共働きなら駅近の住宅がベスト?メリット、デメリットと選ぶポイント
共働きをしながら子育てをするのは忙しいですよね。家事や育児にかけられる時間が限られてしまいます。そのため最近は通勤や買い物に便利な、駅近に住む共働き家庭が増えてきています。駅近に住みながら子育てをするメリットや、デメリットをお伝えしますので、住居選びの参考にしてくださいね!
共働き家庭が駅近住宅に住むメリットとは
通勤時間が短くなり雨の日も安心
車やバスを利用するときは、交通事情を考えて、時間に余裕を持って出勤しなくてはいけません。共働き家庭は忙しいので、少しでも長く家にいたいですよね。
駅近に住むと通勤時間が短縮できるので、子どもと遊んだり、洗濯や掃除などの家事をしたりする時間が持てるようになるでしょう。
駅近住宅に住むと、自宅と駅が近いので屋根のない距離が短く、雨の日の移動も安心です。子どもを抱っこして傘をさしたり、ベビーカーにレインカバーをかけて移動したりできるので便利です。
周辺にお店が充実していることが多い
共働き家庭は買い物に行く時間が取りづらいので、家の近くにお店があると嬉しいですね。帰宅途中に買い物を済ませたり、夕食後に散歩がてら必要なものを買いに出かけたりすることもできるでしょう。
休日に買いだめをしておいても、平日に子どものおむつやミルクがなくなることもあるでしょう。急な発熱時などにも、食べやすいものや飲み物、薬を買いに行くことができるので助かります。
駅近に住むと家の近くにお店があるので、急ぐときに目当てのものを購入することができて便利です。
交番や街灯が多く安全性にすぐれている
駅の近くはお店の明かりもありますし、街灯がついている場合が多いので、遅い時間に帰宅するのも安心感があります。
物件を見に行くときは、周辺の明るさもチェックしておきましょう。冬は暗くなるのも早いので、夕方に帰宅する場合でも、街灯の場所などを確認しておいた方が無難です。
また、駅の周辺には交番がある場合も多いものです。困ったときの相談や、緊急の場合には駆け込むことができるので安心ですね。
駅近に住むと買い物などの便利な面だけでなく、安全面から考えてもメリットが多いといえるでしょう。
共働き家庭が駅近住宅に住むデメリットとは
騒音に悩まされる可能性がある
飲食店が近ければすぐに利用できるので便利だという面もあるのですが、深夜まで酔った人の声がして気になる場合もあるかもしれません。
赤ちゃんを寝かしつけたくても、騒音や人の声で寝付いてくれないこともあるでしょう。寝たと思っても、音で起こされてしまい機嫌が悪くなると困ってしまいますね。
共働きのパパやママは休日の朝、ゆっくり寝ていたいと思っても電車の音などで起こされてしまう可能性もあります。また駅近は排気ガスで部屋に汚れがたまりやすいことや、洗濯物をどこに干すかなどの問題も出てくるようです。
庭や部屋の広さに妥協が必要になる
子どもが小さいときは庭があれば、いつでも外遊びができるので便利なものです。自宅に庭がない場合は、わざわざ公園などへ遊びに行かなければいけないというデメリットがあります。
自宅なら家事をしながら遊びを見守ることができますが、公園へ行くと家事が進まないというのもデメリットの一つです。
駅近に住むときは、部屋が狭くなることも覚悟しておいた方がよいでしょう。部屋数が少なく、夫婦の寝室や子ども部屋が取れないこともあります。
子どもにお金がかかることも考えて、物件を選ぶことが大切です。便利さと広さなどの優先順位を考えましょう。
周辺の環境が変わりやすい
住み始めたときは日当たりがよく、よい物件だと思っていても、近くに広い土地があると大きなマンションが建つ可能性があります。住宅地でも再開発が予定されている地域もあるので、注意しておきましょう。
高い建物が立つ予定があれば、その土地がどの方角にあるのか調べるとよいですよ。
東側は、朝日が遮られるので午前中に暗くなることが考えられます。南側なら日中、洗濯物が乾きにくくなるでしょう。
西側はきつい西日を遮ってくれるので一概に悪いとはいえません。季節によって太陽の角度が変わり、日陰になる場所が変わるので、それも考慮して日の当たり方を調べておくとよいですよ。
駅近か郊外かを選ぶときのポイント
駅だけでなく保育園との距離も視野に入れて
自宅から保育園までの道のりが遠ければ送迎に時間がかかり、せっかく駅の近くに住んでいても交通渋滞に巻き込まれてしまう可能性があります。
自宅から保育園が近ければ、子どもを送って一度家に帰ることができます。仕事に行く準備があとでできるので、子どもと同時に職場へ出かけるよりは気楽に保育園に送ることができるでしょう。
仕事が終わってからも、自宅に寄ったあとで子どもを迎えに行くことができて便利です。