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夫婦ってどうしたらうまくいく?仲良し夫婦になるための心がけ

夫婦ってどうしたらうまくいく?仲良し夫婦になるための心がけ

大好きなパパと結婚したはずなのに、なんだか最近うまくいかないと感じることはないでしょうか。そんなとき、つい「夫婦って何だろう?」と思ってしまいます。夫婦の間の違和感を解消するため、もっと仲良し夫婦になるための「夫婦」のあれこれについて調べてみました。

夫婦の現状はどうなっているか?

夫婦は協力して生きていくパートナー

結婚を決めるきっかけは人それぞれありますが、お互いが好きで一緒にいたいと思えばこそ夫婦になったのではないでしょうか。夫婦になるとそれまで自分のためだけにしていたことが、すべて夫婦のため、家族のためにつながっていきます。

夫婦とはどちらが欠けても生活が成り立たない、協力して生活している運命共同体といえます。たとえば、パパもママも自立していてパートナーがいなくても生活ができてしまう場合、離婚をためらう要素がなくなり簡単に別れてしまうかもしれません。

もちろん、夫婦の形も様々あり、お互いが納得していれば自立した結婚生活も長く続くはずです。ただ、つらいときこそ協力し、お互いを思いやって一緒に過ごすのが夫婦というものではないでしょうか。

家事育児の負担はママにかかる割合が多い

夫婦の立場は平等であることが望ましいですが、それぞれの役割を分担していることが多いですね。まずは妊娠出産は女性にしかできないことですし、産後はしばらく育児に追われるママが多いはずです。

女性が家事育児をするという考えは少々古いかもしれませんが、ママが家事育児を担当してパパが働いてお金を稼ぐケースは今でも少なくありません。現在は共働き世帯も多く、女性も仕事を持つのが当たり前になってきましたが、それでもママは仕事を抱えて家事育児もこなしている場合が多くあります。

専業主婦であっても産後は自由時間が大幅に減ってしまいますよね。パパも徐々に家事や育児に取り組むことが増えているようですが、まだフィフティフィフティとはいかないようです。

日本の長時間労働が夫婦の負担にも

仕事が忙しいパパと暮らしていると、子どもが起きる前に出勤し、眠ってから帰宅するのが日常という家庭もあるのではないでしょうか。日本人の通勤時間は長く残業も多いため、それが夫婦のすれ違いの原因になってしまうことがあります。

日本のパパが家事や育児に費やす時間は1日に62分、世界ワースト2というデータもあります。ママも、そんな忙しいパパを支えるためについ家事、育児をすべて引き受けてしまう傾向があります。

ちなみに、男女平等の意識が高いデンマークやスウェーデンではパパの家事、育児時間がママに迫るほどです。ただし、日本では一般的にママよりもパパの労働時間の方が長いことが多く、家庭それぞれの問題というよりは社会全体で改善が必要かもしれませんね。

子育て中の夫婦に起こる問題とは?

ママのパパに対する不満

夫婦関係がうまくいっているときは、夫婦の在り方についてなどあまり考えなくてすむものです。しかし、不満がたまったり、喧嘩になったりすると途端に「生涯この人と一緒でいいのか?」と考えたくなってしまいますね。

ママがパパに抱える不満は、やはり家事や育児へのかかわり方が原因になることが多いのではないでしょうか。子どもが生まれても自分の生活スタイルを崩さない、子どもの面倒を見てくれないなど、パパになった自覚がないと嘆くママも多くいます。

また、女性は配慮や汲み取る力にたけていますが、男性はそうでもありません。してほしいことをきちんと言葉に出さないとパパには伝わらず、さらに「掃除したの?」「化粧すれば?」など配慮に欠けた言葉を聞くと悲しくなりますね。

パパのママに対する不満

会社勤めをしているパパの多くが「家ではゆっくりしたい」「家庭は癒しの場」と考えています。職場は戦場に例えられることがありますが、まさに会社帰りのパパは戦いを終えて帰還した兵士の気分なのかもしれません。

ところが、家に帰ったら笑顔のママと子どもに会いたいと思うパパの前に、疲れ切った表情のママが現れ「世界で一番自分が疲れている」という話をし始めたらどうでしょう。癒しどころかさらに疲労がたまります。

一生懸命に働いても簡単に給料が上がらない現代で「生活費が足りない」など、お金のことを言うのもパパのプライドを傷つけてしまいがちです。家事を手伝ってもやり方が間違っているとママに指摘されると、家事参加への意欲もそがれてしまいます。

コミュニケーション不足が原因

知性、理性、言語の備わっている人間は、話し合って物事を解決することができますね。つまり、話し合うことができなければ不満解消も、お互いの気持ちを確かめ合うことも難しくなります。

夫婦はときに以心伝心、言葉にしなくても分かる関係であるといわれることがあります。しかし、数十年連れ添った夫婦であっても、分かったつもりだけで気持ちが伝わっていないことはよくあります。

ママが話したくてもパパが聞いてくれない、その逆もあるかもしれませんが、コミュニケーション不足が原因で夫婦のすれ違いが起きることは容易に想像できます。コミュニケーションの方法は会話だけではありません。触れ合いが多い夫婦は自然と会話も増えるので、意識してパパに触れるのもよいかもしれませんね。

子育てにもつながる仲良し夫婦になるために

思いやりを持って会話をする

誰でも人の誹謗中傷などネガティブな話を聞くと気分が悪くなるものです。ママは誰かのうわさ話を話してストレス発散できるかもしれませんが、聞いているパパや家族はそうでないことを覚えておきましょう。

夫婦のコミュニケーションとして会話を大事にするなら、相手のことを思った言葉選びや内容になるよう気をつけたいものですね。思いやりがあれば、価値観が違うこともお互いの個性の違いだと割り切ることができるかもしれません。

夫婦といっても同一人物ではありません。すべて理解することは難しいかもしれませんが、分かり合おうとする意識が大事です。分からない部分が面白い、そしてその部分を尊重しようと思えるようになれば、夫婦円満な未来が待っているかもしれませんね。
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