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こどもの日の由来を解説!歴史、食べ物を子どもにわかりやすく説明

こどもの日の由来を解説!歴史、食べ物を子どもにわかりやすく説明

こどもの日の由来、紙芝居を使って説明

こどもの日について学べる紙芝居もたくさんあるので、おすすめです。

【こいのぼりさんありがとう】作:櫻井信夫、絵:多田ヒロシ
行事を説明する紙芝居セットの一つです。おさむらいさんの旗のぼりをうらやましそうに見ていた町の子のために、ある人が考えます。行事の始まりがわかる絵本です。

【くーすけのこいのぼり】作:やすいすえこ、絵:土田義晴
おとうさんとおかあさんが、くーすけのためにこいのぼりを作ってくれました。小さい子にわかりやすいように、こどもの日について説明しています。

【げんきがでるよ かしわもち】作/絵:山本省三
体の弱い弟のために、元気になる葉を探すお話です。柏の葉を使って柏餅を作るようになった由来がわかります。

こどもの日の由来、保育園幼稚園での説明

園では、実際に菖蒲やよもぎの葉を見せたり、絵を見せたりして説明します。

まず「こどもの日は、子どもたちを幸せにして、お母さんにありがとうを伝える日です」と簡単に話し、こどもの日に何をして何を食べるのかをみんなで話します。

昔の中国では、暑くなりはじめる5月に病が流行ったこと、葉っぱを使って悪い病気をやっつけたことを話し、ここで葉っぱの登場です。実際に葉っぱの匂いをかがせてみると、子どもたちの印象に残ります。

これが日本に伝わると、たくさんお米がとれるように菖蒲とよもぎを使って悪いものをやっつけてから田植えをしたこと。今ではお父さんやお母さんが、子どものが元気に育つように、菖蒲湯や柏餅を用意することを話します。

こどもの日、親子で一緒に作ってみよう

かぶとやこいのぼりを百均材料で作ろう

【フェルトの兜】
材料:大判フェルト(1辺60cmくらい)・はぎれ(和風柄がおすすめ)・手芸用ボンド

・フェルトが長方形の場合、正方形に切る。
・折り紙と同じように兜を折る。
・できあがりに正面にくる三角形の部分に、同じ三角形に切ったはぎれを貼る。

【足型こいのぼり】
材料:塗料(水彩絵の具・または速乾性の水性スタンプインク、ブロックタイプのクレヨンキットパスなど)画用紙・ペンなど

・画用紙を横向きに置く。
・足の裏に塗料を塗る。
・紙の上に立って足型をつける。
・かかとをこいのぼりの顔に、つま先をひれに見立て、ペンなどで絵を描く。

日付や名前を書くと成長記録にもできます。足型は兄弟で並べて大きさの違うこいのぼりにするのもよいですね。

こどもの日にぴったりなアイディアレシピ

【兜の春巻】
春巻きの皮を、折り紙を折るように兜の形に折って具を入れて揚げます。

【こいのぼりちらし寿司】
ちらし寿司のご飯を作り、こいのぼり形にお皿に乗せます。のり、錦糸卵、きゅうりなど、好きな具材で顔やうろこをつけます。

【キャンディ型の一口ちまき】
ちまきは、もち米を笹の葉で包んで蒸しますが、クッキングシートで包んでも作れます。キャンディ型に作れば、可愛らしいちまきになります。

【こいのぼりクッキー】
クッキー生地を広げて長方形に切り、しっぽの方はV字に切り込みを入れ、こいのぼりの形にします。点や小さい丸で跡をつけて目を作り、V字や半円、波線などでうろこを描き、オーブンに入れて焼きます。

手作りで楽しもう!こどもの日

お店で買うことが多い「柏餅」を手作りしてみましょう。

1.柏の葉10枚を水にさらす。
2.こしあん200gは10等分してまるめる。
3.ボウルに上新粉200gと熱湯1カップを入れ、はしで混ぜる。
4.あら熱がとれたら手でよくこねる。
5.蒸し器に布巾を敷き、ひと口大にちぎって入れ、強火で12~15分透き通るまで蒸す。
6.水を入れたボウルに入れ、すぐに取り出して水気をふき、ボウルに入れて手でこねる。
7.砂糖大さじ1と1/2と片栗粉大さじ1と1/2を加え、なめらかになるまでこねる。
8.棒状にまとめて10等分する。
9.餅にこしあんを入れて周りをとじる。
10.柏の葉の水気をふいて、餅を包む。
11.蒸し器で3~5分強火で蒸す。

世界の子どもの日のことについて

国際こどもの日と世界こどもの日がある

6月1日は「国際こどもの日(InternationalChildren'sDay)」11月20日は「世界こどもの日(UniversalChildren'sDay)」です。同じような日が二つ存在するのは不思議ですよね。

なぜこのようになったかというと、1925年にジュネーブの子どもの福祉世界会議が「国際こどもの日」を決めて、1954年に国連総会が「世界こどもの日」と制定したからです。

6月1日をこどもの日としている国は、中国、ロシアほか、たくさんあります。特に旧共産国、アジアの国が多いようです。

11月20日をこどもの日としている国は、エジプト、カナダ、パキスタン、バングラデシュです。少ないですね。

日本のように独自でこどもの日を制定している国もたくさんあります。

アメリカ、イギリス、フランスなど、こどもの日がない国もあります。アメリカは、こどもの日が制定されている州もあるのですが、国として制定しないのは「休日が子どもにおもちゃやアクセサリーなどを買うことに焦点を当てられてしまうこと」を懸念しているからです。

世界各国のこどもの日を紹介

トルコのこどもの日は、建国の父アタチュルクが制定しました。この日は学校やスタジアムで発表会をします。直前には子どもは発表会の練習、親は衣装作りで大忙しです。また、世界60か国もの子どもたちが参加する子ども祭が行われます。

メキシコは「子どもは社会で非常に重要な存在」と考え、学校でパーティーを開いたり、レストランのドリンクサービスなどを受けたりできる日になっています。また、大人が子どもにプレゼントを渡すので、クリスマスのような盛り上がりです。

韓国の端午は「タノ」といい、厄除けの力がある菖蒲を茹でたお湯で洗髪します。菖蒲には髪に艶を与える効果もあります。また「車輪餅(スリトッ)」という餅や、ユスラウメの飲み物を作ります。こどもの日は、トルコのように子どもへプレゼントを渡します。

中国の端午は旧暦の5月5日で祝日ですが、こどもの日は6月1日で祝日ではありません。しかし平日の場合、午後は学校が休みになります。この日は親を喜ばせる日でもあるので、幼稚園や踊りの塾などでは、両親や祖父母を招いて発表会をして成長を披露します。

まとめ

こどもの日について紹介しましたが、いかがでしたか?なんとなくやっていた風習についてきちんと知ると、少しだけ歴史も勉強になりますね。小さな子どもには難しい話なので、始めは簡単に説明して、大きくなってからきちんと説明するのもよいのではないでしょうか。

こどもの日にちなんだグッズや料理は、手作りして楽しむこともできるので、連休の1日を子どもと手作りする日として楽しむのもよいでしょう。

こどもの日は、ママに感謝する日でもあります。家族や子どもと一緒に楽しく過ごしてくださいね。
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