子どもにとって親戚がいないと困る?いない場合の子育てのポイント
親戚の多い家族は、盆正月で帰省すると、兄弟姉妹、その子どもたちが集まりとても賑やかですね。子どもたちは、いとこ同士で楽べるのを楽しみにしています。でも親戚が少ない家族や、親戚付き合いがない家族もあります。ここでは、親戚がいないと本当に困るのか、いない場合の子育てのポイントなどを考えてみます。
親戚がいない場合子どもと親へのデメリット
家族以外との関わりが少なくなる
困ったときには、親戚に相談する人もいますね。デリケートな内容の問題なら、特に親戚を頼りたいようです。よく知っている相手ですし、親身になって話を聞いてくれると思えるので、相談しやすいのですよね。
親戚がいないと、ほかの家族と大勢で一緒に過ごしたり、子ども同士を遊ばせる機会も、親戚がいる家族に比べると少ないです。盆正月も、家族だけで過ごすこともあり、いつもと同じ日のように感じます。
お年玉などの小遣いがもらえない
親戚の間では、お金だけでなく物も自然に流れます。年上の子から年下の子へと、成長して着られなくなった服やおもちゃなどが、次々と引き継がれていきます。とても経済的ですし、物をまわすことで親戚の絆も強まります。使えなくなった物をまわせるので、たんすの整頓もできていいですよ。
将来の冠婚葬祭のときに困る
また、将来結婚するときに、親族がいないと、親族席に座る人がおらずさみしく思う人もいるそうです。結婚相手に親族が多い場合は、親族席に座る人数が違いすぎて気を使うこともあるとか。人によっては、親族が少ないと何か問題がある家柄ではないかと、相手の参列者から勘ぐりされるのを心配することもあるそうです。
親戚がいない場合子どもと親へのメリット
親戚付き合いの煩わしさがないので気楽
ときには親族の付き合いが煩わしいと思うこともあるでしょう。親族で集まるときには「甥っ子・姪っ子のお土産は何にしようか」、お年玉をあげるときは「いくら包めばいいだろう」と、何かにつけて悩みます。
比較の対象になることもあります。「いとこの〇〇くんは、小学校を受験したんだって」や「○○ちゃんは足が速いね」という何気ない会話でも、同じ血筋の人間なのに、うちはどうして違うのだろうと気にしてしまうことも。親戚がいないと、こういう煩わしさがないので気楽といえますね。
親戚付き合いの出費を抑えられる
親戚が遠方に住んでいる場合は、会いに行くための交通費などもかかります。車のガソリン代や新幹線代、食事代、もし家に泊まらせてもらえるならよいですが、無理なら自分たちで宿泊代も出さなくてはいけません。家族全員分を出すとなると、年に一度会いに行くのが精いっぱいでしょう。
親族がいないと、親族付き合いの出費が抑えられるので、その分自分たちでお金を使えるということになりますね。
血の繋がりよりも人脈の大切さがわかる
親族がいない家族は、このことわざどおり、血の繋がりだけを頼りにするのではなく、自分で信用のできる人を近くに見つけることが大切だと気がつきやすいです。親戚がいても住まいが遠ければ、急に何か問題が起きたとき、すぐに飛んでくることはできません。近くに、力になってくれそうな友人を作ることが大事なのですよね。
いざというときに助けてくれる友人を作るには、自分も普段から相手のことも助け、お互いが必要とされる関係を築きたいですね。親戚がいなくても、親身になってくれる相手がいればとても心強いですね。