秋田県の子育て事情を知ろう!支援制度やお出かけスポットの紹介
大自然やなまはげで有名な秋田県。素晴らしい環境だというのはわかるけど、子育てをする環境としてはどうなのだろう?と思うママに、秋田県の魅力とともに、秋田県の子育て環境や子育て支援制度、子連れお出かけスポットなどを紹介します。秋田県での子育てを思いっきり楽しんで下さい。
秋田県での子育て環境について知る
学力テストで全国トップ級の秋田県
ここ数年、小学6年生の学力テストの全科目で1位をキープし続けているのが、秋田県です。秋田県の子どもの学力が高い理由とは何でしょうか?
学力が高い理由は、生活スタイルにあります。秋田県の子どもの生活スタイルは、早寝早起き、朝ごはんをしっかり食べる、学習時間は多くはない(家庭学習1~2時間の子どもが56%)というものでした。
学習時間が多くないのは驚きですが、少ない時間で効率的に家庭学習するために、秋田県では「家庭学習ノート」を使って家庭で学習し、先生がフィードバックする形式をとっています。このノートが学力アップのカギのようです。
地域でみんなで子育て
都会では産後ママの孤立が問題視されていますが、秋田県では孤立する隙がないくらい地域の関わりが密です。家の前に野菜が置いてあるとか、料理のお裾分けも普通です。
ご近所のお子さんを名前で呼ぶ大人も多く、外で遊んでいても常に誰かが気にかけていてくれるような環境です。自治会の会合や食事会なども子連れで参加されるママは多く、地域の方も楽しみにしているようです。
秋田県の風土には地域のみんなで子どもを育てる文化が根付いています。
子育てママが元気に活躍
サークルのママたちは、秋田県子育てサポーター協会主催の「子育てサポーター養成講習会」と「病児病後児保育サポーター養成講習会」を修了しているので、安心して子どもを預けることができます。また、特技や趣味を生かして子育て中のママ向けのイベントなどを積極的に企画しています。
イベントに参加したママは、イベントを楽しむだけでなく、サークルのママたちに子育てや家庭のことはもちろん、秋田県の地域のことも相談でき、充実した時間を過ごせるようですよ。
秋田県の子育て支援制度ってどんなもの?
子育て支援もトップレベル
助成を受けられる年齢も0歳から就学前と幅広く設定されていて、認可保育所、幼稚園、認定こども園、認可外保育施設、地域型保育施設のいずれに通っていても助成の対象となります。また、第3子以降が生まれた世帯は所得制限が緩和され、第2子以降の保育料の全額助成が受けやすくなります。
助成額は、市町村や入所(園)施設、所得額、保育形態などにより違いますので、気になる方は市町村窓口に問い合わせて下さい。
子育てタクシー制度で外出サポート
マイカー保有率は5割を超える秋田県ですが、パパが通勤に使ってしまうとママや子どもの移動手段がなくなってしまうという家庭も少なくありません。そこで、秋田県では子育て中のママの声を受けて始まったサービスがあります。
送迎のプロが子育て家庭の送迎をお手伝いするサービスです。事前登録で子育て家庭の外出サポート、子どもの送迎サービス、急な通院の送迎などをしてくれます。出産を控えたプレママも安心の制度ですね。
送迎をしてくれる方は研修を受けたプロのドライバーで、子どものみの利用でも安心して依頼できます。
秋田子育てふれあいカードでもサポート
買い物では割引サービスがあったり、ポイントが多くついたりします。子どもにジュースをサービスしてくれるレストラン、宿泊代が割引になるホテルなどもありますので、家族みんなで利用できるといいですね。
また、マイカーをお持ちの世帯にはうれしい車検代やガソリンの割引などもあります。入会金が無料になる習い事も多くあり、この機会に始めてみるのもよいですね。
秋田県の子育てサイトにふれあいカードサポーターレポートが公開されていますので、利用の参考にされるとよいでしょう。
家族で行こう!子連れお出かけスポット
ホッキョクグマがいる「男鹿水族館GAO」
大人気なのは、しろくまの「豪太くん」。体重が390kgになると入場料が390円割引になるといううれしい企画もあります。サイトには豪太くんやペンギン、アザラシの食事時間が公開されていますので、ぜひ食事風景を観察し、次回来場の際の豪太くん体重予想に役立てて下さい。
また、秋田県の魚「ハタハタ」を展示した「ハタハタ博物館」があり、ハタハタの生態を観察することができます。夏休みの自由研究などにはおすすめです。
レストランは入館料なしでも利用できます。男鹿の海を一望しながら、近海で採れた新鮮な魚介の料理を楽しむことができます。