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子どもの朝ごはんはお米に決まり!朝食のメリットや簡単朝ごはん3選

子どもの朝ごはんはお米に決まり!朝食のメリットや簡単朝ごはん3選

朝ごはんを食べると、脳や体が活発に活動できるといわれています。特に朝お米を食べると、抵抗力や記憶力が上がるという研究結果もあるようです。ここでは、朝食を食べることのメリットや、パンよりもお米がよい理由、栄養満点の朝ごはんレシピなどを紹介したいと思います。

子どもが朝ごはんを食べるメリットを知ろう

体温が上がって活発に動く準備ができる

子どもが朝ごはんを食べると、体温が上がって活発に動く準備ができ、抵抗力のある体を作ることができるというメリットがあります。

人の体温は睡眠中に低下しますが、朝ごはんをしっかり食べて、最適な体温に上昇させると、日中元気に活動できるので、登校・勉強・遊びにしっかり取り組めることでしょう。「今日はいまいちやる気が出ないな」という朝も朝ごはんを食べることで解決することもあるようです。

体温が低いと、血の巡りが悪くなるので、栄養や酸素が体にきちんと届かなくなってしまいます。その結果抵抗力が下がったり、体調を崩しやすくなってしまったりするのです。

朝は食欲がないという子どもには、がんばって少し早起きをさせてみると、食べられるようになることがありますよ。

乱れがちな体内時計のリズムを整えられる

朝ごはんは、乱れがちな体内時計のリズムを整えてくれます。体内時計とは、人の体が持つ、1日の時間の流れを計る機能のこと。朝目を覚ます、昼に活動する、夜に眠る…という1日の行動は、体内時計によって毎日繰り返されています。

しかし、実は体内時計は25時間ほどを1日としてカウントしています。ですから、そのままにしておくと、就寝時間が後ろにずれていくことがあるようです。ですが、朝食をとれば体内時計がリセットされて、時間のずれも修正されるといわれています。

また、朝食をとると腸が刺激されて、朝の排便のリズムが生まれます。便は睡眠中に多く作られるので、朝は排便しやすい時間帯なのです。朝にトイレを済ませておけば、心身ともにスッキリしますよね。

エネルギー補給でやる気集中力のアップ

日中元気に活動するには、朝に脳へ栄養を送ることが大切です。朝食を抜いてしまうと、脳が栄養不足に陥り、やる気も低いままになり、集中力が低下してしまいます。

集中力だけではなく、あらゆる活動においても影響が出てきます。脳が栄養不足だと、思考・判断・行動などさまざまな面で悪影響が出てきてしまうのです。

人が摂取したエネルギーの1/5は脳に使われます。しかも、摂取したエネルギーはすぐに使われてしまうようなので、朝ごはんを抜いてしまうと、幼稚園や保育園などでおもいっきり遊んだり考えたりできなくなることも…。

エネルギーが空っぽの状態にならないように、しっかり朝ごはんを食べて、エネルギー源であるブドウ糖を摂取しましょう。

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朝ごはんにはパンよりお米がよい理由とは

消化が緩やかでエネルギーが効率よく取れる

朝ごはんにはパンよりお米がおすすめです。その理由の一つは、消化が緩やかでエネルギーが効率よく取れるからです。

パンは、炭水化物の小麦粉以外に、牛乳やバターなどが含まれていることが多いです。そのため実は、炭水化物の量が意外と少ないこともあります。例えば食パンの場合、6枚切り1枚(約60g)の炭水化物は28gです。

お米は1食分(約150g)の炭水化物は55gくらい。パンよりも炭水化物が多く、ブドウ糖をしっかり補給できます。お米は消化・吸収のスピードが遅めなので、血糖値の上昇がゆるやかになり、長期的にエネルギーを供給できます。脳の負担も少なくなるので、心身のコンディションにもよい影響を与えるでしょう。

たくさん嚙むので満腹感があって脳も活性化

お米を食べるときはたくさん嚙むので、満腹感があって脳も活性化します。

お米の粒をよく噛むことで、脳の血流が促進されます。その結果、集中力アップや学習効果の向上ににつながるのです。よく噛む=咀嚼という行為は、食物を細かく噛み砕いて、胃腸での消化や吸収を助けます。また、満腹中枢を刺激するので、過剰な食欲を抑えて肥満を防ぐ効果もあるのです。

ある研究では、パンよりもお米の方が満腹感があり、エネルギーの消費量や血糖値に関してもお米の方が優れているというデータがでています。よく噛んで、ゆっくり食べると満足感を得やすくなりますが、お米はそれに適しているのです。パンの方が好きという家族でも、朝1食分でもよいのでお米に変えてみるとよいかもしれませんね。

言葉や記憶力の発達によいという意見も

お米を食べることは、言葉や記憶力の発達によいという意見もあります。

「脳トレ」で有名な東北大学加齢医学研究所所長の川島隆太教授の研究によると、朝の主食がお米の子どもの方が、パン食の子よりも、言語・記憶・意欲に関係する脳の発達がよいという結果が報告されています。

食後の血糖値の上がり方を示すGI値が、パンの方がお米よりも高いといわれています。パンの原料は小麦粉ですが、お米よりもパン=小麦粉の方が消化がよい分、血糖値の上昇が急激になります。その後、血糖値は急激に下がります。

川島教授によると、血糖値の上昇度合いは、脳の発達に関係している可能性があるそうです。また、お米の方がパンよりもおかずを多く食べやすいというのも、その理由の一つだそうです。

お米で作る簡単朝ごはんレシピ3選

具を変えて楽しめる「爆弾おにぎり」

お米で作る簡単朝ごはんのレシピを紹介します。まずは、具を変えて楽しめる「爆弾おにぎり」です。

忙しくてゆっくり朝ごはんの準備ができないときや、なかなかご飯を食べてくれない子どもにおすすめです。爆弾おにぎりとは、中に具材がたっぷり入った大きなおにぎりのこと。 1個でお腹いっぱいになる、子どもが喜ぶおにぎりです。

中の具材は、卵焼き、唐揚げなど子どもに人気のものから、肉じゃがなど前の日のおかずをリメイクするのもよいでしょう。「今日の中身はなにかな〜?」と子どもに話しかけてあげると、中の具材を楽しみにして食べてくれると思いますよ。

朝から何品も用意するのは難しいというママや、子どもにいっぱい食べて欲しいママ、ぜひ試してみてください。
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