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妊婦にとって水分は重要!必要な理由と適切な補給のタイミング

妊婦にとって水分は重要!必要な理由と適切な補給のタイミング

水分補給のタイミングと飲み物について

体を動かす前と後は積極的に

喉が渇いたと感じたら、体がすでに脱水気味であると認識しましょう。そのため、渇きを感じる前に意識して水分を摂ることが大切です。

妊娠して安定期に入ると、安産を目指して運動に取り組むママは多いですね。運動をする場合は、特に積極的に水分を補給することが大切です。運動をする前と後に水分補給をしておくと、脱水症状が起こりにくくなるとされています。

また、入浴中や就寝中も水分は失われやすいので、入浴の前後や就寝前、起床時に意識的に水分補給をしましょう。

なお、初めの方で、妊娠中は1日に2L程度の水分が必要であると説明しましたが、一度に大量に水を飲むのではなく、こまめに水分を補給して2Lを目指すことの方が、効果的な水分補給といえます。

ミネラルウォーターは栄養の摂取もできる

ジュースなどの清涼飲料水は糖分が多く含まれますし、コーヒーや緑茶などは高カフェイン質なので、妊娠中の水分補給としてはミネラルウォーターがおすすめです。カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が含まれているため、水分だけでなく栄養の摂取もできますよ。

ミネラルウォーターは、ミネラルの含有量によって「軟水」と「硬水」の種類に分けられます。軟水の方が口当たりが柔らかで飲みやすく、内臓への負担も少なめです。妊婦の水分補給にぴったりといえます。

一方、硬水はミネラルの含有量が多いため、しっかりとした飲み応えが特徴です。適度に腸を刺激するので、便秘が気になるときに、1日当たりコップ1杯を目安に摂取するとよいでしょう。

常温もしくは温かい飲み物で冷え防止に

飲み物は、ホットよりもアイスが好みだというママもいるでしょう。特に、気温が上がる季節には冷たい飲み物が欲しくなります。が、妊娠中の水分補給には、常温、もしくは温かい飲み物を選ぶようにしましょう。

冷たい飲み物を飲んで体を冷やすことは、妊娠中の体にはよくないとされています。冷たい飲み物によって体温が下がると、体内の血液循環が低下し胎児に栄養が届きにくくなるとされているためです。

また、妊娠中はホルモンバランスの変化などによる影響で、冷えを感じやすくなるママも多いようです。体が冷えると、お腹が張りやすくなったり足がむくみやすくなったりということも起こるので、妊娠中は、常温か温かい飲み物を飲んで冷えを予防しましょう。

まとめ

ママの体は妊娠すると、妊娠前に比べて体温が高い状態が続き汗をかきやすくなるので、体から水分が失われやすくなります。

また、赤ちゃんへ栄養や酸素を運ぶために血液量を増やしたり、さらには羊水を確保したりする必要も出てきます。これらの理由から、妊娠中は意識的に水分を補給することが大切なのです。

水分補給が不十分であると、脱水症状が起きて羊水が不足するだけでなく、血栓ができるリスクや便秘になる可能性が高まります。妊娠中はこまめな水分補給を心掛けたいですね。
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