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安全で楽にできる水回り掃除とは?掃除を簡単にする方法と意外な食材

安全で楽にできる水回り掃除とは?掃除を簡単にする方法と意外な食材

水回りは汚れやすい場所の一つですね。きれいを保つには掃除を心がけることが大切ですが、つい面倒で後回しにしてしまうママもいるのではないでしょうか。そこで今回は、子育て中のママにおすすめしたい、安全で楽にできる水回りの掃除方法についてご紹介します。意外な食材を使った掃除方法もあわせてお伝えします。

水回りの汚れによるトラブルとは?

排水管が原因による悪臭トラブル

つい後回しにしがちな水回りの掃除ですが、水回りの汚れを放っておくと、様々なトラブルを引き起こす可能性があります。

例えば悪臭トラブル。排水口付近から、腐敗臭のような嫌な臭いをかいだ経験はないですか?排水管の内側についた様々な汚れを放置すると、やがて雑菌が繁殖してぬめりになり、悪臭の原因となるのです。

キッチンの排水管の内側に付着する汚れには、油や食品カス、洗剤カスなどがあります。洗濯パンや浴室の排水管では、人の皮脂や垢、洗剤カスなどが付着して臭いの原因になります。

また、排水管が原因のトラブルは悪臭だけではありません。汚れを放置することでぬめりがひどくなり、そこに髪の毛などが引っかかって目詰まりをおこすこともあるようです。

コバエなどの害虫が発生しやすい

水回りの汚れを放置すると、ママたちの嫌いなコバエなどの害虫が発生しやすくなります。

コバエは汚れてジメジメした場所を好む傾向があります。汚れとは皮脂や垢、石鹸カス、食品カスなどで、とくに排水溝や排水口、ゴムパッキン、洗濯機のホースなどの汚れた場所が発生源となりやすいので注意が必要です。

また、コバエ以外の害虫、例えば多くのママが目にするのも嫌なゴキブリなども、垢や食品カスなどを好む傾向があります。垢や食品カスに含まれるたんぱく質、また水回りに付着した水分は害虫の食べ物になるのです。

害虫は人に不快を与えるだけではなく、病原菌を運ぶこともあります。水回りを清潔に保って、発生しないよう心がけたいですね。

カビによる健康被害も要注意

湿気の多い場所を好むカビは、水回りに発生しやすいです。カビは人に健康被害をもたらす可能性があるため注意が必要です。

健康被害とは、カビの胞子を吸い込むことで起こるアレルギーや、食中毒などです。またカビを吸い込むことで肺炎になったり最悪の場合死に至ったりするケースもあります。

カビは蛇口周りに発生しやすく、特に水が出てくる「整流キャップ」は要注意です。整流キャップにカビが発生すると、気づかないうちにカビに触れた水を飲んだり、その水で手を洗ったり、さらにはその手で調理したりする恐れがあります。

ほかにも、お風呂場や洗面台の下などにも、カビは発生しやすいです。そういった場所を中心に、水回りは全般的に清潔を保ちたいですね。

水回り掃除を簡単にするポイントと注意点

小まめなついで掃除が楽できるポイント

水回りトラブルを回避するには掃除が不可欠ですが、苦手意識を持つママもいるのではないでしょうか。

しかし、汚れは溜め込むと頑固にこびりつき、かえって掃除が大変になってしまいます。労力と時間を少なくするためにも、小まめな掃除がおすすめです。

小まめな掃除をしていれば汚れが頑固にならないため、人の肌やステンレスなどの素材に優しい洗剤を使って、汚れを楽に落とせます。場合によっては、水でこするだけできれいになりますよ。

また、水回りを使用した「ついで」に掃除をするのも、簡単にきれいを保つポイントです。サッと掃除ができるよう手近な場所にスポンジやたわしなどの掃除道具を置き、ついで掃除を心がければ、わざわざ「掃除の時間」を作る必要もありませんね。

水垢には子どもにも安心なクエン酸が役立つ

うろこ状の水垢は、水回りにできやすい汚れの一つですね。水垢は水道水に含まれるミネラル分が固まったもので、アルカリ性の性質を持ちます。そのため、酸性の性質を持つクエン酸で掃除をすることで、中和して汚れが落ちやすくなります。

クエン酸を掃除に使うなら、クエン酸スプレーがおすすめです。作り方は簡単で、スプレーボトルの中にクエン酸小さじ1杯と水200mlを入れて混ぜるだけ。軽度の水垢なら、スプレーをひと吹きしてスポンジでこすればきれいになりますよ。

クエン酸はグレードによって、料理にも使える安全なものなので、子どものいる家庭でも安心して使うことができます。最近では100均やホームセンターでも手に入るので、気軽に試してくださいね。

水回り掃除用洗剤の取り扱いには注意を

掃除用洗剤には様々な種類がありますね。場所によって使い分けることで掃除が楽になるので「いくつか持っている」というママも多いのではないでしょうか。

洗剤を使用するとき、場所や汚れによって使い分けることと同じように大切なのが、説明書をよく読んで正しく使用することです。

例えば前述したクエン酸は基本的に安全なものですが、使い方によっては危険をともないます。酸性のクエン酸が、塩素系漂白剤などのアルカリ性のものと混ざることで、有毒な塩素ガスを発生する恐れがあるのです。

有毒な塩素ガスを吸い込むと、呼吸器や目、口腔内の組織を破壊する恐れがあります。水回り掃除用洗剤を使用するときには説明書の指示を守り、注意して取り扱ってくださいね。

食材を活用して水回りの掃除をしてみよう

シンク汚れはオリーブオイルで落ちる

洗剤を使用して掃除をするのもよいですが、食材を活用した掃除方法であれば、より安全にきれいを保つことができますよ。

シンク汚れに効果を発揮してくれるのがオリーブオイルです。効果的な使い方をご紹介します。
1.シンクの水気を軽く拭きとる
2.手で円を描くようにシンクにオリーブオイルを塗りこむ
3.時間を置いて、台所洗剤をつけたスポンジでオリーブオイルを塗った部分を洗い、水で流す
4.布巾やキッチンペーパーで乾拭きをする

シンク以外でも、蛇口や水切りかご、ボールなど、ステンレス製であれば同様にきれいにすることができます。落ちにくい頑固な汚れがある場合には、オリーブオイルにお酢を合わせることで落ちやすくなりますよ。
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