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乳児が笑う理由はこんな意味が!笑うと出るしゃっくりは大丈夫?

乳児が笑う理由はこんな意味が!笑うと出るしゃっくりは大丈夫?

赤ちゃんがニコッと笑うと、疲れなんて忘れて幸せな気持ちになりますね。でも、生まれたばかりなのに、もう笑えるの?と思うママもいると思います。笑いの発達の流れや特性、笑いとしゃっくりの関係、笑いと発達障害の関係などをまとめました。赤ちゃんが笑う理由を知って、ママとパパも笑顔で育児ができるとよいですね。

赤ちゃんが声を出して笑う時期はいつ?

声を出して笑う時期は生後半年以降

赤ちゃんが声を出して笑ってくれたら、ママもうれしくなりますね。笑い方は少しずつ変化していき、声を出して笑うのは生後半年以降といわれています。

大人のように何か面白いものを見て笑うという笑い方は、まだできませんが、ママが笑いながらあやしてみたり、話しかけながらくすぐったりすると、声を出して笑うことがみられます。視覚はまだ十分に発達していませんから、視覚からの刺激では笑いませんが、視覚以外の触覚や聴覚を刺激すると笑うのです。

笑いのツボは、赤ちゃんそれぞれ違いますので、色々と試してみて赤ちゃんの笑いのツボをさがしてみましょう。赤ちゃんの笑いのツボが分かったら、ぐずったときの対処の方法にも使うことができますよ。

笑い声の発達過程の「クーイング」

赤ちゃんはすぐにしゃべれるわけでなく、少しずつ段階を経てしゃべるようになってきますよね。しゃべるまでの初めの段階に発声することがあります。声を発生できるようになるのは、生後2~3カ月頃に骨格が成長して変化し、咽頭に空間ができるようになってからになります。

この咽頭に空間ができてから、「あー」「うー」などと柔らかな声を出しはじめることを「クーイング」といいます。ただ声を出しているようですが、喃語を発声するまでの練習の声でもあるようです。

咽頭の空間が広がることで、口の中で共鳴させて「クーイング」の音を出せるようになるようです。この「クーイング」の音が次第に「あはは」という笑い声まで変化していくのです。

「あはは」と笑うことは実は少し難しい

赤ちゃんが声を出して笑うときは「あはは」と声を切るようにして笑いますね。長く息を吐くのではなく、息を吐いては喉を閉めて、小刻みに開けたり閉めたりして「断続的に呼気を吐き出す」ということができるようになることが必要になります。これを「呼気の反復」といいます。

この呼気の反復ができるようになるには、足をバタバタとさせてリズムをとり、その動きを元に呼吸の反復に応用させていくのです。5~6カ月になって足の動きが落ち着くと、今度は手をブンブン動かしてリズムをとるようになります。

こうして、全身を使ってリズムを覚えて、「あはは」という笑いができるようになるのです。ですから、声を出して笑うのは生後半年以降になるのですね。

月齢別で見てみよう!赤ちゃんの笑顔の種類

寝ながら笑う「生理的微笑」

生後間もない赤ちゃんが寝ながら笑っているように見えることがあります。この時期の赤ちゃんは目が見えていませんし、ママやパパを認識しているわけでもありませんので、意図的に笑っているのではないのです。

寝ながら笑うことを「生理的微笑」または「新生児微笑」といいます。本能的な行動としてあらわれる笑顔なのです。

2カ月ほどになると「笑うことでやさしくしてもらう」という本能的な行動として笑っていると考えられています。また、顔の神経の反射で笑顔にみえる、顔の筋肉が緩んでリラックスをして笑顔にみえるなどという考えもあるようです。

生理的微笑をすることで、周囲の反応を確認して、笑顔の意味を理解していきます。少しずつ目が見えはじめますし、赤ちゃんの笑顔でママが反応すると、感情や言葉の発達によい影響を与えるといわれています。

生理的微笑が本能的な笑顔でも、ママが反応することに意味があるのでしょう。この生理的微笑は、欧米では「エンジェルスマイル」といわれています。それだけ人のことを幸せにする力があるということですね。

乳児が初めて笑う「社会的微笑」

3カ月頃になると、周りの刺激を感じ取られるように成長してきて、その反応に対して笑うことが出てきます。ママの反応を見て、ママの笑顔を真似して笑うようになるのですね。

この頃には、視覚でぼんやりとママやパパが分かるようになってきています。ママやパパの声は「いつも側にいる人」「一緒にいると安心する人」とすでに認識していますし、ママやパパがあやしたら笑うようにもなるのです。

ミルクやおっぱいを飲み終わったとき、抱っこしてあやしてもらっているとき、など赤ちゃんが嬉しいときや、楽しいときに笑うようになるのですね。個人差はありますが、この時期に初めて声をあげて笑うこともみられるのです。

何かの反応で笑うことがみられるようになったら、ママも積極的に話しかけたり、抱っこしたり、あやしたりしてみましょう。さらに、笑顔がたくさん見られるようになりますよ。

この「社会的微笑」がみられるようになると、「生理的微笑」はみられなくなってしまうようです。6カ月を過ぎる頃には、人を認識するようになり、よりはっきりと笑うようになります。

笑うと一緒にしゃっくりが出てしまう

乳児はまだ未熟!しゃっくりは多い

赤ちゃんがママのお腹にいる頃に、「ヒック、ヒック」と赤ちゃんのしゃっくりを感じませんでしたか?しゃっくりと分かるまでは、お腹の中でなにかあったのか心配ですが、呼吸の練習をするための自然な反応ときいて安心したママも多いのではないでしょうか。

生まれてからもまだまだ未熟ですから、横隔膜が刺激されけいれんして、しゃっくりが出るのです。ほかにもミルクやおっぱいを勢いよく飲むことや、飲みすぎることで胃や腸が刺激され、横隔膜も刺激されてしゃっくりが出ることがあります。

体温が低くなってもしゃっくりは出ますし、しゃっくりが出ることは多いでしょう。でもしゃっくりが多いといって心配することはありませんよ。成長するとともに少なくなっていきます。

笑うとしゃっくりが出やすい

声を出して笑うことは、息をたくさん吐いたり、吸ったりすることでなります。また、しゃっくりは横隔膜がけいれんすることで出ますから、笑って息をたくさん吐いたり吸ったりする際に、しゃっくりも一緒に出やすくなるのです。

呼吸をするときには横隔膜も関係していますから、色々な器官が未熟な赤ちゃんが笑うとしゃっくりが出るのは仕方がないことかもしれませんね。「うちの子だけしゃっくりが出るのかしら」と心配しているママは、安心してくださいね。赤ちゃんの特徴の一つですから。

ただ、大人はしゃっくりをとめるために驚かすとよいということをきいたことがありますが、赤ちゃんは驚かせないようにしてくださいね。いつかは止まるのでそっとしておきましょう。

乳児のしゃっくりは苦しいものではない

しゃっくりをするときは、息が一瞬止まるような気がして、しゃっくりをするのは苦しいのではないかと心配するママもいるでしょう。しかし、心配しなくて大丈夫ですよ。

大人のしゃっくりが苦しくないように、赤ちゃんのしゃっくりも苦しくないのです。ただし、赤ちゃんは大人よりも呼吸数が多くなりますので、しゃっくりも大人よりも短い間隔でたくさん出ます。そのため、苦しそうに感じるママもいるのでしょう。

赤ちゃんにとって、しゃっくりは発達するうえで特別気にすることではありません。月齢を重ねることで、胃腸も成長したり、おっぱいやミルクの飲み方も上手になりますので、しゃっくりも自然と少なくなっていくでしょう。ママも安心してくださいね。

赤ちゃんの笑顔と発達障害は関係ある?

発達障害とは?自閉症やアスペルガー症候群

「赤ちゃんがよく笑うと発達障害があるかもしれない」ときいたら、心配になりますよね。発達障害といっても色々な種類がありますが、笑いと関係があるといわれているのは、自閉症やアスペルガー症候群といった発達障害の中でも社会性への困難さがある障害の「自閉スペクトラム症」になります。

社会性への障害は孤立型、受け身型、積極・奇異型の三つの型にわけて捉えることができます。このうちの積極・奇異型は、人嫌いではないため小さい頃によく笑う傾向があり、受け身型の子どもはいつも笑顔でいるといわれています。

そのため、赤ちゃんがよく笑う場合、発達障害があるのではないかと考えられたのです。笑顔と発達障害が結びついてしまったのですね。

発達障害の乳児はあまり笑わない傾向がある

「赤ちゃんがよく笑うと発達障害があるかもしれない」の反対に「赤ちゃんが笑わないと発達障害があるかもしれない」ということも聞いたことがあるのではないでしょうか。

発達障害の中で「自閉スペクトラム症」は社会性の障害になりますが、孤立型は相手がいないかのようにふるまうことが特徴になります。相手のことを認識しないのですから、対人関係を構築するのに困難を感じることがあります。

そうした赤ちゃんの特徴として、ママに抱っこされても喜ばなかったり、あやしても喜ぶことがなかったりすることがあるようです。赤ちゃんが喜ぶであろうことをしても笑顔が見られないということですよね。そのため、表情が変わらず笑わない傾向があるとされているのです。

赤ちゃんの笑顔で発達障害は判断出来ない

発達障害の症状として、よく笑う傾向がある場合と、ほとんど笑わない傾向がある場合の両方があるようです。このことからも、赤ちゃんがよく笑うか、笑わないかということだけでは、発達障害かどうかは判断できないということですね。

発達障害を診断することは、発達障害にみられる症状が一つだけでなく、いくつか当てはまることが必要になります。一つの症状だけでは判断できないということですね。

また、発達障害があったとしても、社会に適応して普通に生活できる人もいるようですから、あまり神経質になりすぎない方がよさそうです。子どもの様子を見ていて、気になることがあれば、早めに専門家にみてもらいましょう。不安に思っているよりも、みてもらえば安心しますから。

笑う赤ちゃんと笑わない赤ちゃんの違い

笑わないことも赤ちゃんの個性や性格

赤ちゃんは生まれもっての個性があるといわれています。大きく分けて四つのタイプがあるようです。

赤ちゃんのタイプとしては、扱いやすい子、気難しい子、出だしの遅い子、そしてこの三つの気質を合わせ持っている子に分かれるようです。赤ちゃんそれぞれで育てやすさが違うのはこの個性のせいでしょうね。

扱いやすい子のように、ニコニコとよく笑う子がいれば、気難しい子のようにあまり笑わない子もいるということです。発達障害を疑うのではなく、赤ちゃんの生まれもっての個性として笑わない場合もあるということを覚えておきましょう。

赤ちゃんの個性や性格は、周りの環境によって変化していくようです。あまり笑わないことも赤ちゃんの個性なのです。個性として受け取れば安心できますね。

サイレントベビーにならないように接しよう

サイレントべビーとは、泣かない、笑わないなど、感情表現が極端に少ない赤ちゃんのことをいいます。サイレントベビーになりやすいのは、親子のコミュニケーションが極端に少ない場合になりやすくなるそうです。

例えば、ママが赤ちゃんのお世話をしない場合や、泣いたり、抱っこと手を出したりしても、ママやパパがその反応を無視し続ける場合などです。赤ちゃんは「自分に興味ないんだ」「何をしてもだめなんだ」などと感じて、サイレントベビーになっていってしまうのです。

ですから、ママからたくさん話しかけて興味関心があることを伝え、泣いたらすぐに抱っこして要求に答えてあげることを繰り返しましょう。赤ちゃんとたくさんスキンシップすることですね。

パパやママがいっぱい笑おう

社会的微笑は、パパやママの笑顔を真似することで学んでいます。パパやママがたくさん笑いかけることで、赤ちゃんも真似をして笑顔がたくさんみられるようになるでしょう。

パパやママが笑うと、ただ笑いが生まれるだけでなく、赤ちゃんのことを可愛いと思っているあたたかい雰囲気も、大事に思っている気持ちも一緒に伝わるでしょう。赤ちゃんにとって、パパやママに大事だと思われていることは嬉しいですよね。

赤ちゃんが嬉しいと感じると、やはり笑顔も出てくるでしょう。ママやパパはいっぱい笑って、いっぱい抱っこしてスキンシップをして、いっぱい話しかけてコミュニケーションをとりましょう。きっと赤ちゃんの可愛い笑顔がいっぱい見られるようになりますよ。

まとめ

赤ちゃんが笑うのは生後半年以降であり、その笑顔を見るためにママもたくさん話しかけて、抱っこしてあやしてあげましょう。可愛い笑顔を見たら疲れも忘れてしまいますね。

赤ちゃんが成長する中で、笑いながらしゃっくりが出ても、発達するうえで仕方がないことですから、気にしないで大丈夫ですよ。

赤ちゃんがよく笑っても、あまり笑わなくても発達障害と判断することはできませんし、発達障害かを気にするよりも、ママも赤ちゃんも笑っていることを大事にしたいですね。

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