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おしるしが来てもお風呂は入れる?入浴の注意点と出産までの過ごし方

おしるしが来てもお風呂は入れる?入浴の注意点と出産までの過ごし方

おしるしが来たら出産のための準備をしよう

入院準備を整えれば普段どおりの生活でOK

おしるしは間もなく陣痛が始まるサインではありますが、特別に安静に過ごす必要はありません。お腹に負担がかかるような重い荷物を持ったり、激しい運動をしたりしなければ、普段どおりの生活をして大丈夫です。

陣痛が近いことは間違いないので、もう一度入院前のチェックをしておくとよいですよ。

・入院セットの忘れ物がないか確認
・家事など家のことをパパに引き継ぐメモ書きをしておく
・携帯電話やビデオカメラの充電
・ベビー布団や着替えなど、退院後すぐに赤ちゃんを迎えられる準備
・家の掃除
・陣痛間隔をカウントするメモ帳やアプリの準備
・産院や陣痛タクシーの電話番号登録

また、散歩や買い出しで近所に出かけるときは、必ず母子手帳を携帯しましょう。

スムーズな出産のために適度に体を動かそう

妊娠37週以降の正産期に入っていれば、赤ちゃんはいつ生まれても大丈夫な大きさまで育っています。切迫早産などで36週目までは安静にしていたママも、37週に入ると医師から「動いてよいですよ」と言われることが多いようです。

おしるしがあればいよいよ陣痛に備える段階です。適度に体を動かして、スムーズな出産を目指しましょう。とはいっても、特別な運動をする必要はありません。通常どおりの家事や散歩などで十分です。

お産を進めたいのであれば、近所をウォーキングしたり、軽めなスクワットをしたりするとよいといわれていますよ。肩の力を抜くことが大切なので、ゆっくりとストレッチをするのもおすすめです。出産は体力勝負になります。動いたら休憩することも忘れないでくださいね。

痛みや出血量が多いときは病院へ行こう

おしるしの後、「出血がなかなか止まらない」「出血量が多い」「激しい腹痛がある」などの異常を感じたら、すぐにかかりつけの産院へ連絡を入れましょう。妊娠後期の大量出血は「前置胎盤」や「常位胎盤早期剝離」などの可能性が考えられます。

また、破水した感覚があれば、入浴やシャワーは控えましょう。破水は卵膜が破れて羊水が漏れ出すことをいいますが、子宮口から離れた位置で破れると、羊水は少しずつしか漏れ出さないため分かりにくいかもしれません。

おしるしか破水か判断に迷ったときも、産院へ連絡して指示を仰ぎましょう。出血や破水があると気が動転するかもしれませんが、電話で伝える際は、症状が起きた時間や出血量などをできるだけ詳細に伝えることが大切です。

まとめ

10カ月という長い間待ち望んだ赤ちゃんとのご対面が、おしるしによっていよいよそこまで来ていると知らされます。「やっとここまで来たか!」と思うかもしれませんが、出産は妊娠のゴールであると同時に、育児のスタートでもあります。

育児生活が始まると、ママがひとりでゆっくりとお風呂に浸かるということは、なかなか難しいかもしれません。おしるしが来たら、これまでの妊娠生活を思い返すとともに、これから始まる赤ちゃんとの楽しい生活を想像しながら、ゆっくりとお風呂に浸かってみてくださいね。
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