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こどもの日のお祝いってどうするの?基本の祝い方や疑問を解決

こどもの日のお祝いってどうするの?基本の祝い方や疑問を解決

5月5日は「こどもの日」ですね。皆さんはどんなイメージをお持ちですか?こいのぼりや兜飾りなど、「男の子のお祝い事」というイメージがありますが、「こどもの日」というからには、女の子もお祝いするのはアリなのでしょうか?また、お料理や飾りつけなどの疑問も、ここで一緒にご紹介いたします。

こどもの日って何を祝う日なの?

こどもの日って?端午の節句との違いは?

5月5日は「端午の節句(たんごのせっく)」といい、昔から、男の子の健やかな成長を願う大切な行事の一つです。では「こどもの日」とは、「端午の節句」のことなのでしょうか?

答えは、まったく別のものなんです。「こどもの日」は国民の祝日として1984年に制定されたもので、昔からあった「端午の節句」にちなんで5月5日に決まったものなのだそうです。

「こどもの日」とは、祝日法2条「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」日、という趣旨で制定されました。

考え方としては、「こどもの日」という祝日と、「端午の節句」という行事が同じ日に重なっている状態なので、男の子の成長を祝うことはもちろん、女の子もお祝いすることができます。

生まれてすぐのこどもの日は祝うべき?

赤ちゃんが誕生し初めて迎える節句が「初節句」です。

ここで疑問が、生まれてすぐの赤ちゃんはお祝いをしてよいのか?という点です。

3月、4月生まれのお子さんは、5月5日を生後間もない状態で迎えることになりますね。このようなとき、初節句は翌年に控える方がよいといわれています。

主な理由としては、下記のようなことが挙げられます。

・お宮参り、お食い初めなどの行事を先に済ませていないため
(お宮参りなどは、神様に赤ちゃんの誕生を報告する意味合いがあります)

・生後間もなくは母子ともに体調も不安定で、赤ちゃんは感染症などのリスクもあり、人の集まりは避けた方がよい

せっかくのこどもの日ですが、赤ちゃんが小さいうちは無理せずゆったり過ごしましょう。

こどもの日は女の子も祝うもの?

「節句」という意味では、女の子の節句は3月3日の「桃の節句」、ひな祭りがありますね。

だからといって女の子が「こどもの日」に関係ないことはありません。「こども」の成長を喜び合い感謝する祝日なので、女の子もぜひ一緒にお祝いをして楽しみましょう。

ただし、こいのぼりや五月人形など、「端午の節句」にちなんだ飾り付けは、本来は男の子の成長を願う意味合いを持つため、女の子のお祝いとして飾り付けることは、本来の意味を無視することになってしまいます。

女の子でもこいのぼりが好きなお子さんはいらっしゃると思いますので、そういったときは本格的なものではなく小さなおもちゃを部屋に飾り付けたり、工作をして一緒に作ったりするのも楽しいですね。

知りたい!お祝いの仕方や料理に飾り付け

こどもの日のお祝いの仕方

こどもの日、端午の節句のお祝いは、まず鎧兜、五月人形などを部屋に飾り、両祖父母、お祝いをしてくださった親戚の方々や友人などを招き食事会を行います。

食事は縁起のよい料理を祝い膳として出します。

ただ、ここであまりお祝いをすることを難しくとらえないようにしましょう。伝統を重んじて、きちんとしたお祝いの席を設けるのも大切ですが、あまり形式ばったお祝いをせずとも、お子さんの成長を家族で喜び合う気持ちがあれば、それが何よりと思います。

子どもとこいのぼりや兜を折り紙で工作し飾り付けるのも楽しいひと時になりますね。

手作りの兜やこいのぼりを持たせて記念撮影をしたり、手形や足形を取って成長を振り返るようなことも素敵です。

何を?いつまで?飾りの仕方

飾り付けの代表的なものは、外飾りの「こいのぼり」と、内飾りの「鎧兜(よろいかぶと)」「五月人形」です。それぞれ、子どもの立身出世を願ったり、病気や怪我から守ってもらえるよう祈りが込められていたりします。

おひなさまは、早く飾り早くしまうことがよいとされていますが、こどもの日の飾り付けはとくにいわれはないそうです。地方により違いはありますが、春の彼岸明けがよいとのことです。

直前に慌てて出すのは「一夜飾り」といい、あまり縁起がよくないため、遅くとも1週間前には飾ることをおすすめします。そして5月5日が過ぎてから、あまり遅くならないうちに片づけるようにしましょう。

ケースに入った人形はずっと飾っているお宅もあるので、そのままでも大丈夫です。

お祝い料理って何を作ればいい?

ひな祭りはちらしずしやハマグリのお吸い物など、料理が決まっていますが、こどもの日は特定の何かを作るような決まりはないそうです。

縁起のよいものとして食べられているのは「ちまき」と「柏餅」ですね。「ちまき」は元々中国から伝わり、邪気払いや厄除けの力があるといわれています。「柏餅」は、使用される柏の葉に子孫繁栄などの意味が込められています。

上記の二品以外に、もし何かお料理を用意するようでしたら、お子さんの好物を用意したり、一緒に料理を楽しんでみるのもよいでしょう。

こどもの日にちなんで、お子様ランチにこいのぼりの旗を立てたり、兜の形をしたケーキやクッキーなど、アイデア次第でいろいろなパーティーメニューが出せますね。
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