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夫婦ってどうしたらうまくいく?仲良し夫婦になるための心がけ

夫婦ってどうしたらうまくいく?仲良し夫婦になるための心がけ

愛情や感謝を相手に伝える

握手やキス、ハグが習慣になっている外国人と違い、そうしたことに対し恥じらいがあるのが日本人の美点でもありますが、夫婦の間だけでも愛情表現は豊かでありたいですよね。愛情ももちろんですが、日々の感謝の気持ちも言葉と行動で伝えるのが夫婦円満の秘訣です。

「ありがとう」は生活の中であふれていると思われがちな言葉ですが、パパとママの間ではどうでしょうか。言わなくても分かっているだろうと省略してしまうと、お互いしてもらうのが当たり前という気持ちになり夫婦の不満がたまる原因になります。

ネガティブな言葉と違って「大好き」「愛してる」「ありがとう」などの言葉は言えば言うほどポジティブな気持ちになるので忘れないようにしましょう。

夫婦や自分の時間を持つ

家族の中で幼い子どもだけが「ママといつも一緒」を望んでいるのかもしれません。大人になれば誰でもひとりの時間が欲しくなるものです。ひとりというのは物理的に1人のこともありますし、誰にも邪魔されず本来の自分に戻れる時間ともとることができます。

たとえば、子ども抜きで夫婦の時間を持つことは仲良し夫婦には欠かせないとよくいわれます。夫婦で出かけることでパパとママではなく、大人の男女として会話や触れ合いの時間を持つことができます。

家族はいつも一緒が理想ではありますが、現実にはひとりの時間、夫婦の時間など違った環境を定期的に持てる方が生活に新鮮さを感じられ、心にゆとりが生まれてきます。息の詰まるような家庭にしないためにも、自分の時間を大切にしましょう。

夫婦間で気をつけておきたい心がけ

子どもの前でお互いの悪口を言わない

家で子どもと一緒にいるときに、ついパパへの不平不満や愚痴を言ってしまってはいないでしょうか。ママは「子どもには分からない」と思っているかもしれませんが、意外としっかり理解していて「大好きなママが嫌いなパパは自分も嫌い!」という感情が芽生えやすくなります。

基本的には誰の悪口も言うべきではないのですが、とくに子どもの前でのパパの悪口は控えましょう。子ども時代は家庭の中のことが将来に影響する可能性が大きくあります。夫婦や家庭とはどんなものなのかパパとママを見て学んでいます。

また、親の口癖や話し方はすぐに子どもに反映されます。幼稚園や保育園でママやパパが言った悪口を披露することも考えられますね。

夫婦でもほどよい距離感を大切にする

夫婦にもメリハリは大切です。仲良し夫婦を目指しているからといって、四六時中ベタベタ、いちゃいちゃしていては疲れてしまいます。恋愛でも多いのが、かいがいしく世話を焼くことで愛情表現していたつもりが「重い」や「うっとうしい」という言葉で嫌がられてしまう現象です。

人にはパーソナルスペースがあり、「ここからここまでには入ってくれるな」というテリトリーがあります。親しい相手には侵入を許すこともありますが、常にそこにいられては居心地が悪いのです。

距離感を大切にして、うまくコントロールすると愛情も長く続くかもしれません。つかず離れず、時と場所を選んで接近する、離れてひとりにしておくなどメリハリをつけましょう。

よその夫婦と比べないようにしよう

「仮面夫婦」という言葉が一時期はやりましたが、ママが見ているよそ様の夫婦がいつも現実の姿であるとは限りません。外向きには仲良し夫婦を演じている場合も大いに考えられるからです。

理想の夫婦と呼ばれている人たちには想像を超える努力や忍耐があるものです。その部分を見習って参考にするならばママとパパにもよい影響を与える可能性がありますが、ただ「うらやましい」「なんでうちはこうなんだろう」と思うだけでは嫉妬心を増幅させて惨めな気持ちになるだけです。

パパやママも外出先に出てまで喧嘩しようとは思わないはずです。誰にでも外向きの顔がありますので、よその夫婦と比べないように、自分たちのスタイルを探すようにしましょう。

夫婦円満を続けるためにしたいこと

幸せは人任せにせず自分から

自分が幸せでないとほかの誰かを幸せにすることはできません。自分を犠牲にして子どもを幸せにするという話もありますが、子どもの幸せが自分の最大の喜びであれば犠牲も幸せの一つなのかもしれませんね。

しかし、夫婦間ではどちらかが犠牲になって相手を幸せにするという考えはどうなのでしょう。「幸せにするよ」と言われたとしても、いつまでも「幸せにしてください」と受け身の態度では幸せも逃げていってしまいますよ。

まずは自らが幸せを探してつかみ取る努力をしましょう。待っているだけでは幸福は訪れません。自分が幸せになること、そして夫婦がお互いに幸せにしたいと思う心でいることで、結果的に相手を幸せにすることができるのではないでしょうか。

喧嘩の勝ち負けにこだわらず聞いてもらう

「喧嘩するほど仲がよい」ともいわれますが、夫婦喧嘩で白黒はっきりさせたいとつい喧嘩を長引かせてしまうことはないでしょうか。また、つい怒りに任せて相手を傷つける言葉や相手の怒りに触れる言葉をわざと使ってしまってはいないでしょうか。

夫婦喧嘩の原因でどちらかだけに非がある場合でも、勝って喜ぶなど単純な話ではありません。それぞれの言い分を聞いたり、胸の内を知ったりしてパパにもママにも思うところがあるはずです。

大事なのは勝ち負けではなく、パパやママの知らなかった気持ちの部分をさらけ出せたかどうかです。できれば喧嘩にせず、冷静に話し合える夫婦であればよいですが、喧嘩になっても相手を理解する気持ちを忘れないようにしたいですね。

仲良し夫婦は努力をしている

誰でも機嫌の良い日、悪い日がありますね。女性は生理前など感情のコントロールが難しいときもありますが、それでも職場やママ友の前では機嫌よく振る舞うのではないでしょうか。

それが、パパの前ではなぜかふくれっ面でぶっきらぼうになってしまうのは、ママがパパに甘えているからです。パパは家族の1人なので「これくらいしても大丈夫だろう」という心理が働き、他人にはしない言動ができてしまうのです。

でも、こうしたことが続けば愛情は冷めてしまうかもしれません。自分の機嫌を直せる人は自分しかいないことを忘れずにいましょう。愛してもらうには愛される努力が必要です。パパとママが相手を思いやり「親しき仲にも礼儀あり」を意識していけば幸せも長続きするでしょう。
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