こどもの日のお祝いってどうするの?基本の祝い方や疑問を解決
どうすればいい?プレゼントや祖父母に兄弟
プレゼントの金額の相場やお返しは?
五月人形などの飾りの品は、本来は母方の祖父母が贈るのですが、最近では両家で出し合うおうちも多いようですね。
節句ではなくこどもの日で女の子のお祝いをする際は、¥3,000円~¥10,000円が相場です。
お返しは、祝いの席を設ける際はそこにお招きし祝い膳をごちそうするという形で成立します。もし祝宴だけで何も渡さないのは…という場合には、お土産にちょっとしたお菓子をつけるとよいでしょう。
内祝いを贈る場合は、いただいた金額の1/2~1/3がよいとされています。お祝いを受け取った後日、なるべく1週間以内には贈るようにしましょう。
祖父母や親戚はどうすればいい?
もちろん内祝いに、お菓子など何かしらの品を送ることもよいですが、身内のお祝いですと、大げさにお返しを求めていないこともあるかと思います。そこは、お祝いをいただくときにそういった気持ちを汲むようにしましょう。
身内へのお返しで、大げさにならず喜んでもらえるのは、やはり子どもの写真ですね。初節句やこどもの日をお祝いしたときのものをプリントして、お礼の手紙と一緒に送ってあげましょう。
身近な人たちだからこそ、感謝の気持ちは必ず伝えるようにしましょう。
次男や三男はおさがりでもいいの?
人形も兜も、「受け取った男の子本人」の災厄を払うものとされているので、本来の意味をきちんと守るならば、飾りは「一人に一点」となります。兄弟のおさがりは避けるべきですね。
「お兄ちゃんには兜」、「弟には人形」と兄弟で被らないようにお祝いを贈ることもよい方法です。
ただ、飾りは高額なうえ、今は住宅事情もありたくさんいただいても飾る場所がない、など各家庭において難しいことも多いと思います。兄弟で平等にするため、あえて飾りを共有するおうちもありますので、あまり由来に囚われずお祝いをしてあげましょう。
まとめ
節句の由来も、調べていくと昔から子どもの成長を祝う親の気持ちは現在と変わらないことに気づき、温かな気持ちになります。いつの時代も、子どもは大切な宝物なんですね。
「こどもの日」は特別な一日です。男の子だけではなく、女の子も、健やかに元気で大きく育っていけるよう、ぜひ大切な人たちとおめでたい一日をお祝いしましょう。