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赤ちゃんの冬用スリーパーはいつから?選び方や着せるときの注意点

赤ちゃんの冬用スリーパーはいつから?選び方や着せるときの注意点

赤ちゃんにスリーパーを着せるときの注意点

丈の長いものはケガをする危険がある

「赤ちゃんはすぐに大きくなるし、寝るときにしか使わないから大きめのものを買って長く使おう」と多くのママが考えます。しかし、月齢や生活環境によっては丈は長すぎないもののほうが安全です。

赤ちゃんがつかまり立ちをするようになったら、裾を踏んづけて転んでしまう危険があります。

寝るときにしか使わない場合は、多少大きめや丈が長くてもあまり影響はないかもしれません。しかし、夜泣きで起きてベビーベッドで立とうとしてしまう赤ちゃんや、起床後に一人で部屋で遊ばせている場合などは注意が必要です。

おとなでも、裾の長いスカートを履くとつまずいてしまうことがありますよね。赤ちゃんは思わぬケガをするもの。できるだけリスクは減らしてあげましょう。

赤ちゃんがスリーパーを嫌がることがある

赤ちゃんを快眠に導いてくれるスリーパーですが、嫌がる赤ちゃんも少なくありません。

嫌がる理由の一つとして、動きにくくなるという点です。

パジャマの上に着せるため、パジャマだけのときよりも動きにくくなりますよね。寝返りがしにくい、手足を自由に動かせないと不快に感じる赤ちゃんは嫌がることがあります。この場合、動きやすいデザインや、薄い素材を試してみるとよいかもしれません。

次に、暑すぎるという点です。

足まですっぽり覆われていて体温調節ができなかったり、保温力が高すぎたりすると不快感から嫌がることがあります。この場合は、手足が出るデザインにしたり、パジャマや室温で調節したり、薄い素材のものに変えたりするなど対応してあげましょう。

赤ちゃんを温めすぎないようにする

上記でも温めすぎはスリーパーを嫌がる原因の一つと書きましたが、それ以上に赤ちゃんの身に危険が及ぶことがあります。

まず、体温が上がりすぎると「乳幼児突然死症候群」のリスクがあがるといわれています。

体温調節機能が未発達の赤ちゃんの体温が上がりすぎると、身体がなんとかして体温を下げようと働きます。その際に全身の筋肉を緩ませ、呼吸機能が落ちることがあるようです。

また、脱水症状を起こす危険性もあります。

赤ちゃんの身体は70~80%が水分で占められています。おしっこの回数もおとなより多く、元々脱水症状になりやすいのです。脱水が重症になると、意識障害やけいれんを起こすこともあるため注意する必要があります。

まとめ

赤ちゃんが快適に眠れていると、ママも安心して眠ることができますよね。スリーパーは、赤ちゃんもママも快眠させてくれる便利なアイテムです。

しかし、着せすぎや温めすぎは要注意。体温が高い赤ちゃんが快適に眠るためには、ママよりも1枚少なくすることがポイントです。

不安な場合は、ママが寝る前に赤ちゃんの首やお腹を触ってみるとよいでしょう。首に汗をかいていたら暑い証拠ですし、お腹が冷えていたら寒いのかもしれません。

パジャマやエアコンも上手に使って、快適な睡眠をとり楽しい育児ライフを送ってくださいね。
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