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東京での子育て事情を知ろう!治安状況や支援制度、保活について紹介

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独自の支援制度も!埼玉県の子育て支援

埼玉県でも、医療費助成枠の拡大など経済的サポートが充実しているのに加えて、自治体ごとにユニークな支援をしているところが数多くあります。

朝霞市では、21歳以下のママを対象に『若いママのつどい』を実施していたり、富士見市では毎月イベントを開催していたりと、子育てママたちの交流の場を大切にしています。

また、草加市や川越市ではおむつ替えや授乳ができる場所を多く設置することで、乳幼児とのお出かけをサポートしています。和光市では、市内すべての認可保育園で延長、一時預かり、休日、病児後保育を実施しています。働くママには嬉しい支援ですね。

ほかにも、訪問による育児相談をおこなっていたり、市民から子育て支援事業を公募したりと、独自の支援制度が充実しています。

財政力が武器!神奈川県の子育て支援

神奈川県には政令都市が三つもあり、全国最多です。そんな膨大な人口を抱えた神奈川県でも、子育てしやすい街を目指して各自治体で様々な支援が行われています。

財政力が全国トップクラスの厚木市は、第2子以降であれば、紙おむつやおしりふきが支給されたり、チャイルドシートを貸し出してもらえたりと経済的支援が手厚くなっています。横須賀市では、子育てに関する悩みを電話で相談できるサービス『子育てホットライン』を24時間、365日体制で開設しています。

川崎市や座間市では、子どもの送迎や預かりなど、育児のサポートをしてもらえる「ファミリー・サポート事業」を実施。面積や人口も多い横浜市では、小児医療における救急医療の充実に力を入れています。

共働き世帯注目!各地域の「保活」事情

出産前から活動必須?23区での保活

都内では待機児童が多く、全国でも激戦区であるとされていますが、それも自治体によって変わってきます。

入園決定率で比べてみると、高いところでは豊島区が90%以上、次いで北区では84%となっていますが、低いところでは、港区が50%未満と差があるのです。入園決定率の低いところでは、妊娠中から保活を始めるママもいるのだとか。

最も入りやすかった豊島区は、毎年数園ずつ保育園を増やしているのに対し、最も入りにくいとされている港区はほとんど保育園を増やすことができていないそうです。都心部では、保育園の用地を確保することが難しく、保育士不足のため受け入れ人数を増やすことができない状況です。

今後も地域によっては、保育園不足が続くのではといわれています。

町村部では待機児童ゼロ!埼玉県での保活

都内にくらべると、保育園へ入園しやすいように思われがちな埼玉県ですが、やはり人口の多いさいたま市や川口市、所沢市、川越市などは待機児童数が多いようです。

近年、人口増加が著しい戸田市や朝霞市も、共働きの世帯が増えているため、ワーストランキングに入ってしまっています。ところが、秩父市をはじめ羽生市や桶川市など、都内から少し離れた市や、町村部では待機児童はゼロ。保育園が充実しているというよりは、人口が少ないためにこのような結果となっています。

埼玉県では2016年には保育所の受け入れ人数を6,000人以上増やしており、それ以降も小規模保育園を増やすなどして、受け入れ枠の拡大に力を入れています。

人気地区は狭き門!神奈川県での保活

神奈川県では、保留児童の人数を見ていきたいと思います。保留児童とは、育休の延長や特定の保育園のみ希望している人、認可保育園を希望しているがやむを得ず認可外保育園で空きを待っている人などのことで、待機児童にはカウントされません。

都心に近く人気の高い横浜市では、人口も多いため保留児童も毎年3,000人前後と多くなっています。また、近年武蔵小杉駅前にタワーマンションの開発が相次ぎ、子育て世代が急増した川崎市でも保留児童は3,000人近くになっており、人気地区での保活が厳しくなっているようです。

そのため保育園の待機児童解消を含め、保育環境の整備が各自治体で課題となっており、受け入れ枠の拡大や私立幼稚園の預かり保育の充実などが各自治体で進められています。

子育ての必須項目?気になる公園事情

23区は意外と数が多い!

気軽に遊びに行ける公園があれば、子どもたちも嬉しいですよね。23区でも、公園がたくさんあります。

一番多い練馬区では、大小あわせて687カ所もの公園があるんです。その中には都立石神井公園や光が丘公園など大きな公園もあり、子どもたちは一日使って遊ぶことができます。ほかにも、新宿区の新宿御苑や渋谷区の代々木公園など、広大な敷地の公園が数多くあります。もちろん住宅街のなかにも小さな公園がたくさんありますよ。

東京都では、昼間の人口が1,500万人といわれており、いざというときに避難場所や救助の活動拠点などに公園を利用することが想定されています。そのため、子どもたちの遊び場であり、災害時には私たちを守ってくれる公園が多くあるのです。

埼玉県は広さも数も十分!

埼玉県にも大きな公園がいくつもあります。中でも有名なのが、所沢航空記念公園ではないでしょうか。ここは日本で初めて飛行場ができた場所で、園内には約500本の桜の木があったり、実物の飛行機が展示してあったりと、大人も子どもも楽しめます。

国営武蔵丘陵森林公園は全国で初めての国営公園です。東京ドーム約65個分の広さがあり、自然を残しつつも、日本一大きなエアートランポリンやアスレチックコースなど、子どもたちが大好きな遊具がたくさんあります。

ほかにも、童話『ムーミン』の世界を再現したあけぼの子どもの森公園や、園内に漕艇場のある戸田公園など個性的な公園も数多くあります。埼玉県の公園数は4,000カ所を超えており、全国でもトップ10に入るほどの数なんですよ。

神奈川県は大型遊具も豊富!

神奈川県で、県外から来る人も多い大人気の公園が横浜市にあるこどもの国です。ロングすべり台や牧場、夏はプールに冬はスケートも楽しめます。公園内にはミニSLが走っていて、子どもたちに大人気ですよ。

横須賀市にあるソレイユの丘には、大型遊具がありいつも子どもたちでいっぱいです。夏にはじゃぶじゃぶ池が人気で、テレビで紹介されたこともあります。ほかにも、収穫体験やバーベキューなども楽しめるので、家族連れにおすすめです。

大和市のゆとりの森には、とても大きな複合遊具があります。遊具と遊具がつながっているので、どこまでも続く大型遊具に、見守るパパママは追いかけるのが大変なほどです。公園の隣には厚木基地があり、運がよければ飛行機を間近で見ることができます。
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