島根で子育てしたい人が増えている!人気の理由やお出かけスポット
自然が豊かで落ち着いたイメージのある島根県。子育てにも恵まれた環境で、移住先として近年人気が急上昇しています。子育て世代に人気なのはどういった理由から?自治体からはどんな支援があるの?子どもと一緒に遊べるスポットはどんなところがある?この記事ではそういった疑問にお答えします。
島根県が子育て世代に人気が高い理由
自然災害や犯罪が少なく安全
いつどこで大きな災害があるかはわからない時代ではありますが、島根県は、昔から地震や水害などの自然災害が比較的少ない県といわれています。出雲大社があることから「神様に守られている場所」といわれることもあるのだそうですよ。
また、全国的に見て、島根県は犯罪の少ない県としても知られています。人口1,000人あたりの犯罪発生件数の少なさは常に全国10位以内にランクインしているそうです。実際の人口も少ないので、犯罪自体の発生数はとても少ないといえそうですね。
昔ながらの近所のつながりが強い地域も多く、周りの見守りの目が効いているのかもしれませんね。
まじめで穏やかな気質の県民が多い
ただ、島根県は東西に長いため、東と西とで少し傾向が異なってくるのだそうです。東部の出雲地方はとくに穏やかで保守的な傾向が強く、西部の石見地方はやや開放的で思い切りがいい傾向にあるといわれることもあります。
方言も異なっており、ゆっくりとしたズーズー弁の出雲弁と、やや早口ではっきりとした石見弁とのイントネーションの違いからそういった印象をうけるのかもしれませんね。
自然が豊富で食べ物もおいしい
街のスーパーでも地元で採れた新鮮な魚や野菜・米などが安く手に入りやすいです。また、県内各所にある道の駅やイベントなどでも地元の新鮮な農産物・海産物が手に入ります。
島根の日本海沿岸では、野生のイルカが目撃されることがあるそうです。海辺で磯遊びをしたり、潮干狩りや釣りなどを楽しむこともできますね。夏は海水浴やキャンプ、冬には雪遊びやスキーなど、季節ごとの遊びも自然の中でめいっぱい楽しむことができますよ。
子育て世代にとって、自然に触れあえる機会が多いのはとても嬉しいことですよね。季節ごとの旬の食材が手に入りやすく、子どもの食育にもいい環境です。
子育て世代に特におすすめの島根の市町村
医療費も保育料も免除【島根県邑南町】
施策の目玉は「中学卒業までの医療費負担無料」と「第2子以降の保育料の全額免除」。町内の公立病院には小児科や産婦人科があり、24時間365日の救急医療体制が整っていることも安心のポイントです。
「A級グルメのまち」として地域のブランド化も図り、若い世代に魅力的な取り組みも行われているそうです。移住希望者には就労や住居などのあっせんを行っており、移住を考える子育て世代に人気の町となっています。
病児、病後保育料の免除【島根県出雲市】
そんな働くママにとって嬉しい支援が、病児・病後児保育室の利用料の免除。世帯の状況により、全額もしくは半額が免除になるのだそうですよ。
そのほか、出雲市内の市立幼稚園のうち、ほとんどの園で預かり保育を実施していることも、ママが働きやすい環境の助けになっているといえそうです。
出雲市では3~4世代で暮らしている家庭も多く、おじいちゃん・おばあちゃんの助けを借りることもできるので、子育て世代に暮らしやすい町となっていることがうかがえます。
住まいへの手厚い支援【島根県松江市】
子どもの有無や夫婦の年齢など、一定の条件を満たした子育て世帯が、補助金の対象となる分譲地に新たに家を建てた場合、市外からの転入者は1,500,000円、市内からの転居者は1,000,000円の補助金を受け取れるのだそう。
そのほか、島根県木材協会による「木の家ですくすく子育て応援」で、県産木材や地元の名産である石州瓦を用いた家を建てた場合に、別途補助金が受け取れます。そろそろ家を構えたいと考えているパパママにとって嬉しい制度ですね。
子どもと行きたい!島根のお出かけスポット
滑り台やバッテリーカーに興奮!北公園
充実した遊具のほか、バッテリーカーや電車に乗れるミニ遊園地などがあり、週末には池でペダルボートなどにも乗れます。SLも展示されており小さな子ども連れでいつもにぎわっています。
遊具広場は二つあり、その間をつなぐ小路や橋のある広場を散策しても楽しいですよ。比較的新しい、ミニ遊園地に近いほうの大型遊具の長い滑り台はスピード感満点で、園児年代に大人気。
遊具はさまざまな年齢が楽しめるよう挑戦しがいのある作りになっているので、小さな子どもだけでなく、少し大きくなった子どもでも飽きずに楽しめるスポットです。