
転勤が多い家庭の子どもの特徴は?気になる学力や不安な時期の接し方
希望が持てる前向きな声かけをしよう
でもママが悩んでいては、 子どもはもっと不安になってしまいます。マイナスなことばかり考えず、子どもの前では笑顔で過ごして前向きな声かけをしましょう。
子どもが「引っ越しをすると、お友だちともう会えないんだよね。お手紙が届かなかったらどうする?」などとマイナスなことをいうこともあるでしょう。
最近は SNS などで、遠方の人とも連絡を取りやすくなっていることを伝えてみるのも一つの方法ですよ。離れてもすぐに連絡ができるとわかれば、子どもも安心できるでしょう。
休日は家族みんなで楽しい時間を過ごそう
子どもを連れて引っ越しすることは大変ですが、そのぶん家族で乗り越えた達成感は大きいものです。家族の絆も深まるでしょう。
子どもが寂しさを感じないように、休日は家族みんなで楽しい時間を過ごしましょう。新しい土地を散歩したり、郷土料理を食べに行ったりするのもよいかもしれませんね。
友だちとは離れてしまったけれど、また新しい友だちが増えてゆくことや、なにより家族が一緒にいられて幸せだという気持ちを、子どもにも伝えるように心がけましょう。
まとめ
友だちとの別れが初めは寂しいと思っていても、引っ越しを繰り返していると慣れてしまいます。仲よしの友だちができても、傷つくことを恐れて浅く表面だけの付き合いをする傾向があります。
パパやママが忙しそうにしていると、子どもは不安な気持ちを打ち明けることができないものです。引っ越しの準備が大変でも、できるだけ子どもの気持ちに寄り添い、家族の時間を大切にしましょう。