3歳なのにどうして言葉が遅い?コミュニケーションがとれない原因
聴力検査と発達検査を受けてみる
聴力検査は、乳児でも行うことができます。難聴が原因で言葉の発達が遅いのは脳の問題ではないので、早期に発見して訓練さえすれば言葉の遅れを取り戻すことは可能です。
発達検査では、日常生活での子どもの様子からだけではわからない発達の様子などを調べます。発達検査の種類によってはIQなどを測定しますが、数値だけではなく検査のときの子どもの様子なども観察しながら検査者が判断します。
聴力検査や発達検査の検査結果を踏まえ、今後の支援について相談してみましょう。
納得して始める3歳からの療育
療育とは、子どもが生活しやすくなるようにトレーニングなどのサポートをすることをいいます。療育では専門のスタッフが少人数で関わり、無理なく訓練ができるので「やればできる!」という喜びが得られます。
ママにとっても専門的な立場から子どもの特性を教えてもらえるので、納得して始められるようです。自分の育て方を責め続けていたママが、療育と出会ってからは脳の特性から言葉が遅れているのだとわかって気持ちが楽になったという例もあります。中には、療育を始めてみて問題がないことがわかったというケースもあるようです。
まとめ
3歳児であってもコミュニケーションがうまくとれない原因はさまざまです。単に言葉のインプットが少ないために言葉数が少ないようであれば、子どもとのコミュニケーションの時間を増やしましょう。
一方、発達障害の心配がある場合は病院や行政機関に相談して、早めに療育をスタートさせることをおすすめします。