2歳児でも嘘をつく?子どもの気持ちを理解した対応をしよう
2歳児をもつママの中には、子供が嘘をつくようになって困っているという人も多いのではないでしょうか?嘘をつくのは障がいがあるからではないかと心配になるママもいるかもしれません。この記事では、2歳児が嘘をつく原因や嘘の種類、子どもの心理や障がいについて説明していきます。
2歳児が嘘をつく原因や嘘の種類について
嘘をつく原因は成長の証?
よい子どもに育てたいとの想いが強いと、しつけも気づかないうちに厳しくなってしまいます。子どもはママの気持ちにとても敏感で、甘えたい気持ちやほめられたい想いから嘘をついてしまうことがあります。
子どもが嘘をついたからといって、すぐにきつく叱るのはよくありません。まずは、嘘をつけるくらい成長したという事実を受け止めることが大切です。そして、嘘をつく理由を理解したうえで、嘘をつくことはいけないことだと教えるようにしましょう。
子どもの嘘にも種類がある
次に、子どもが嫌いな人に対してつく嘘です。子どもにとって不快で悪いことをしてくる人を遠ざけるために嘘をつくことがあります。反対に、好きな人に対してもっと自分に近づいてほしいとの想いから「みんなが欲しがるものを持っている、知っている」などの嘘をつくこともあります。
その他に、自分を守るための嘘をつくことや、家族のことを想う優しい気持ちから嘘をついてしまうこともあるのです。
子どものその涙、実は嘘かも?!
そのため子どもに悪気はなくても、嘘泣きをしてしまうこともあります。涙が出るときもあるし、声だけ「あーあー」と大きく泣いて、よく見ると涙が出ていないときもあるかもしれません。
嘘泣きをするには、かまってほしい、心配してほしいなど誰かに伝えたい気持ちがある場合がほとんどです。そんなときは、子どもの気持ちを理解し、寄り添ってあげることが大切です。泣かなくても大丈夫だよと声をかけてあげると落ち着くでしょう。
子どもが嘘をつくのは何故?子育て中のママを悩ます嘘との向き合い方 - teniteo[テニテオ]
子どもは、誰に教えられるわけでもなく、気がつけば嘘をつくようになっています。ショックを受けるママもいるかもしれません。でも嘘をつくのは成長のしるしでもありますし、心配しなくてよい嘘もあります。子どもが嘘をつく原因や、向き合い方を考えてみましょう。
2歳で嘘が多い。障害と不安に思わないで
"嘘をつく=発達障害”ではありません
そのため、「こうなってほしい」と夢のようなことを、現実として話してしまうこともあります。たとえば、犬を飼いたいと思っている子なら、「わたしのおうちに、ワンちゃんがいるのよ」といってしまうことがあります。
子どもは嘘をついているという感覚ではなく、家には犬のぬいぐるみやグッズがあるので、そのことを「ワンちゃんがいる」と表現したり「本物のワンちゃんがきてくれたらたのしいな」と想像しているうちに言葉として口から出てしまったりするのです。
2歳児で虚言癖は病気…ではないのです
たとえば、子どもへの期待が大きすぎるということはありませんか?思いやりがあって、いつも聞き分けのいいお利口さんなど、子どもに完ぺきを求めてしまうと、子どもがダメな自分を出せなくなることもあります。
大好きなパパやママにほめてもらいたい、喜んでもらいたいと思うあまり、嘘をついて自分を「よい子」としてみせてしまうのです。このような場合は、子どもも悩んでいるサインです。子どもに、ありのままの姿を愛していると伝えてみましょう。
障害と決めつけず、安心を
また、家族や周りの大人のまねをして嘘をついてしまうこともあります。子どもは何でもまねをしたがるものです。ママがパパに嘘をつく、または親が子どもに嘘をついていると、嘘をつくのが当たり前で育ち、気づかないうちに嘘をいってしまうことがあります。
嘘をつくのはいけないと伝え、周りの大人も気をつけるようにしましょう。