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乳児と犬は一緒に暮らして大丈夫?メリットやアレルギーなどの注意点

乳児と犬は一緒に暮らして大丈夫?メリットやアレルギーなどの注意点

赤ちゃんも犬もどちらもかわいい家族です。でも、同居して問題はないかと心配なパパママも少なくありません。そこで赤ちゃんと犬との快適な同居のために、赤ちゃんと犬との同居のメリットや同居の準備、犬アレルギーの原因と対応方法、犬とのふれあいの注意点などを解説します。

乳児と犬のご対面。最初に知っておくこと

乳児と犬が同居するメリット

乳児が犬と同居するメリットとはなんでしょうか?

イギリスに子どもと犬についてのことわざがあります。

「子どもが生まれたら犬を飼いなさい。子どもが赤ん坊のとき、子どものよき守り手となるでしょう。

子どもが幼少期のとき、子どものよき遊び相手となるでしょう。子どもが少年期のとき、子どものよき理解者となるでしょう。

そして子どもが青年になったとき、自らの死をもって子どもに命の尊さを教えるでしょう。」

このことわざからも分かるように、犬との同居は、これからどんどん成長していく赤ちゃんにたくさんのよい影響をもたらしてくれます。そして、自分、パパ、ママ以外にも生きものがいて、喜んだり怒ったりするということを赤ちゃん自身が学べることが最大のメリットです。

同居する前に準備しておくこと

赤ちゃんと犬が同居する前に準備しておくことは、赤ちゃん、犬にとってよい環境をつくることです。

犬のシャンプーやトリミングは定期的に行い、空気清浄機やこまめな掃除で家の空気をきれいにしましょう。

ベビーベッドが用意できる場合は使用をおすすめします。ベッドは犬が赤ちゃんをふむなどの事故防止や、床のホコリ・犬の抜け毛から赤ちゃんを守ってくれます。

大型犬やジャンプ力のある犬の場合、犬がベビーベッドに乗ってしまう場合があります。ベビーベッドの柵は必ず閉めるようにしましょうね。

犬の健康診断や予防接種を受けることは飼い主の最低限のマナーでもあります。赤ちゃんと同居が始まると動物病院に行く時間がとれないこともありますので、事前に通院しておきたいものです。

犬のしつけはできている?

赤ちゃんと犬の同居のために、飼い主であるパパママと犬との信頼関係の構築は大切です。犬にたくさんの愛情を注いで、お世話をしっかりとやりましょう。飼い主はパパママであることを認識してもらうことが必要です。

それからしつけです。

赤ちゃんがベビーベッドで寝ている時や、パパママが赤ちゃんを抱っこしているときに、犬が赤ちゃんに飛びつくと危ないですね。飛びつきや甘噛みなどもしないようにしつけをしておきましょう。

犬は遊びのつもりでいても、赤ちゃんにとっては危険なこともありますので、「まて」と呼びもどしもできるようになるといいですね。

赤ちゃんも犬もパパママも楽しく同居できるように、基本的なしつけはしておくとよいです。

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気をつけたい!犬アレルギーの症状と対処法

乳児の犬アレルギー症状

犬アレルギーの症状は、くしゃみ、咳、鼻水、目の充血、目のかゆみ、湿疹などです。重症化すると、ごくまれにですが、呼吸困難や意識障害が起きることもあります。目の前に犬がいなくても、犬がいた空間に入るだけで症状があらわれることもあります。

この症状は赤ちゃんにとっては本当につらい症状ですよね。赤ちゃんが犬アレルギーになったときはどんな状況でどんなアレルギー反応がでたかを把握しておくと、これからの対応がしやすくなりますね。

また犬と同居しているからといって、必ずしも赤ちゃんに犬アレルギーがあらわれるわけではありません。でも、赤ちゃんと犬と同居するために、親として、飼い主として最大限の注意は必要ですよ。

犬アレルギーになる原因

犬アレルギーは、犬の毛についたフケなどがアレルゲンとなって引き起こすアレルギーです。赤ちゃんが空気中の犬のフケなどを吸い込んだり犬を触った手をなめたりして、体内に入り、体の免疫機能が過剰に反応してしまいます。

その結果、アレルギー症状がでます。このメカニズムはハウスダストや花粉症と一緒です。

犬アレルギーになるかならないかは個人差があります。一生ならない人もいますし、生まれてすぐになってしまう赤ちゃんもいます。

アレルゲンが目に見えるものであれば、除去しやすいですが、空気中にあるものを完全に取り除くのは難しいですね。犬アレルギーとうまく付き合っていけるように考えるのも、同居する上では必要なのではないでしょうか。

犬アレルギー症状が発覚!どう対処するの?

もし犬を飼っていて赤ちゃんにアレルギー症状らしきものがひんぱんに出るようならば、アレルギー検査を受けるとよいです。

そして犬アレルギーの可能性が高いと診断されてしまった場合は、犬と接触をしないようにするのが一般的な対策ですが、犬を飼っている限りは難しいですね。そんなときは、赤ちゃんがアレルゲンと触れる機会を減らすように心がけましょう。

赤ちゃんと犬の居住スペースを分け、犬は定期的にシャンプーしましょう。ただし、シャンプーのしすぎで皮膚炎になってしまう犬もいますので、獣医師と相談しながらケアをしてくださいね。

そして犬が毎日使うもの、エサ皿やトイレ、ベッド、ゲージなどはきれいに掃除して、赤ちゃんが触れてしまわないように気をつけましょう。

乳児と犬、こんな時はどうすればいい?

噛まれた、舐められてしまった時

犬に噛まれてしまった場合は、すぐに病院です。赤ちゃんでも大人でも同じです。

「うちの犬だから大丈夫~」なんてことはありません。犬が定期的に予防接種をしていても病院に行ってください。

また、犬が噛むということは犬に大きなストレスがかかっている証拠ですよ。犬が悪いのではなく、飼育環境や飼い主であるパパママに問題がある場合がほどんどです。犬の飼い方を見直す必要があるでしょう。

犬に舐められた場合は、基本的に自分の家で飼っていて予防接種を受けている犬なら大丈夫です。ただし、生まれたての赤ちゃんは皮膚が弱いのでおすすめしません。

最新の研究では、犬と同居することで免疫が高まることが分かってきました。赤ちゃんと犬とのふれあいも大切にしてくださいね。
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