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予定日を計算して出産するには?家計や育児の負担から考える家族計画

予定日を計算して出産するには?家計や育児の負担から考える家族計画

年が近い1~3歳差のメリットとデメリット

お下がりや兄弟割引が使えて経済的

兄弟の年齢差が近い場合のメリットとしては、子育ての時期が重なりますから1人目に使った育児用品や服などは2人目にも使えるということがあります。改めて購入するとなると経済的にも大変ですし、収納スペースにも困るでしょう。一定の期間で必要なものを継続して使えるわけですから、ママやパパも楽ですね。

また、保育園や幼稚園の中には、兄弟で同じ時期に在園する場合、2人目の入園金が半額になったり、無料になったりと割引制度があります。園の中には、兄弟で同時在園すると年度末に一部のお金を返金してくれるところもあります。

経済的に楽になる分、その時期に貯蓄をして子どもが成長してからかかってくる教育費に回すことを考えてもよいですね。

手のかかる時期が重なって育児負担が大きい

子どもの歳が近いと育児が一段落する前に、また同じことを繰り返して育児をすることになりますから、育児の負担が一時期に集中することになります。

もし年子であれば、2人目を妊娠して体調が不安定なときに、1人目を抱っこすることや育児をすることになりますし、2人目が生まれてからは1人目をおんぶして2人目は抱っこ、などということもあるかもしれません。

2歳差になると、1人目がイヤイヤ期にさしかかります。つわりで体調が思わしくないときにイヤイヤ期の子どもの相手をするのも大変です。2人目が生まれることで1人目が赤ちゃん返りをして、一度できていたことができなくなるということも珍しくはないので、ママもゆっくりする時間はないかもしれません。

お祝い行事や進学などが連続で資金面が大変

子どもが生まれるとお宮参り、七五三、入園式、卒園式、入学式などとお祝い行事が節目にあります。そのたびにいろいろと準備することがありますので、ママやパパは資金も時間も大変ですね。

お金もかかりますから、1人目の行事が終わった途端にすぐに2人目の行事が巡ってくることになり、常に資金を工面する必要があります。子どもが小さいうちはかかるお金もそれほど多くはありませんが、高校や大学に進学するとなるとかかる教育費は桁が違ってきますね。

子どもの教育費の資金を工面する期間が短いですから、かなり計画的に資金を貯める必要がありそうです。ライフプランを立てて、いつどのくらいの資金が必要になるのか、早めに貯蓄していくようにしましょう・

4歳以上離れたときのメリットとデメリット

行事が重ならず教育費が準備しやすい

今度は歳の離れている兄弟の場合を考えてみましょう。4歳以上年齢が離れていると、行事が重なることはほとんどありません。高校入学や大学入学で1人目に教育費が必要になったとしても、2人目の資金を用意するまでに時間がありますから、その間に貯蓄すればよいので安心です。

教育費はママやパパもお金をかけてあげたいと思うでしょうから、計画的に子どもが小さいうちから貯蓄しておきたいですね。兄弟の年齢が離れていることで、1人目に教育費をかけすぎて、2人目には我慢してもらったなどということが起きにくいのも安心です。

子どもにかかる出費が分散されることで、1人ずつにきちんとお金をかけられますね。子どもにはできるだけ平等に対応したいものです。

喧嘩も少なく2人目のお世話が楽に

兄弟で年齢の差があると、興味のあるものが違ってきます。年齢が近くて興味のあることが同じだとおもちゃを取り合ってけんかすることもあるでしょうが、年齢差があれば興味のあるものが違いますからケンカにもなりにくいのです。

また、1人目は2人目を小さい子だと認識して対応してくれますから、面倒をみてくれるようになるでしょう。5歳以上の年齢差があれば、1人目は単純に2人目が可愛いと思ってくれるでしょうから、安心です。

ママも1人目に手がかからなくなる分、兄弟はいても2人目に手厚く集中して子育てができそうです。歳が離れれば離れるほど1人っ子が2人いるという感覚になり、2人目のお世話が楽になってく
るといえるでしょう。

子ども用品の買い替えが必要で出費がかさむ

子どもの年齢が近いと使っている育児用品も、そのまま継続して使うことができますが、年々変化している育児用品は4年以上経つと機能が悪かったり、形が古かったりで使うことができないかもしれません。服に関しても古臭さを感じれば着せたくなくなるでしょう。

ママが恥ずかしくないように、楽に育児ができるようにと買い替えをすることにしたら、出費がかさみますね。また、1人目のときはよいといわれていたものが、2人目ではやめた方がよいといわれるようになることもありますから、そのときどきで必要で揃えるものが違ってくることもあります。

歳が離れていれば離れているほど、1人っ子のようにそのときどきで必要なものを用意することになったら経済的にも大変ですね。

出産日を予測計算するうえでの注意点

出産予定日がずれることも考えておこう

妊婦健診を初めて受けたときに出産予定日を教えてもらい、その予定日を中心にして出産の準備を始めているママがほとんどだと思います。産科医にいわれた出産予定日に生まれると信じて過ごしているママも多くいるでしょう。

しかし、予定日はあくまでも予定日ですから生まれてくる日がずれることもあります。初めての出産では予定日より遅くなるといわれ、二度目以降の出産では予定日よりも早くなるともいわれています。

予定日どおりに生まれてくる子どもは、全体の2%程というデータもあるようですから、妊娠37週目以降から41週までの正期産の時期に生まれるだろうと思っておくぐらいがちょうどよいかもしれませんね。予定日はあくまでも目安としておきましょう。
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