赤ちゃんとの冬の過ごし方を知ろう!快適なお部屋や服装のポイント
赤ちゃんと一緒に迎える初めての冬。気温が低く空気が乾燥していて、大人でも体調管理の難しい季節です。赤ちゃんの体調を崩さないようにするためには、どうしたらよいのか心配ですよね。ここでは、寒くて赤ちゃんが元気に過ごせるように、赤ちゃんにとって快適なお部屋や服装などのポイントを紹介します。
目次
- 冬はどんな部屋で過ごすのがよいの?
- 赤ちゃんは体温調節が苦手
- 冬は暖房器具を使って室温をキープしよう
- 温度だけでなく湿度にも気を配ろう
- 冬生まれの赤ちゃんの服装は?
- 暖かい素材を重ね着しよう
- 靴下や帽子はお出かけのときだけで大丈夫
- 温め過ぎ注意!赤ちゃんに触れて確認しよう
- 赤ちゃんとの冬のお風呂を快適に
- 入浴前の準備がポイント
- 便利グッズを上手に活用しよう
- 保湿ケアは浴室で済ませてしまおう
- 冬に赤ちゃんが気持ちよく眠る工夫と注意点
- 赤ちゃんが布団を蹴ってしまうのはなぜ?
- 冬の布団の選び方と掛ける枚数
- 赤ちゃんが眠ったら暖房をオフにしよう
- ベビーカーの防寒対策で冬の散歩を楽しもう
- ブランケットは活躍シーン色々
- 冬は晴れの日でもレインカバーで防寒
- ベビーカーシートで背中から感じる冷え予防
- 赤ちゃんの体調を守る冬の生活の注意点
- 冬こそ気をつけたい!脱水症状
- 家族で風邪を予防しよう
- 寒くても適度な換気を忘れずに
- まとめ
冬はどんな部屋で過ごすのがよいの?
赤ちゃんは体温調節が苦手
そのため、赤ちゃん自身が周りの気温に合わせて、自分の体温を丁度よい状態に保つのは難しいのです。ママやパパが部屋の温度や服装に気をつけて心地よい状態を作ることが必要になります。
赤ちゃんにとって、冬の理想的な室温は約18~23℃、湿度は約60%といわれています。部屋の壁に温度計を置いて確認するのではなく、赤ちゃんの側において赤ちゃん周辺の温度や湿度を確認するようにしましょう。冬は部屋の上と下で温度差があるので注意が必要ですよ。
冬は暖房器具を使って室温をキープしよう
多くの家庭にあるエアコンの場合、使うのは便利ですが空気が乾燥しやすくなるので、加湿器をうまく使って湿度を保つようにしましょう。ホットカーペットは長時間赤ちゃんをその上に寝かせておくと、赤ちゃんの体が熱くなり過ぎるので気をつけましょう。
暑くなったり寒くなったりと、室温が一定しないと赤ちゃんの体温も変動してしまいます。どの暖房器具を使うにしても体温が変動しないように、心地よい室温をキープしておくことが大切ですね。
温度だけでなく湿度にも気を配ろう
赤ちゃんの肌はデリケートなので、空気が乾燥していると皮膚も乾燥してしまいますし、インフルエンザや風邪に感染しやすくもなります。そうしたトラブルを防ぐためにも、部屋の湿度は約60%に保っておきたいですね。
加湿器のスチーム式は蒸気が出るので危ないですし、超音波式は清潔に保たないと雑菌をまき散らしてしまう可能性があります。そうした危険性を避けられるのがハイブリッド式の加湿器です。ただ、置く場所と加湿の設定次第では、周辺が濡れてしまう可能性がありますので、注意しましょう。
冬生まれの赤ちゃんの服装は?
暖かい素材を重ね着しよう
冬に着せる肌着は保温性や保湿性のある綿素材のものがよいですね。その上に暖かい素材のツーウェイオールやカバーオールを着せましょう。
赤ちゃんが寒そうであればその上にベストやカーディガンを着せて、暑そうになったら脱がせるようにしましょう。暑ければ脱いで寒ければ着られますので、家にいるときの体温調節はもちろん、外出中でもママの負担なく調節しやすいです。
また、重ね着をすることで服の間に空気の層ができ、熱を閉じ込めてくれるため保温効果も高まりますよ。
靴下や帽子はお出かけのときだけで大丈夫
赤ちゃんは体温の調節を足の裏や手の甲でしています。暑くなったら手足から汗を蒸発させて、同時に熱も発散させて体温を下げようとします。反対に寒いと、手足の血管を収縮させて熱が出ていくのを防ぐのです。
そうした働きを妨げないために、室内にいるときは靴下は履かない方がよいですよ。ただし、お出かけするときには、足の保護と保温のために靴下を履いてもらうようにしましょう。
帽子も室内では必要ないですが、お出かけの際には保温や頭の保護のために被せるとよいですね。足が寒そうならレッグウォーマーを履かせると体温調節の邪魔にならず保温のみできるのでおすすめです。
温め過ぎ注意!赤ちゃんに触れて確認しよう
赤ちゃんは周りの温度が高いと体温も一緒に高くなります。体温が高くなると汗が大量に出て脱水状態を引き起こすことがあるのです。
顔が赤くなって汗をびっしょりとかいていたら危険信号と考えましょう。そうならないためにも、赤ちゃんが暑がっているのか、寒がっているのかをママが確認することが必要ですね。
赤ちゃんの手足だけでなく、お腹や背中も触って熱いか冷たいかを確認しましょう。お腹が冷たければ、赤ちゃんが寒い可能性が高いので、一枚多く着せたりや布団を掛けたりなどして、赤ちゃんを温めるようにしましょう。
赤ちゃんとの冬のお風呂を快適に
入浴前の準備がポイント
まず、浴槽の蓋を開けて湯気で浴室を温めておき、赤ちゃんが寒くならないようにします。脱衣所も温めておき、赤ちゃんとママの着替えを用意しておきましょう。
バスタオルは広げた状態で置いておき、お風呂から出た赤ちゃんをバスタオルの上に置いてすぐに拭けるように準備します。ママはバスローブがあれば、お風呂から出てサッと着て赤ちゃんのお世話もできるので便利ですよ。
赤ちゃんへの保湿も大切ですから、保湿クリームも一緒に用意しておくと手早く対応できますね。事前に準備をしっかりとしておくことで、入浴もスムーズになりますよ。
便利グッズを上手に活用しよう
まずご紹介するのは、お風呂に入ってママが体を洗っているときに赤ちゃんを寝かせておけるバスチェアです。赤ちゃんが溺れる心配のない小さめサイズのマカロンバスが安心ですよ。
赤ちゃんのお風呂上がりには、フードつきバスタオルが便利です。赤ちゃんを寝かせておけるバウンサーもあると、しばらく湯冷めさせずにご機嫌でいてくれるでしょう。タオルと服の要素を兼ね備えたバスローブは、素早く水分を吸収してくれるので、ママにも子どもにも便利なアイテムですよ。
保湿ケアは浴室で済ませてしまおう
忙しいママには、保湿ケアを浴室で済ませてしまうことをおすすめします。浴室は暖かくミストで満たされている状態でなので、保湿ケアには最適なのです。
肌が濡れている状態で化粧水や乳液をつけたからといって、肌への保湿効果は変わらないので安心です。赤ちゃんにも、肌が濡れている状態でつけられる保湿クリームがありますので、そうした保湿クリームを浴室でつけてもよいかもしれませんね。
浴室でのケアを日課にすれば、忘れず慌てず暖かい状態で保湿ケアをすることができるでしょう。