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チャイルドシートの洗い方って?掃除の仕方や洗濯方法について知ろう

チャイルドシートの洗い方って?掃除の仕方や洗濯方法について知ろう

2000年4月より、子どもを車へ乗せる際はチャイルドシートの取りつけが義務づけられました。万が一事故が起きたときのことを考えるとなくてはならないものであり、車を持つ子育て世帯には必須のアイテムですね。今回は、そんなチャイルドシートの掃除やお手入れをどのように行えばよいのかを詳しく見ていきましょう。

チャイルドシートは実はとても汚れている

子どもの食べこぼしや汗の汚れがついている

子どもがチャイルドシートに乗りたくなくてぐずってしまったときに、お菓子を与えたり、遠出をしていて車内で簡単にお昼を済ませたりと、子どもと車に乗っていると食べ物や飲み物の出番が多くなりますね。赤ちゃんには座らせてミルクを飲ませることもあるかと思います。

まだまだ子どもなので、注意はしていても食べこぼしや飲みこぼしは日常茶飯事です。チャイルドシートにもそういった食べかすや汚れが溜まっていくので、放置しておくとダニなど虫が湧いてしまうこともあります。

また、子どもは体温が高く新陳代謝が活発なため汗をよくかきますね。夏場だけに限ったことではなく、1年を通してシートに汗が染みつき、雑菌のもととなってしまうので注意が必要です。

砂やほこりがシートの隙間に入り込んでいる

車のシートは服や寝具のように簡単に洗濯することができないので、日々の生活によって汚れが蓄積し、見た目には汚れていないようでも細かい砂やほこりが溜まっています。チャイルドシートも車に取りつけてそのままにしていると、同じように汚れがついたままとなってしまいます。

また、チャイルドシートに座るお子さんの年齢が上がると、活発に外遊びをする機会も多くなりますね。そうなると、外遊びへお出かけのときに服や靴についた砂や泥でシートを汚してしまうといったことも頻繁に起こるようになります。

砂やほこりはシートの隙間に入り込んでしまうため、細かい部品の多いチャイルドシートにはこのような汚れが特に隙間に残りやすくなっています。

本体の溝や設置座面の隙間も注意が必要

チャイルドシートは車にもとから備わっているものではなく後から取りつけるタイプの座席なので、設置面にはどうしても隙間ができてしまいます。またチャイルドシート本体にも小さな溝がいくつかあるので、表面の目立つ汚れだけに注目していると、このような溝や隙間に溜まった汚れを見落としがちになってしまいます。

食べ物や飲み物、ほこりや砂など上記に挙げたような汚れは細かい部分に入り込み付着してしまうため、簡単には取れません。

チャイルドシート本体は外せる部品をなるべく細部まで解体して、溝に溜まった汚れも落としやすくし、チャイルドシートそのものを外した後は、設置していた車本体の座席部分も忘れずに掃除するようにしましょう。

チャイルドシートの掃除のやり方は?

掃除前にすべての部品を取り外そう

チャイルドシートの掃除をするにあたってまず行うことは、シートの部品をすべて取り外すことです。ここで一つ、解体する前に設置済みのチャイルドシートを写真に撮っておくことをおすすめします。細かい部品が多くもとに戻せるか心配なときも、完成図があればスムーズに作業ができますよ。

メーカーにより様々な種類のシートがあるため外せる部品はそれぞれで異なるとは思いますが、大まかにカバー・スポンジ・クッション・ベルト・本体といった感じに分けることができるでしょう。

ちなみに、チャイルドシートの掃除は湿度が上がってしまう夏になる前の時期、晴れた日中に行うと、取り外したカバーやシートがすぐ乾く上にカビも発生しづらいのでおすすめです。

掃除機を使ってごみを吸い取ろう

布製の部分をすべて取り外せたら、残ったチャイルドシートの本体(座席の骨格部分)からごみを取り除きましょう。本体からウレタンスポンジ部分が外れるタイプは外し、スポンジ部分が接着剤などでついているタイプは、無理に外さずにそのまま掃除します。ここでは、大まかなごみを吸い出すために掃除機を使いましょう。

掃除機は先端部分を外して使用します。もし細かい部分専用の細いノズルなどがあれば、そちらを使うとさらによいでしょう。食べ物のかすやほこり、髪の毛など乾燥したごみは、これであらかたきれいになります。

細かい溝や隙間は、歯ブラシや竹串などを使ってごみを初めにかき出してから掃除機で吸い取るようにするときれいになりますよ。

水拭きや乾拭きで汚れをふき取ろう

本体は掃除機でごみを吸い取るだけでも大分きれいになりますが、仕上げに濡らしたタオルを使い水拭きをします。特にシートに飲み物などをこぼしていると、本体までべたべたした汚れが残っている場合もあるため、よく拭き取るようにしましょう。

細い溝などは濡らした綿棒を使うと、隅々まできれいに汚れが取れます。また、カビなど黒い汚れがこびりついてしまって取れない場合は、水拭きではなく消毒用のアルコールスプレーをタオルに吹きつけて拭き取るとよいでしょう。

最後に乾いたタオルで乾拭きをすれば、本体の掃除は完了です。水分が残ったままにしておくとカビが生える原因となるので、カバーなどを取りつける前によく乾燥させておきましょう。
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