赤ちゃんとのベビーカー散歩はいつから?おすすめ場所やメリット
1カ月健診までは新生児と家にこもりっきりですから、早く赤ちゃんと外に出たいと考えているママも多いことでしょう。赤ちゃんはいつからベビーカーで散歩に行けるでしょうか?赤ちゃんと初めてベビーカー散歩に行こうと考えているママに、おすすめの場所や散歩のメリットを紹介します。
赤ちゃんのベビーカー散歩時期や時間
赤ちゃんのベビーカー散歩は1カ月健診後
1カ月健診が初めての外出になるママも多いでしょう。赤ちゃんもママも健診をしてもらい、何もなければ、散歩を始めても大丈夫ということになります。
そうはいっても赤ちゃんは外からの影響を受けやすいですから、少しずつはじめましょう。5分ほどの外出から始めて、10分、15分と長くしていくと赤ちゃんにもママにも負担がかからずに散歩に行くことができます。
ただ、散歩には必ずしも行く必要はないので、天候が悪かったり、赤ちゃんの機嫌が悪そうであればやめておきましょう。
赤ちゃんの散歩時間は春秋は午前中がよい
室内と気温差がある場所に突然移動すると、体温調節機能が未熟な赤ちゃんにとって急激な体温の変化が起きてしまいます。ですから、春や秋の過ごしやすい季節には、午前中から昼過ぎまでがよいでしょう。寒すぎず暑すぎず心地よい気温の時間帯がよいのです。
ママも一緒に散歩をしていて気持ちよい時間帯です。雨が降っているときなどは無理に散歩をしない方がよいでしょう。天気がよくて、気候もよくて、赤ちゃんの体調や機嫌がよいときを選んで少しずつはじめられるとよいですね。
赤ちゃんの散歩時間は夏冬は注意が必要
夏は、涼しい時間帯の早朝や夕方が散歩におすすめです。ベビーカーの方が地面に近く照り返しもあるため、高い温度になります。とても暑いと感じたら行かない方がよいかもしれませんね。
冬の場合は、暖かくなる昼過ぎの時間帯がおすすめです。寒いときは赤ちゃんのアウター、手袋、靴下、毛布などで直接赤ちゃんを温めることができますので、夏よりは温度差を感じさせずに済みそうです。
おすすめの時間帯はあくまでも目安ですから、その日の様子をみていつ散歩に行くか判断しましょう。
赤ちゃんのベビーカー散歩のメリット
赤ちゃんの肌を鍛え体温調整を身につける
散歩をして外気に触れることは、皮膚の機能を向上させてくれます。赤ちゃんの未熟な肌を、少しずつ鍛えていってくれるのです。
外気に触れることは、暑いときに肌から熱を放出したり、寒いときには熱の放出を抑えるようにして、温度変化に対応する体温調節機能のトレーニングをしていることになります。
また、肌は外の細菌から体を守るバリア機能があり、外気に触れることで保護機能が鍛えられるのです。そのほかにも肌の保湿機能や排出機能も高めてくれますので、散歩は体の発達にもよいものなのです。
骨の成長に必要なビタミンDが摂取できる
お散歩することは外気浴することになりますので、赤ちゃんの健康のために推奨されているともいえるでしょう。散歩をして太陽の光を浴びることは、ビリルビンが分解され、歯や骨の成長にかかわっているビタミンDの生成につながるのです。
ただし、日に焼けることは赤ちゃんの体にも負担がかかりますので、赤ちゃん用の日焼け止めを塗り、短時間のみにとどめ長時間浴びることは避けた方がよいでしょう。体によいと思って行ってみたけれど、体の害になってしまってはいけませんから気をつけましょう。
親子のコミュニケーションが取りやすい
まだ赤ちゃんが話さない時期でも、たくさん赤ちゃんに話しかけてみましょう。たくさん話しかけられた子は、語彙が増え、話をするのも早くなるようです。
「今日は暖かくて気持ちよいね」「ブーブーかっこいいね」「お花がきれいに咲いているね」など、どんな言葉でもよいのです。ママが話しかけているうちに、赤ちゃんも反応を返してくれるようになるでしょう。
そのうち赤ちゃんから興味のあるものを指さしたり、「わんわん」などと話しかけてくれるようになりますよ。そのときが楽しみですね。