幼稚園の年中組になったのに挨拶ができない。どうしたらいいの?
なぜ挨拶が生活に必要なのかを考えよう
日本で挨拶は社会人としてのマナーであると考えることが多いようですが、同時に人間関係を築きあげる第一歩として大切なコミュニケーションツールの一つなのです。それは日本だけではなく万国共通であり、お互いの国の言葉を話すことができなくても、挨拶の一言だけでお互いに心を開いて緊張が和らいだり、距離が近くに感じたりするのです。
また、挨拶には相手を認めるというような意味があり、挨拶がお互いの信頼関係を高めていく始まりとなるのです。
挨拶から期待したい子どもの社会性と成長
年中児には集団生活で挨拶が大事であることと、なぜ挨拶が大事なのかということをセットで伝えましょう。挨拶をされたときの喜びを感じたり、どういう気持ちで挨拶をしたらよいのかを考えたりして社会性が育まれます。
また毎日の挨拶で、子どもが相手のちょっとした変化にも気づくようになります。例えば「いつも大きな声で挨拶をしてくれるお友だちが今日は元気がなかった」など、相手のことを心配したり、思いやるようになったりして心の成長につながりますよ。
まとめ
挨拶には相手を認めて距離を縮める効果があります。これは子どもや大人、住んでいる国や地域に関係なく万国共通ですよ。
気持ちがよい挨拶は幸せな気持ちをもたらします。子どもの成長にあわせたママのサポートで、挨拶ができるようになるとよいですね。