5歳になったら生活リズムを見直そう!入学に備えた生活リズムとは
小学校入学を意識し始める5歳。5歳になったら、小学校入学に備えた生活リズムにしていくために、今の生活リズムを見直してみませんか?5歳のときに身につけるとよい習慣や、生活において大切なことをまとめてみました。生活リズムを整えてスムーズな小学校生活を送る準備をゆっくりと始めましょう。
身につけておくとよい朝の三つの習慣とは
小学校の登校時間を意識した時間に起床する
小学校の開始時間も8時~8時半に設定されている学校が多いでしょうし、そう考えると、7時半頃集まって集団登校するなどということになるでしょう。保育園や幼稚園に行くよりも早く起きて、登校する準備をしなくてはいけないかもしれませんね。
朝の準備をする時間も考えたうえで、朝起きる時間を決めましょう。急に早い時間に起こすのも大変ですから、少しずつ起きる時間を早くしていってもよいかもしれませんね。
栄養分豊かな朝食を毎朝しっかり食べる
まずは、朝食をよく噛んで食べましょう。噛むことで脳が目覚めてくれ、食べ物を飲み込むことで内臓も起きて活動してくれます。
朝食を食べてくる子どもの方が食べてこない子どもよりも、学力も体力も高いという報告もありますから脳を目覚めさせているのは本当なのでしょう。お腹がすくとイライラしますから、お腹が満たされているということは大事なことなのですね。
ママも朝から朝食を準備するのは大変かもしれませんが、栄養バランスのよい食事であればなおさらよいですね。
朝の登園前に排便をするようにする
内臓が働いてから30分後に排便したくなるといわれていますので、家で排便するためには食後30分の余裕があると理想的ですね。生活リズムを整えることで、体も順応していきますから登園前に排便するリズムができてくるでしょう。
何日も便秘をしていたらすっきりとせずに、活動量も少なくなるでしょう。それに加えて、小学生になると友だちに知られたくないと学校での排便を我慢する子どもが増えるようです。
排便を我慢すると便が出にくくなり体調を崩すことがあります。登園前に排便をするリズムは健康のために大切ですね。
夜は早く寝て睡眠をしっかりとることが大切
5歳児に必要な睡眠時間は最低10時間
例えば、朝7時に起きるのであれば夜の21時には眠るのが理想的だということです。現在は共働きの親も多く、大人の生活に子どもの睡眠時間も影響されており、平均就寝時刻は幼稚園児で21時半、保育園児では21時50分だそうです。
保育園児の約4割が22時過ぎに就寝しているようで、睡眠時間の少なさが心配されています。平均睡眠時間は幼稚園児で10時間、保育園児で9時間10分程であり、親の生活に影響を受けているのがわかります。
睡眠時間が昼の活動に影響を与えますから、日中の活動量を高めるためにも睡眠時間は確保したいですね。
睡眠不足は生活リズムの乱れの原因になる
睡眠時間が十分にとれていない場合は、起きた際に体温が上がらないままぼんやりとして、朝食も十分に食べられず、日中の活動力が低下してしまいます。
夜の睡眠中は脳の中にある記憶をつかさどる海馬という部分が働いて、日中に学習したことを知識としてためていきます。同時に成長ホルモンも睡眠中に分泌されますから、子どもの成長には質がよく十分な睡眠が大切な時期なのです。
睡眠時間が不足すると、脳内物質の分泌に影響が出たり、生活全体が乱れてきたりするので困りますよね。
夕食の開始時刻が早いと就寝時刻も早くなる
早く眠るためには、夕食を食べ始める時間を早めるとよいですよ。夜の22時に就寝している子どもの食事開始時間を調べたところ、19時から食べ始めている子どもが多く、開始時間が遅れるごとに就寝時刻も遅くなっていくようです。
共働きの家庭であれば、18時頃帰宅して夕食の支度をしていたら19時頃の夕食になってしまうのは仕方がないかもしれません。それでも、子どもが日中活動的に過ごし、成長するためにも早めに夕食の支度をして早めに就寝したいですね。
そのほかにも身につけておくとよい習慣
ママやパパと一緒に運動遊びをする
お腹もすきますから食事も残さず食べてくれるかもしれませんね。日中の活動を高めることと、ママとパパとのコミュニケーションの機会を兼ねて一緒にふれあい体操や運動遊びをするのもよいですね。
日中に汗をかくほど体を動かすことは自律神経の働きをよくしてくれます。低体温の子どもも高体温の子どもも体温調節機能が改善されていくのです。
外で遊べるとよいですが、無理であれば家の中で親子で運動遊びをしましょう。子どもも喜びそうです。