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水遊びで赤ちゃんも水を体感!水着なしやビニールプールでの楽しみ方

水遊びで赤ちゃんも水を体感!水着なしやビニールプールでの楽しみ方

暑い時期、赤ちゃんも水遊びができたらご機嫌になり楽しんでもらえそうですよね。ただ、赤ちゃんは体力や免疫力も未熟でおむつもしているので、気をつけたい点も多いです。今回は赤ちゃんが水遊びを楽しめる時期の目安やビニールプールで水遊びをするときの注意点、赤ちゃんが楽しめる水遊びについてご紹介します。

赤ちゃんが水遊びを楽しめる時期の目安とは

首がすわるころお風呂場で水への反応を観察

赤ちゃんは1カ月健診で医師から許可が出れば大人と一緒のお風呂に入れますが、あまり長湯せずにさっと入浴しますよね。赤ちゃんがのぼせやすいという理由が挙げられますが、特に首がすわっていない時期は体もふにゃふにゃしているため、赤ちゃんを抱っこして入浴するママも慎重になっていることでしょう。

そう考えると赤ちゃんが入浴以外で水と触れ合う時期は首がしっかりすわり、お座りできるころからが安心です。赤ちゃんの首がすわったら、入浴中に赤ちゃんがお湯や水に興味を持つ様子がないか観察してみましょう。ママが赤ちゃんと一緒の入浴中、無理のない程度にお湯で遊んでみてもよいですね。

赤ちゃんが蛇口から流れる水に手を伸ばすなどしていたら、水遊びが楽しめるかもしれません。

お座りができるころに水遊びに慣らしていく

お風呂が好きな赤ちゃんがお座りができるようになったからといって、いきなりビニールプールを使うとびっくりして泣いてしまう場合があります。最初から楽しく遊べる子もいますが、赤ちゃんにとってお風呂とプールは別のもので環境の変化の影響は大人が思う以上に大きいケースがあります。段階を踏んで水に慣れるようにした方がよいかもしれませんね。

最初は洗面器やベビーバスに浅くぬるま湯を張り、そこにお座りできるようにしましょう。次に洗面器などをベランダや庭に出して外で水に入れるようにします。

外での水遊びに慣れてきたらビニールプールを出して遊んでみましょう。水遊びの環境に少しずつ慣らすことで、慎重派の赤ちゃんも水遊びを楽しめるようになりますよ。

おむつが取れるまではビニールプールで

公共の幼児用プールではおむつが取れない子がプールに入るのを禁止しているところと、禁止していないところがあります。禁止していないプールでも、できればおむつが取れるまでは入るのを控えた方がよいかもしれません。

水遊び用のパンツを履いていても、おしっこやうんちが流れ出すのを完全に防げるわけではなく、万が一うんちが流れ出せばプールの水を全部取り換える必要があります。そうでなくてもおむつのチェックをせずにいて赤ちゃんの排泄物が少しずつ流れ出ていたら、衛生的に問題がありますよね。

公共のプールに入ると感染症にかかる可能性もありますが、免疫力が未熟な赤ちゃんならばより心配ですよね。おむつが取れるまではおうちのビニールプールで遊ぶのが安全かもしれません。

ビニールプールで水遊びをする際の注意点

水遊び用のおむつやベビー水着を用意して

水遊びで通常のおむつを使うと水を吸って膨らみますが、水遊び用のおむつなら通常のおむつほど膨らまないためずり落ちにくいです。洗って繰り返し使える水遊び用おむつもありますよ。どちらも排泄物の流出を完全には防げないので、こまめなおむつチェックが必要です。

ベビー水着は着脱しやすく動きやすいものにするとよいですね。着脱しにくいとおむつのチェックが大変ですし、動きにくいと赤ちゃんが嫌がる場合もあります。着脱しやすいのはセパレートタイプが多いですよ。

紫外線は曇りの日でも晴れた日の8割くらい降り注いでいるので、曇っているときも赤ちゃんの紫外線対策が必要です。肌の露出が少ない水着やラッシュガードを着用すると、紫外線を防御できますよ。

水温管理や紫外線対策などの事前準備をする

赤ちゃんは体温調節が苦手なので、水が冷たいとすぐに冷えてしまいます。気温が28℃以上で水温28~30℃くらいを水遊びするときの目安にしましょう。

ビニールプールに浅く張った水は、夏には1~2時間ほどで温まります。また、10~14時は日差しが強過ぎるので、できるだけそれ以外の時間に水遊びをするとよいでしょう。

水遊びは体力を消耗しますし、赤ちゃんは水に浸かる時間が長いと冷え切ってしまいます。水遊びは20分くらいすることをおすすめします。水遊びの後には温かいシャワーを浴びたりお風呂に入ったりするとよいかもしれませんね。

パラソルやよしずなどを使って日陰にビニールプールを置くと暑過ぎず安心です。屋根つきのビニールプールもありますよ。

安全対策や体調管理のために目を離さない

赤ちゃんは浅い水でも溺れる可能性があるので、ママは目を離さないようにしましょう。一緒に水遊びする上の子に「赤ちゃんを見ていてね」と言ってママがそばを離れるのも危険です。

目を離さないのは溺れる可能性のほかにこまめに体調を観察するためでもあります。唇が青くなっていないかなど、水遊び中に赤ちゃんの体が冷えていないかも確認するようにしましょう。

水遊び中も汗をかきます。こまめに水分補給をして熱中症などにならないように気をつけられるとよいですね。

ビニールプールの底は、クッション性のあるものの方がよいでしょう。コンクリートの上に置かれた底の薄いビニールプールの中で赤ちゃんが滑って転ぶとケガをする場合がありますし、お尻が痛くなりやすいですよ。

赤ちゃんのころに楽しめる水遊びとは

水の独特な感触に触れるだけの遊び

赤ちゃんや子どもには、五感を通していろいろな感覚を感じる「感覚遊び」が必要です。水は感覚遊びにうってつけですよ。

水はしぶきになったり、ちょろちょろと紐状に流れたりします。大人にとっては当然のことでも幼い子にはおもしろくて不思議だと感じる場合があるのです。水の独特な感覚を赤ちゃんが味わえるとよいですよね。

とはいえ、水を怖がる赤ちゃんもいます。「お化粧しましょう」とママが水で濡らした手で赤ちゃんの頬にやさしくタッチして「はい、綺麗になりました」などと声をかけながら遊ぶと、水に慣れていきやすいですよ。

水をビニール袋に入れて輪ゴムで留めると即席お手玉になります。赤ちゃんと一緒に水で作ったお手玉の柔らかい感触を楽しむのもよいですね。
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