子連れでコンサートへ行こう!音楽が与える影響や会場での注意点
子どもがぐずり始めたら速やかに退場する
パンフレットにも「多少の泣き声はお互いさま」や「広い心でお願いします」などの記載があるので、少し泣き出してもすぐに退場しなくてもよいかもしれませんね。
しかし、大ホールでおこなわれる全席指定席のコンサートなどは注意が必要です。パンフレットにも「お子さまが泣いてしまったら、ご遠慮なく後方におまわりください」などの記載がある場合は速やかに退場するほうが好ましいでしょう。
トイレは始まる前に行っておこう
事前に済ませておいたのに行きたくなったら仕方のないことですが、周りの人への配慮として、必ずトイレへ行っておくことは忘れないようにしましょう。コンサートホールのトイレは混みあうことがあるため、駅やコンビニなどで済ませておくとよいかもしれませんよ。
また、座席選びもポイントです。子どもがぐずったり、トイレに行きたくなったりすることを考えて、あらかじめ出口に近い座席を選ぶとよいでしょう。おむつをしている赤ちゃんは、おむつチェックも忘れずにしておきたいですね。
子どもから目を離さない
コンサート会場は演奏が始まる前から照明を落としている場合が多く、人気のコンサートだと大勢の観客でにぎわいます。座席への移動やトイレへ行くときなどは、子どもが1人で勝手に移動しないように手をつなぎましょう。
万が一の場合に備えて、迷子対策もしておくのも重要です。混雑しているなかでも見つけやすい服を着せたり、子どもの名前と親の名前や連絡先を書いた名札などをもたせたりなど、対策してみてくださいね。
子どもがコンサートをより楽しめるように
お家でもクラシックを聴く
せっかくコンサートに行くのですから、あらかじめお家でもクラシックを聴いておきましょう。日頃からクラシック音楽にふれていると「この曲聴いたことある」「お家でいつも聴いている」と、楽器の音に驚かず興味を持ってコンサートを楽しんでくれますよ。
聴き慣れていない音楽を長時間聴き続けるのは、誰でも苦痛に感じるものです。子どもがクラシックに興味が持てるように、お家でも聴いて過ごしましょう。
音楽系の習い事を始める
音楽系の習い事をしていると、「上手に演奏する人を見てみたい」「プロの演奏を聴いてみたい」とコンサートにも自然と興味を持てそうですよね。音楽系の習い事は習得にかなりの時間がかかりますが、先ほどご紹介したように脳や運動能力の発達などによい影響があるので、始めてみるのもよいかもしれませんよ。
パパやママも楽器を弾けるのであれば、子どもと一緒にコンサートや演奏を楽しめてよいですね。
無料のコンサートに行ってみる
無料のイベントだと、子どもの体調やご機嫌によっては行くのを止めることもできますよね。無料のコンサートで楽しめるようになってきてから、本格的なコンサートに行くと楽器の音や雰囲気に驚かずに子どもも楽しめるかもしれません。
ネットや地域の情報誌などに無料のコンサート情報が載っているので、近くでおこなわれるイベント情報をゲットしましょう。無料のコンサートでも、静かに聴く、走り回らないなど、マナーを守ることが大切ですよ。
まとめ
「途中で泣いてしまったり、騒いでしまったらどうしよう」と不安な気持ちも分かりますが、子どもに合ったコンサートを選ぶことや、周りへの配慮を忘れなければ楽しい時間を過ごせるでしょう。お家でも音楽にふれる時間をつくって、コンサートを楽しめるとよいですね。