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男の子の育児は大変?男の子の特徴を知ってストレスを減らそう

男の子の育児は大変?男の子の特徴を知ってストレスを減らそう

よく「男の子を育てるのって大変そう」という声を耳にしますよね。エネルギーが有り余った息子について行くのが大変!というママも多いと思います。どうしてそんなことをするの?と困惑したこともあるでしょう。そこで、男の子の特徴をよく理解して、少しでも男の子育児のストレスを減らすヒントをご紹介します。

理解しにくい男の子の特徴を知ろう

男の子の脳の仕組みと傾向

もともと男女の脳の仕組みは違うのだそうです。脳は大きく分けると「古脳」と「新脳」に分かれています。

「古脳」とは、胎内にいるときから生き抜くために必要な基本機能だけを備えた脳、「新脳」とは生後に発達を続ける脳で、社会環境に適応していき「古脳」もコントロールしていく脳です。

男の子の「古脳」は攻撃性が強いそうで、活発に動くという根底には脳の性質が関係しているのだとか。進化の歴史を考えると、男の子の攻撃性が強いのは生き残っていくために必要な本能だったということがわかりますよね。

このように、男の子は男としての特性を持った「男脳」になっているため、女の子よりも活発で落ち着かないことが多いのです。

男の子は大器晩成型が多い

小さなうちは、女の子の方が言葉や文字を覚えるのが比較的早い傾向がありますが、中高生くらいになると、学力・体力ともに大半の男の子が女の子を追い抜いていきます。

言葉や文字を覚えたり、ハイハイやたっちしたりなど周りの女の子のレベルと比べて遅いから…と悩むことはありません。幼児期の男の子の大半はそんなもの!と思っていても大丈夫ですよ。

男の子は大器晩成型が多いといわれています。成長、特に言葉の発達がまわりの子どもと比べて緩やかだと、とても心配になりますよね。健診で先生に相談して問題ないと診断されたら、あまり気にする必要はありません。自分の子どもを信じて、長い目で見守って欲しいと思います。

女の子より病気になりやすい

男の子は女の子よりも病気になりやすいとよく聞きますよね。確かに周産期死亡率や乳幼児死亡率をみると、女の子よりも男の子の割合がわずかに上回っているそうです。医学的な根拠として、染色体の違いや肺機能の成熟度が女の子よりも遅れる傾向にあることが理由となっているのだそうです。

かかりやすい病気にも男女の差があり、男の子の赤ちゃんは下痢やぜんそくになりやすいです。また、免疫力が弱いので何度も病気になりやすいのも特徴です。

だからといって、すぐに風邪ひいたりケガをしたりするからとあまり外で遊ばせないのも、子どもに必要な刺激が得られません。ケガや病気をしながら強く成長していくものですので、あまり制限をしてしまわないように注意しましょうね。

男の子によく見られる行動パターン

好奇心旺盛で色々自分でやりたい

目に入ったものは必ず拾う、高いところがあれば必ず登る、後先考えずすぐに行動してしまう…いい出せばキリがないほどに、元気いっぱいで落ち着きがないのが男の子。無邪気な顔で楽しく遊んでいる姿はかわいいけれど、激しい遊びに毎日つきあうとなるとママも疲れてしまいますよね。

好奇心、探究心、冒険心は女の子よりも断然強く、男の子は何度怒られても好奇心のほうが勝ってしまいます。

元気いっぱい遊んでいく中で、どうやって遊んだらもっと楽しいかと自分で考え、色々と工夫をして遊ぶようになっていきます。この成長は子どもにとってとても大切ですので、好奇心を認めて、少しでもよいので付き合ってあげるといいと思います。

競争や戦いごっこが大好き

男の子なら必ず誰もがする遊びに戦いごっこがありますよね。テレビで戦隊モノや仮面ライダーを見て、マネしてヒーローになりきる所はとてもほほえましい光景です。友だちと協調して遊ぶ力が育ったり、力加減を理解したりすることが期待できる遊びだと思います。

周りの友人ママの息子さんたちの大半は仮面ライダーが大好きで、毎年ライダーが変わるごとに新しく変身ベルトなど買ってもらっていて、そのたびに笑顔で見せてくれました。

ダイナミックに体を使ってお友だちと競い合うことも大好きです。遊び以外でも「どっちが早いか競争だ!」と始まります。競争好きを生かして、お片付けも「ママとどっちが早いか競争しよう!」と持ち掛けてみてはどうでしょうか?

好きなことに集中し話をあまり聞かない

いつもご飯のときなどは気が散って落ち着きがないのに、パズルやブロック、お絵かきなど自分の好きなことをしているときは、ものすごい集中力をみせるのも男の子の特徴です。勉強のときもこの集中力が役に立つといいですよね。

そして、大半の男の子は話を聞かないということです。医学的に証明されていることではないのですが、男は右脳(感覚)・女は左脳(理論)が発達していると一般的に言われているそうです。

「何度いったらわかるの!」とついイライラしてしまうママも多いと思います。何度注意してもわからないのが男の子です。目先の楽しさに気を取られてしまうため、まったく話を聞いていません。

楽しいことが一番!という子どもの気持ちも理解しないといけませんね。

男の子の心に届く叱り方とほめ方

男の子を叱るときのポイント

男の子は回りくどい叱り方が通じません。目を見て、具体的にいうことが大切です。例えば、遊んでいたおもちゃを片付けて欲しいときは「お片付けしてね」の言葉だけでは、一つのことに集中して遊んでいる男の子にはまったく聞こえていません。

片付けて欲しいときは、いったん手を止めさせてから目を見て「お片付けしてね」と伝えるといいでしょう。

また、抽象的な叱り方も男の子は苦手です。例えば「何度言ったらわかるの!」という言葉や「ちゃんとしなさい!」という遠回しな叱り方です。これらの言葉をいわれた男の子は「何度だろ?わかんない」「ちゃんとってなんだろ?」というように言われた意味を理解できないでいるのです。

叱るときは的確に伝えるようにしましょう。
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