就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

臨月はどれくらい運動してもよい?体を動かすメリットと注意点を紹介

臨月はどれくらい運動してもよい?体を動かすメリットと注意点を紹介

運動嫌いなママが楽しんで体を動かす方法

ウォーキングする場所を色々変えてみる

運動嫌いなママにとって、お腹が大きくなって体が思うように動かない臨月に運動をするように先生から指導されても「家で寝ていたい」「運動が嫌いだから毎日続かない」など、毎日体を動かすのが億劫に感じている方もいるでしょう。

先ほどご紹介したように、臨月の運動にはウォーキングがよいといわれていますが、毎日同じ散歩コースだと飽きてしまったり、やる気が起きなかったりしますよね。ウォーキングを毎日楽しく続けるために、散歩コースを色々変えてみるのはいかがでしょうか。

例えば、家の近所を散歩するだけでなく、商業施設の中をウィンドウショッピングしながら歩くと楽しく体を動かせそうですよね。ほかにも河川敷など、色々と場所を変えて楽しみましょう。

パパと一緒ならデート気分で楽しめる

運動嫌いなママの場合、ママひとりで運動をしようと思っても「やりたくない」「家でゆっくり過ごしたい」など、運動をすること自体にストレスを感じてしまうかもしれませんね。ストレスはお腹の中の赤ちゃんにも悪影響なので、できるだけ楽しく体を動かすことが大切です。

少しでも楽しい時間が過ごせるように、パパと一緒にウォーキングやストレッチなどをしてみませんか?パパと一緒に会話をしながらウォーキングをすれば、近場の散歩でもデート気分を味わえて楽しいですよ。

また、カフェやショッピングなど、デートコースを決めてウォーキングをするのもよいですね。出産後は夫婦でデートする機会も少なくなるので、体を動かしながら夫婦の時間を過ごしましょう。

家事をしながらなら、すぐに取り組める

「わざわざヨガ教室に通うのは面倒くさい」「散歩を毎日続けるのは辛い」と感じているママもいるでしょう。そのような方は、家事をしながら体を動かす方法がおすすめです。

例えば、雑巾がけや窓拭きなど、掃除をしながら体を動かしてみましょう。運動嫌いな方でも掃除をしながらよい運動ができると思うと、気軽に始められますよね。

出産後は、育児に追われて家の隅々まで掃除が行き届かないことも多いです。掃除ついでに運動ができると、「運動をしなくちゃ」というストレスから開放されるでしょう。ほかにも、洗濯物を畳みながらストレッチをして呼吸法を練習する、料理をしながらスクワットをするなど、工夫をすれば家事をしながら体もしっかり動かせますよ。

体を動かすときに気をつけたいこと

医師と相談し体調のよいときに行う

お腹が大きくなり運動不足になりがちな臨月には、医師から安静に過ごすよう指示をされていない限り、できるだけ運動するように心がけたいですね。運動をすることで、体重の増え過ぎを防ぐことができますし、出産の際に使う筋肉を鍛えられます。

しかし、体調が優れないときやお腹が頻繁に張るようなときは、無理に運動をする必要はありません。体調のよいときに行うようにしましょう。

また、運動をする際は、自分では妊娠経過が順調に思えても、まずは担当の医師に相談してから行う方が安心です。例えば、「陣痛を促すような運動をする方がよい」「負担が少ない簡単なストレッチ程度に止めておいた方がよい」など、人によって適した運動量が違うためです。

こまめに休憩し違和感があれば中止する

妊娠中、特に臨月ではお腹が大きくなっているので、少しの運動でも疲れを感じやすくなるママが多いでしょう。

運動することで体にかかる負担は、妊娠前に比べると大きなものとなっているため「あともう少し頑張って運動してみようかな」という場面でも、無理をせず意識的に休憩を取るようにしたいですね。

特に、ウォーキングなどの外での運動をする場合、お腹の張りなど、少しでも違和感を覚えたら運動を中止して自宅へ戻り休みましょう。無理に歩き続けて距離を伸ばすと、帰り道が辛くなってしまいます。

前駆陣痛が起きてお腹が張りやすい臨月の運動は、ママの体の状態にいつも以上に気を配り、こまめに休憩を取りながら行うように心がけましょう。

外出時は必ず母子手帳を携帯する

妊娠中は、出産当日まで何が起こるか誰にも予測ができません。そのため、臨月に入り予定日が近づくにつれて、突然の破水や急な陣痛の開始などを想定しておくことが大切です。いきなり産気づいてしまった場合でも、冷静に対応できるようにしっかりと準備しておきましょう。

特に外出時に何か起きても、すぐに家族やかかりつけの病院に連絡ができるように、母子手帳と携帯電話は持ち歩くようにしたいですね。外で運動をする際にあれこれ荷物を持ち歩くのは大変ですが、たとえ近所での散歩であっても忘れずに携帯することが大切です。

さらに、病院の診察券や保険証も一緒に携帯しておくと、緊急事態にも妊娠の状態を確実に周囲に伝えられるためより安心です。

まとめ

体重の増え過ぎを防いだり、産道周辺の筋肉が鍛えられたりと、臨月に運動をすることで、出産に向けた体作りをすることができます。出産に備えて体力をつけておけば、産後の回復も早まり育児もスムーズに行えるでしょう。

臨月は体に負担をかけないよう、また転倒などには注意しながら、簡単なウォーキングやストレッチに取り組むのがおすすめです。リラックス効果があるマタニティヨガもよいですよ。

運動をする際は体調のよいときに無理のない範囲で取り組み、出産に向けて体調を整えてくださいね。
36 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ