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予定日を計算して出産するには?家計や育児の負担から考える家族計画

予定日を計算して出産するには?家計や育児の負担から考える家族計画

医療費無料期間が一番短いのは3月生まれ

住んでいる自治体で違ってくると思いますが、おおよその自治体で子どもの医療費は無料や一部のみ負担になっていると思います。「3歳までは医療費無料」「小学校にいくまで医療費無料」などがありますよね。

医療費無料期間はある歳になる年度末までと決まっているところがほとんどですから、3月生まれは規定の年齢になったらすぐに無料化が終了することになります。例えば3歳まで医療費無料であれば、4月生まれの子は3歳11カ月まで適用されますが、3月生まれの子は3歳になったらすぐに年度末を迎えますから、無料化がすぐに終わってしまいます。

4月生まれと比較すると、補助を受けられる期間が約1年も違ってくるのです。ママとしては医療費無料期間が長いとうれしいですよね。

10~3月生まれは保育所探しが大変に

働いているママにとって、保育所探しは妊娠する前から準備が必要な重要なことになります。保育所に預けられなくては、仕事復帰も難しくなりますから必死ですよね。

保育所には認可園と認可外の園があります。認可園は子どもを預ける年齢が決まっており、産休明けの生後57日以降に預けられるところが多いと思いますが、早生まれの子どもの場合、4月の時点で預けられる年齢に達していない場合が多くなります。

おおよその自治体で11~1月に保育所の申し込みをするところが多いですから、その時点で生まれていない場合は、申し込みすらできません。認可外の保育園は預けられる年齢が早いところもありますが、料金が高いですし、預けるか迷うところですね。

出産する季節で育児の負担はどう変わる?

過ごしやすい気温の春と秋生まれ

子どもに関するお金のことを考えるのではなく、子どもを育てやすい時期に産みたいと考えているママもいると思います。日本には四季があり、生まれた季節で過ごしやすさも違ってきます。

過ごしやすい気温の季節は春と秋ですよね。夏のように暑ければ、脱水状態にならないか、日焼けやあせもが心配になるかもしれませんし、冬のように寒ければ風邪をひかないか不安になるでしょう。

子どもが生まれてママの体も本調子ではないですから、過ごしやすい気温で心配することが少なく育児に集中できるのは楽ですよね。お世話で大変な入浴や夜間の授乳もしやすいですよ。

それぞれの季節で特徴があり、ママも赤ちゃんも過ごしやすい春と秋生まれは人気があるのかもしれませんね。

着替えやお洗濯が楽になる夏生まれ

夏は暑い日が続きますので、冷房をうまく使って赤ちゃんにとって適温の部屋で過ごす必要があります。汗をかきやすい赤ちゃんですから、脱水状態になるのも気をつけたいですね。

赤ちゃんは汗をよくかきますし、よだれや飲みこぼれ、おしっこ漏れなどで服を汚すことも多く、着替えも多くなります。夏は赤ちゃんが着る服も枚数が少ないですし、洗濯するものが増えたとしてもほかの季節よりも少ない量ですし、洗ったものを干したらすぐに乾くのも助かります。

入浴しても風邪をひかせないようにと気にすることも少なくて済みます。あせもができないように保湿をして、外に出るときは日焼け止めを塗って日よけしましょう。夏生まれもメリットとデメリットがあるわけですね。

寒くて体調管理が難しい冬生まれ

冬は寒くなりますので、赤ちゃんが体調を崩さないように部屋の温度も適温に保ち、湿度も保ちながら環境を設定することが必要になります。服は重ね着をすることで保温性を高め、体温調節ができない赤ちゃんに代わって、ママが温度調節することも大切ですよ。

入浴も湯冷めしないように、便利グッズを使うことや部屋を暖めるなどして工夫しましょう。ママも湯冷めして風邪をひいたら大変ですから、バスローブを使うなどして素早く対応する必要がありますね。

冬は風邪やインフルエンザも流行します。人込みにいくと病気がうつるかもしれませんから、人込みに行かないように行動範囲を気にする必要があります。

出産する季節によって気にかけることや育児の負担が違ってきますね。

兄弟の年齢差で家計や育児の負担は?

年齢が近いと育児の負担が集中する

子どもを2~3人は欲しいと考えているママやパパは、兄弟の年齢差をどうしようか考えることもあると思います。願っているとおりになるとは限りませんが、各家庭の事情によって考えてみるとよいかもしれません。

まず、年齢が近い兄弟の場合、子どもに手のかかる時期が短期間で済みます。兄弟も年齢が近いと興味をもつことも似てきますし、一緒に遊んでくれるので育児の負担は軽くなるでしょう。

ただし、高校や大学入学の時期が近くなりお金のかかる時期が重なりますから、その時期の経済的負担は大きくなります。育児の負担を集中させることで、その後はママが仕事に集中して経済的負担に対応することもできます。どのようなライフプランを立てるかで考えてもよいでしょう。

年齢が離れていると家計の負担を分散できる

兄弟の年齢が4歳以上離れていると、1人目の育児が一段落したところで、次の子が生まれてくるわけです。1人目の子も、ある程度状況が理解できる年齢になっていますから、2人目の面倒をみてくれるかもしれません。

兄弟の興味や関心も違ってきますから、ケンカになることも少ないかもしれません。4歳以上年齢が離れていると学校の入学や卒業が重なりませんから、お金がかかる時期が重ならず経済的な負担を分散することができます。

ただし、ママは育児をする期間が長く続くことになりますから、長期間負担がかかるかもしれませんね。1人目の育児中と比較して、ママやパパも歳をとり体力も落ちているでしょうから、体力的にもしんどくなるでしょう。

1人目との学年差を計算する方法

ママやパパがどのような兄弟関係を築いてほしいかで、理想的な学年差がわかります。どの年齢差もメリットとデメリットがありますから、何を一番大切にしたいかで考えてみるとよいですね。

理想的な学年差を決めたら、希望どおりの学年差にするために、いつ子作りをしたらよいかを計算してみましょう。

例えば、2歳の学年差を希望している場合、1人目が4~7月上旬生まれとすると、1歳の7月中旬~2歳の7月上旬の間に2人目を妊娠できるようにします。7月下旬~3月生まれだった場合は、0歳の7月中旬~1歳の7月上旬までに妊娠するのがよいということになります。

1人目が4~6月生まれで、ママがすぐに2人目を妊娠したら同学年になってしまうこともありますから、注意してくださいね。
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