結婚5年で倦怠期が来るのは本当?危機を乗り越え仲良し夫婦になろう
「結婚5年目になると倦怠期が来る」と聞いたことがあるママもいるかもしれません。できれば倦怠期を円満に乗り越えたいですよね。そこで今回は、夫婦の倦怠期についての一般知識と倦怠期の夫婦に見られやすい三つの症状、倦怠期を乗り越えて仲良し夫婦になるコツなどについてお話しします。
夫婦の倦怠期についての一般知識
夫婦の倦怠期とは結婚相手に感じる慣れ
最初のころは、「ゴミ捨てありがとう」「毎日おいしい手料理をありがとう」とお互いに感謝の気持ちを持っていたはずなのに、次第にそれが当たり前となり慣れてしまうのです。
結婚相手との生活に慣れてくると、「もう一緒にいるのに飽きてきた」と感じることもあるかもしれません。こうした気持ちを抱き始めることが多いのが、結婚5年目ぐらいといわれています。
ある意味、どんな夫婦にも倦怠期は訪れるといえますね。
離婚夫婦の3割以上が結婚5年目までに離婚
中でも結婚2年目の離婚率がもっとも高いともいわれていますよ。その理由としては、結婚年数が浅いと子どもをまだ授かっていないことが多く、離婚しやすいということが挙げられます。お互いに「合わない」と思うようなことが起きるとあっさりと離婚する傾向があります。
また、結婚するまでの交際期間が半年以下の夫婦は要注意といわれます。お互いによい部分しか見えない状態で結婚しているため、結婚してから初めて相手に違和感を覚えることも多く、離婚へと繋がるケースもあるようです。
倦怠期は意外にもホルモンと関係がある
異性に恋をすると脳内でドーパミンというホルモンが分泌され、気持ちを高揚させる効果があります。このドーパミンの影響で、恋をしたときの特徴であるドキドキ感を保つことができるのです。
しかし結婚をして毎日一緒に過ごすようになるとこのドーパミンの分泌量が減り、やがて出なくなります。やがてドキドキ感がなくなるだけでなく、今までは見えていなかった相手の苦手な部分が目につくようになり、相手への愛情が薄れてしまうのです。
倦怠期の夫婦に見られやすい三つの症状
一緒にいても笑顔がなくスマホばかり見る
まだお互いの関係が新鮮だった時期は、「彼女がそばにいるのにスマホを見るのは失礼だからやめよう」という気働きができたのにも関わらず、次第に気が緩んで「ちょっとぐらいスマホ見ていても怒らないだろう」と甘えるようになります。
そして「嫌われても別に構わない」とばかりに自分のしたいこと、つまりスマホを優先させるようになっていくのです。
子どもが寝た後に会話が続かない
子どもが起きている間は、子どもを介在にしてなんとなく会話をしている夫婦でも、子どもが寝た後には会話がゼロというケースもあります。会話がないということは、お互いにコミュニケーションを取ろうという意思がなくなっているサインでもあるので要注意ですよ。
特に女性は話すことによってストレス発散をする傾向があるので、パパとの会話がないと夫婦関係に不満を抱きがちです。パパが話を聞いてくれないと「私に対してもう興味がない」と落ち込むこともあるでしょう。
パートナーに対しイライラすることが増える
「私には休日はないのに、パパは週末になると寝てばかり」とイライラが募るかもしれません。パパは「せっかくの休日ぐらいゆっくり休みたいのに、家事の分担はしたくない」とイラつくこともあるでしょう。
お互いのすることなすことにイライラするようになると、少しでも苛立ちを感じないようにするため、相手とは別行動を取るようになります。こうして夫婦一緒に過ごす時間がさらに減ってしまいます。
倦怠期を乗り越えて仲良し夫婦になるコツ
感謝の言葉や挨拶はしっかり伝える
夫婦関係が長くなってくると、お互いに何かしてもらっても改めて「ありがとう」と伝えるのをどこか気恥ずかしく感じてしまい、無言でやり過ごしてしまうことが増えていきます。そして相手に感謝の言葉を伝えることを忘れてしまいます。
パパが家事を少しでも手伝ってくれたら、「ありがとう」と伝えてみましょう。パパもママが夕飯を用意してくれたら、当たり前のように食べるのではなく、まず「ありがとう」と感謝の気持ちを表現するように心がけたいですね。