ワンオペ育児で辛くなる前に。育児や家事を手抜きするコツ
『ワンオペ育児』という言葉が最近メディアなどで話題になっています。でもワンオペ育児ってどういうことで、なにが問題なのでしょうか。今回はワンオペ育児の意味や負担を減らしていくためのコツなどを紹介していきますので、もしかして自分も?と悩んでいるママは参考にしてみてくださいね。
目次
- ワンオペ育児ってどういうこと?
- 家事も育児もママ一人でこなすこと
- もしかして私も?ワンオペチェックリスト
- ワンオペ育児の辛い現実
- しんどくなる前に考え方を変えてみよう
- 何事も完璧でなくても大丈夫
- ほかのママとは比べない
- 割り切ることも大事!頑張りすぎないように
- ママがリフレッシュすることが大事!
- 一時預かりや祖父母に預けてみよう
- 自分へのご褒美をあげる
- ママ友や掲示板で悩みを共有してみる
- 完璧でなくていい!家事の手抜きのコツ
- やらなくてもいいことはやらない
- 地域サポートや家事代行サービスを利用する
- 時短テクや便利グッズで効率化
- 育児は二人で!パパの協力が必要
- まずはパパと話し合う機会を持つように
- 言い方を工夫して手伝ってもらおう
- 感謝の気持ちを忘れずに
- まとめ
ワンオペ育児ってどういうこと?
家事も育児もママ一人でこなすこと
実家が遠いとか、両親が高齢などで頼れない場合もママは一人で全てやらなければいけません。育児の不安や悩みを気軽に相談できる相手さえいない、と辛い状況でワンオペ育児をしているママもかなり多いのです。
男性の育児参加が昔に比べると増えている一方で、このような『ワンオペ育児』に悩む方も年々増加しています。ママは家事も育児もやって当たり前という思い込みがワンオペ育児という状況を作ってしまっているのです。
もしかして私も?ワンオペチェックリスト
・パパの労働時間が長い、単身赴任などで家にいる時間が少ない、またはひとり親世帯である
・両方の実家が遠いのですぐに来てもらえない
・辛いときや困ったときにすぐ相談できる、頼れる相手が近くにいない
・趣味の時間やリラックスできる一人の時間があまりない
・専業主婦で子どもと家にこもりがちである
・仕事をしている場合は、仕事に集中できずミスが増えた
などこれらの項目に当てはまる場合は、ワンオペ育児に陥っている可能性があります。ではワンオペ育児は何が問題なのか、どう対処すればいいのかを一緒にみていきましょう。
ワンオペ育児の辛い現実
その状態がエスカレートすると、疲れ切って眠りたいのに眠れない不眠症や、うつ病を発症してしまうケースもあります。そうなるとママだけではなく子どもにとっても、すぐに改善が必要な危険な状態であるといえるでしょう。
このような危険な状態になってしまう前に、どうすればいいのかを考えていきましょう。現状をすぐに変えるのは難しいかもしれませんが、少し考えかたを変えてみるだけでも心がふっと楽になる場合もありますよ。
しんどくなる前に考え方を変えてみよう
何事も完璧でなくても大丈夫
完璧なのは確かに立派なことですが、それによって苦しめられては意味がありません。子どものために一生懸命育児を頑張っているママは、それだけで十分立派なのです。
完璧をやめて手抜きをしてみましょう。手抜きは決して悪いことではないのです。家事の一部を手抜きすることで育児を優先でき、心にゆとりを持つための手段として手抜きをしましょう。
ワンオペ育児を乗り切るためにはとにかく「頑張りすぎてしまわない」ことが大切です。なによりもママが笑顔でいることが一番大切です。
ほかのママとは比べない
ほかのママと比べて得することは一つもなく、むしろ自分を窮地に追い込んでしまいます。そんな無駄なことはせずに、自分のペースで頑張っていきましょう。
育児には正解がなく、ママがいいと思ってやったことがすべて正解です。第三者が正解かどうかを評価するものではありません。だからこそ「ママは家事も育児もすべてやって当たり前」という思い込みを一度やめてみませんか。できないことはできなくてもいい、全てが完璧な人間なんかいないのです。
割り切ることも大事!頑張りすぎないように
育児だけで手いっぱいで家事が少ししかできないなら、少ししかしなくてもいいのです。無理なら無理、できないならできないと割り切ってしまいましょう。
我慢して全てをこなすより、無理だと割り切って程よく手を抜いていけば、心がすっと楽になりますよ。家が少し散らかっていても洗濯ができてなくても、ママが笑顔でいてくれたら子どもは喜んでくれます。笑顔のママが、子どもは大好きです。
完璧にしようと頑張りすぎずに、「できてなくてもなんとかなる」と割り切ってしまうことがワンオペ育児を乗り越えていくために大切なことです。
ママがリフレッシュすることが大事!
一時預かりや祖父母に預けてみよう
子ども連れではなかなか行けない美容室やネイルサロンに行ってみたり、友達とランチに行っておしゃべりしてみたりと普段できない好きなことをしてみるといいですよ。たった数時間だけでも子どもと離れてみるだけで、心がスッキリして気分転換になります。
まだ子どもが小さいうちは罪悪感もあるかもしれませんが、ママの気分がスッキリして笑顔になれば子どもにとってもいい時間となることでしょう。いつも家事や育児に縛られているママにとって、一人の時間はとても大切な時間なのです。