寝ぐずりする子どもに添い寝しよう!注意点や寝かしつけのコツ
毎晩、赤ちゃんの寝かしつけに苦労しているママも多いことでしょう。早く寝てほしいのになかなか寝てくれないと、ママのストレスも溜まってしまいますよね。そこで今回は、寝ぐずりの状態とその原因や効果的な対応策、赤ちゃんとの添い寝で気をつけたいこと、添い寝で寝かしつけるときのコツなどについてご紹介します。
寝ぐずりの原因や効果的な対応策とは
どういう状態を寝ぐずりと呼んでいるの?
赤ちゃんも疲れて眠たいはずなのに、なかなか眠れないことを不快に感じて泣いてしまうことが多いようです。また、寝起きにすっきりと起きられず、半分意識が目覚めたような状態でぐずることもあります。
赤ちゃんによって寝ぐずりの程度には差があり、ずっと泣き続ける子もいれば寝言のように少し泣いただけで眠ってしまう子などさまざまです。赤ちゃんが寝ぐずりをすると、ママはあやすのが大変で困ってしまいますよね。特に夜寝る前に寝ぐずりをされると、ママも疲れているので、なんとかしたいと思うことでしょう。
子どもによって違いがある寝ぐずりの原因
一般的に寝ぐずりの原因として考えられるのは、自我の芽生えや欲求不満、そして甘えなどです。おむつが清潔に保たれ、室温も快適であり、さらにお腹が満たされているようであれば、ママは必要以上に悩む必要はありません。
「どうしてぐずっているんだろう」と考えすぎず、「甘えたいのかな、自分のことをアピールしているのかな」と大きな気持ちであやすようにしたいですね。原因についてはあまり追求しすぎないようにしましょう。
ひどい寝ぐずりには添い寝が効果的
「添い寝の習慣をつけてしまうと、後々の育児が大変になってしまうのでは?」と考えるママもいるかもしれませんが、大好きなママの気配を横に感じ、その匂いを嗅ぐだけで赤ちゃんの気持ちが落ち着き、安心して眠りにつくことができます。
眠れない赤ちゃんの不安やストレスを理解し、「ママがそばにいるから大丈夫だよ」と優しく話しかけながら安心感を与えるのもよいですね。添い寝による事故が心配な場合は、ベッドインベッドといったグッズを利用するのも一案ですよ。安心して添い寝をすることができます。
赤ちゃんとの添い寝で気をつけたいことは?
窒息のリスクがあるので布団はかけすぎ注意
ママの目が覚めているうちは、十分気をつけることができますが、疲れているあまり一緒に寝落ちすると布団のかけすぎにまで注意することができませんよね。
添い寝をするときは、赤ちゃんとママの布団は別のものを使うようにしましょう。これなら、ママがうっかり自分の肩の高さまで布団を引き上げても、赤ちゃんが布団の中にもぐってしまう心配はありません。
また、赤ちゃんの布団はタオルケットやベビー毛布など軽いものにしましょう。
ベッドの場合には転落防止の対策を忘れずに
ベッドを壁際に寄せて、壁とママの間に寝かせるようにするとベッドから落ちる心配がありません。また、パパと川の字になって寝る場合は、赤ちゃんは必ず真ん中に寝かせるようにしたいですね。
ベッドを壁際に寄せることが難しい場合は、ベッドに後付けできる転落防止の柵を設置しましょう。柵があれば、ベッドを壁際に寄せたときも壁と柵で囲むことができるので、赤ちゃん一人で寝かせたままにすることも可能です。
ほかには、すでに少しお話ししたベッドインベッドに寝かせるのもよいですね。
布団で寝るときは部屋の状態を確認しよう
まず、家族みんなで布団を並べて眠る場合は、赤ちゃんは真ん中に寝かさないように気をつけたいですね。パパや上の子どもが寝返りを打ったときに蹴られたり、覆いかぶさってしまったりする危険性があります。
トラブルを避けるためにも、一番端の布団で添い寝をするようにしましょう。
寝る場所を決めたら、万が一赤ちゃんが布団から飛び出しても危険なものはないかチェックしたいですね。さらに地震が起きたときに、頭の上に倒れてくるものがないか、割れて破片が飛んでくる家具や雑貨がないかなども確認しておくと安心です。
添い寝で寝かしつけるときのコツ三つ
ママが「すーすー」寝息をたてて寝たふり
ママが目をつぶって寝ている様子を見ると、「ママも寝ているから安心」と感じて赤ちゃんも自然と眠たくなってくるかもしれません。赤ちゃんが上を向いたり、こちらと反対側に顔を向けているような場合には、赤ちゃんの姿勢がこちらに向くよう、そっと変えてあげるとよいでしょう。
ママが「すーすー」と寝息をたてていると、しばらくはびっくりして見つめているかもしれませんが、そのまま演技を続けてみてくださいね。うっかり目を開けてしまうと、遊びと勘違いして逆に赤ちゃんの目が覚めてしまうので要注意です。