冬の乾燥から体を守るには?乾燥が与える影響と対策グッズ紹介
乾燥しやすい冬の季節は、乾燥対策をしっかり行わないと風邪やインフルエンザ、脱水症状のリスクが高くなってしまいます。冬の乾燥から体を守るためには、部屋の加湿や保湿クリームなどの対策が必要です。保湿対策グッズをうまく活用して、乾燥知らずの冬を過ごしましょう。
冬の乾燥対策をするには何をすればよい?
しっかりと部屋の中を加湿しよう
お肌に最適な部屋の湿度は60%前後だといわれています。まずは、我が家の部屋の湿度を確認して、しっかりと加湿をすることが大切です。
部屋を加湿する一番簡単な方法は、加湿器の利用です。水を補給するだけで簡単に加湿ができるので、忙しいママにはとても便利ですよ。
また、洗濯物を室内で干すだけで、加湿効果を高めることもできます。サーキュレーターを合わせて使えば、湿度が部屋全体に広がるのでおすすめです。
さらに、観葉植物を部屋に置いたり、霧吹きなどを使って部屋全体にスプレーしたりしても加湿効果を高めることができます。
長風呂は避けて保湿対策を
湯船に長く浸かっていると、お肌の保湿成分が失われていきます。10分程度の入浴時間がお肌には最もふさわしいといわれています。
また、お湯の温度も大切です。冬は特に少し熱めの湯加減にしたいところですが、42℃以上ではお肌を乾燥させてしまいます。少しぬるめの40℃くらいがベストです。
さらに、できれば一番風呂は避けた方がよいでしょう。それは、水道水には塩素が含まれているからです。塩素はお肌を刺激して肌荒れの原因になります。柚子や入浴剤を入れても、塩素の影響を抑えることができます。
クリームなどで顔や体を保湿しよう
まず洗顔ですが、できる限り短い時間で行うことが大切です。Tゾーンからはじめ、目のまわりや頬にかけて水やぬるま湯で力を入れずに洗います。熱いお湯で洗顔すると、お肌が乾燥してしまいます。
洗顔後は、素早く化粧水やクリームを肌に馴染ませてください。洗顔後の肌は乾燥しやすい状態になります。時間をおくと、肌の乾燥が進んでしまいます。
クリームをつける順番は、まずは顔から始め、続いて首もとから胸や腕、腹部へと広げていきましょう。リンパの流れを意識しながら手のひら全体を使って肌に馴染ませるようにつけていくと、保湿効果がより高まります。
冬の乾燥から肌を守ろう!加湿器の選び方や簡単にできる乾燥対策方法 - teniteo[テニテオ]
寒い季節の悩みといえば、空気の乾燥。湿度が低下すると肌の乾燥や感染症の危険が増すので、子どもを持つご家庭では特に対策が必要ですね。室内の乾燥対策に役立つのが加湿器。でも色々な種類があって、選ぶのに迷う方も多いと思います。今回は乾燥から肌を守る方法と、加湿器の種類、おすすめの選び方をご紹介します。
乾燥が与える体への影響はなにがある?
風邪やインフルエンザにかかりやすくなる
風邪やインフルエンザを引き起こすウィルスは、空気が乾燥するとウィルス自体の水分も少なくなって軽くなります。その結果、私たちの身の回りに多くのウィルスが浮遊しやすくなってしまうのです。
また空気が乾燥すると、鼻や喉の粘膜も乾燥しがちになります。すると、風邪やインフルエンザなどへの防衛能力が低下し、ウィルスが体内に入りやすくなってしまいます。
特に、小さな子どもは抵抗力がまだ低いため、ウィルスに感染しやすい傾向があります。風邪やインフルエンザにかからないようにするためには、乾燥対策はとても大切です。
水分が不足すると脱水症状に
脱水症は、体内の水分とナトリウムが不足して起こります。主な症状としては、口の渇きやだるさ、微熱などです。ときには、血圧の低下や意識障害を起こすこともあります。
乾燥した冬の季節は、皮膚や呼気から蒸発する水分量が増えていきます。知らず知らずのうちに体内の水分が失われていくのが特徴です。さらに、汗をかいている意識もほとんどないので、夏場のように水分補給を意識することはあまりありません。
このように、空気が乾燥する冬は、脱水症状のリスクがあるので注意が必要です。
手肌が乾燥してガサガサしてしまう
お肌の乾燥は、表皮の最も外側にある角質層の水分が減少することにより起こります。角質層には水分を保つ役割があり、紫外線などからお肌を守る働きをしています。
ですから、お肌の乾燥をそのままにしておくと、角質層の肌バリアの機能が低下し、肌の老化が進んでしまう原因にもなります。
お肌は加齢とともに保湿する力が低下していきます。冬の乾燥からお肌を守るためには、年齢に応じた保湿ケアが必要です。