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乳児はいつから笑うの?気になる笑い方や病気との関係を知っておこう

乳児はいつから笑うの?気になる笑い方や病気との関係を知っておこう

笑うと一緒にしゃっくりが出てしまう

乳児はまだ未熟!しゃっくりは多い

赤ちゃんがママのお腹にいる頃に、「ヒック、ヒック」と赤ちゃんのしゃっくりを感じませんでしたか?しゃっくりと分かるまでは、お腹の中でなにかあったのか心配ですが、呼吸の練習をするための自然な反応ときいて安心したママも多いのではないでしょうか。

生まれてからもまだまだ未熟ですから、横隔膜が刺激されけいれんして、しゃっくりが出るのです。ほかにもミルクやおっぱいを勢いよく飲むことや、飲みすぎることで胃や腸が刺激され、横隔膜も刺激されてしゃっくりが出ることがあります。

体温が低くなってもしゃっくりは出ますし、しゃっくりが出ることは多いでしょう。でもしゃっくりが多いといって心配することはありませんよ。成長するとともに少なくなっていきます。

笑うとしゃっくりが出やすい

声を出して笑うことは、息をたくさん吐いたり、吸ったりすることでなります。また、しゃっくりは横隔膜がけいれんすることで出ますから、笑って息をたくさん吐いたり吸ったりする際に、しゃっくりも一緒に出やすくなるのです。

呼吸をするときには横隔膜も関係していますから、色々な器官が未熟な赤ちゃんが笑うとしゃっくりが出るのは仕方がないことかもしれませんね。「うちの子だけしゃっくりが出るのかしら」と心配しているママは、安心してくださいね。赤ちゃんの特徴の一つですから。

ただ、大人はしゃっくりをとめるために驚かすとよいということをきいたことがありますが、赤ちゃんは驚かせないようにしてくださいね。いつかは止まるのでそっとしておきましょう。

乳児のしゃっくりは苦しいものではない

しゃっくりをするときは、息が一瞬止まるような気がして、しゃっくりをするのは苦しいのではないかと心配するママもいるでしょう。しかし、心配しなくて大丈夫ですよ。

大人のしゃっくりが苦しくないように、赤ちゃんのしゃっくりも苦しくないのです。ただし、赤ちゃんは大人よりも呼吸数が多くなりますので、しゃっくりも大人よりも短い間隔でたくさん出ます。そのため、苦しそうに感じるママもいるのでしょう。

赤ちゃんにとって、しゃっくりは発達するうえで特別気にすることではありません。月齢を重ねることで、胃腸も成長したり、おっぱいやミルクの飲み方も上手になりますので、しゃっくりも自然と少なくなっていくでしょう。ママも安心してくださいね。

赤ちゃんの笑顔と発達障害は関係ある?

発達障害とは?自閉症やアスペルガー症候群

「赤ちゃんがよく笑うと発達障害があるかもしれない」ときいたら、心配になりますよね。発達障害といっても色々な種類がありますが、笑いと関係があるといわれているのは、自閉症やアスペルガー症候群といった発達障害の中でも社会性への困難さがある障害の「自閉スペクトラム症」になります。

社会性への障害は孤立型、受け身型、積極・奇異型の三つの型にわけて捉えることができます。このうちの積極・奇異型は、人嫌いではないため小さい頃によく笑う傾向があり、受け身型の子どもはいつも笑顔でいるといわれています。

そのため、赤ちゃんがよく笑う場合、発達障害があるのではないかと考えられたのです。笑顔と発達障害が結びついてしまったのですね。

発達障害の乳児はあまり笑わない傾向がある

「赤ちゃんがよく笑うと発達障害があるかもしれない」の反対に「赤ちゃんが笑わないと発達障害があるかもしれない」ということも聞いたことがあるのではないでしょうか。

発達障害の中で「自閉スペクトラム症」は社会性の障害になりますが、孤立型は相手がいないかのようにふるまうことが特徴になります。相手のことを認識しないのですから、対人関係を構築するのに困難を感じることがあります。

そうした赤ちゃんの特徴として、ママに抱っこされても喜ばなかったり、あやしても喜ぶことがなかったりすることがあるようです。赤ちゃんが喜ぶであろうことをしても笑顔が見られないということですよね。そのため、表情が変わらず笑わない傾向があるとされているのです。

赤ちゃんの笑顔で発達障害は判断出来ない

発達障害の症状として、よく笑う傾向がある場合と、ほとんど笑わない傾向がある場合の両方があるようです。このことからも、赤ちゃんがよく笑うか、笑わないかということだけでは、発達障害かどうかは判断できないということですね。

発達障害を診断することは、発達障害にみられる症状が一つだけでなく、いくつか当てはまることが必要になります。一つの症状だけでは判断できないということですね。

また、発達障害があったとしても、社会に適応して普通に生活できる人もいるようですから、あまり神経質になりすぎない方がよさそうです。子どもの様子を見ていて、気になることがあれば、早めに専門家にみてもらいましょう。不安に思っているよりも、みてもらえば安心しますから。
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