。

赤ちゃんはすぐに大きくなってしまうし、葬儀用に改めて買うのは不経済…と思われるかもしれませんが、黒のTシャツにグレーのズボンなど普段使いしやすいシンプルな洋服であれば、葬儀以外でも着ることができますので無駄になりませんよ。

まとめ

親しい方の訃報は、誰しも精神的ショックが大きいものです。しかし赤ちゃんがいると悲しみに暮れることができず、心のバランスを崩してしまうこともあります。葬儀とは別れの儀式だけでなく、残された人たちの心の整理の場でもあります。

最後の挨拶をしたいけれど、体力も戻っていないし遺族に迷惑をかけたくない…。そんなときには弔電を送ったり、ご焼香だけさせていただいたりする方法もあります。ママや赤ちゃんの体調などが1番大事ですが、心の整理をするためにも可能な範囲で周りの方に協力してもらえるとよいですね。
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