ガルガル期の接し方を知ってほしい!パパとの二人三脚で乗り切るコツ
出産後のママに起こりやすいガルガル期を、聞いたことがある方もいますよね。誰に対しても「ガルルルル」と攻撃的になりやすい時期は、接し方を間違えると夫婦関係が悪化する可能性もあります。ここでは、ガルガル期を乗り越えるために、パパとママとのふれあい方や、ママの自分との向き合い方などを見て行きましょう。
産後ママの多くが体験するガルガル期とは
赤ちゃんのことで周りにイライラが募ること
とくに、初めての子育てをしているママは精神面が不安定になりがちです。一緒に協力しなくてはならないパパにまでも「赤ちゃんに触れてほしくない」とケンカになってしまう夫婦もいます。
「赤ちゃんを守りたい」というママの愛情や、初めての子育てに直面して「私がママでいいのかな」という不安などからイライラが募ってしまうのでしょう。ガルガル期は、ママの赤ちゃんを大切に想う気持ちからなるのですね。
産後の環境の変化がママをガルガルさせる
昼夜関係なく赤ちゃんのお世話は続くので、ママは何カ月も睡眠不足が続くことがあります。自分のペースで生活できない環境の変化に気持ちや体力面がついていかず、ささいなことでイライラするママもいますよね。
出産後は環境の変化だけでなくホルモンバランスが大きく乱れるため、ママの気持ちが落ち込みやすくなります。睡眠不足でイライラしているときにパパや義理母、実母などからの何気ない一言で「ガルガル」と怒りをあらわにしてしまうケースもあります。
産後すぐのころにガルガル期が起こりやすい
どうして他人に対して攻撃的になってしまうのかは医学的にはまだ分かっていませんが、妊娠中に起こるマタニティブルーと同じように出産後のママは心が不安定になりがちなのです。
赤ちゃんとの生活に慣れてくると少しずつ心にも余裕が生まてきます。「自分がしっかりしないと」「ママだから完璧に子育てを頑張らないと」など、無理をして自分を追い詰めないことが大切ですよ。
ガルガル期はパパのフォローが大切なとき
パパは「自分のことは自分で」を心掛けて
体力面だけでなく、精神面でも余裕がない時期にパパがママに甘えてばかりいると「あなたに使う時間はないの」「赤ちゃんだけでも大変なのに、パパがいると私の仕事が増えるじゃない」など、ママのストレスになる可能性があるので注意が必要です。
ママを支えられるように、まずは自分のことは自分でするように頑張りましょう。パパが自分のことをしっかりこなすことで、ママは子育てに専念することができますよね。
ママが嫌と感じる相手はなるべく遠ざけよう
しかし、出産後の余裕のない時期にそのような指摘をされたママは「私は必死で頑張っているのに、どうしてそんなことを言われないといけないの」と、ストレスを抱える可能性があります。ママがなるべく落ち着いて子育てできるように、ママが嫌だと感じる相手はなるべく遠ざけるようにしましょう。
義理母など、家族の場合は会わずに過ごすのが難しいかもしれませんが「ママがストレスを感じている」というときはパパがママの味方になってフォローすることが大切ですよ。
ママを労わって産後クライシスを回避しよう
赤ちゃんが無事に生まれて幸せなはずなのに、夫婦関係が悪化するのは避けたいですよね。ママの心が不安定になると産後クライシスに陥りやすいので、パパはママのことを常に労いましょう。
パパの中には「ママだから子育てや家事をするのは当たり前」と思っている方もいますが、ママは赤ちゃんを守ろうと睡眠時間や自分の時間を削って日々頑張っています。ママの頑張りを認めて「ありがとう」と感謝を伝えると、ママも嬉しい気持ちになりますよ。
うまく気分転換してガルガル期を乗り切ろう
ガルガルしている気持ちを吐き出そう
パパや祖父母、友だちなど、誰でもよいので思っていることを吐き出すと、ストレス発散になりますよね。「私の気持ちなんて誰にも分からない」とひとりで抱えるのではなく、ささいなことでも気持ちを吐き出すことは重要ですよ。
パパや周りの人はみんなママの味方ですし、ママの頑張りをしっかり見てくれているはずなので安心して悩みを話しましょう。