年子を連れての飛行機は気が重い!気持ちも身体も楽になる事前の準備
電車や新幹線と違って、途中で降りることもデッキにでることもできない飛行機移動は周りに迷惑をかけないかと心配になるママも多いのではないでしょうか。特に年子ママは手のかかる子どもを2人も抱え、その不安はひとしおですよね。そんなママのために、気持ちも身体も楽になる事前準備のポイントについて紹介します。
年子を連れての飛行機搭乗が楽になる方法
空席の多そうな曜日や時間帯の便を選択
年子を連れての飛行機搭乗が不安なママは、なるべく空席の多そうな曜日や時間帯の便を選ぶようにしましょう。空席が多い便の場合、隣の席を空けてもらうなどの配慮をしてもらえることがあります。
平日、特に月金を除いた火曜日から木曜日が比較的空いています。時間帯としては往路であれば午前中早めの時間帯、復路であれば夕方以降の便が比較的人気があります。そのため、午後の早めの時間の便を選ぶことをおすすめします。
トイレに近い後方の通路側の座席を予約する
というのも、乗り降りのしやすい前方から席が埋まりやすいので、後方は比較的空いている傾向にあるからです。さらに後方座席を選ぶ人は子連れが多いことも、ママには安心できるポイントの一つです。
年子の子どもを連れていると、トイレやオムツ替えの回数もどうしても多くなります。そのため窓際に座ってしまうと、その都度隣の人に気を使うことになるので通路側がおすすめです。
すぐにトイレに行くことを考えるとトイレの近くの席がおすすめですが、どうしてもトイレに行く人が通るので人通りは多くなります。機内でケープなどを使って授乳を考えている場合は、注意が必要です。
下の子が2歳未満でも座席を確保する
ですが、子どもが膝の上にいるとママの身動きが取りにくくなってしまいます。まだひとりで座れない赤ちゃんであればママの膝の上で問題ありませんが、ひとりで座れたり動き回るようになっているのであれば、子どもの分の座席を確保することをおすすめします。その場合、国内線であれば大人の50%の料金がかかります。
2歳未満の子どもに席を取る場合は、チャイルドシートの着用が必要になります。貸出をしている場合もあれば、持ち込みが必要な場合もあるので、事前によく確認をしておいてくださいね。
子連れで飛行機に乗るなら利用したいワザ
宅配便を利用して手荷物を最小限まで減らす
すぐには使わない荷物はあらかじめ宅配便を使って、宿泊先のホテルなどに送っておくことをおすすめします。消耗品などは目的地に着いてから購入してもよいですね。
持ち歩く荷物は貴重品に加え、必要最低限の量のおむつや着替えに限定しましょう。退屈をしのぐためのおもちゃなどはリュックに入る分だけにして、お気に入りのものを選んでもらって子どもに自分で持ってもらうのもよいですね。
航空会社の子連れ向けサービスの利用を
荷物を預けたあとに空港内で利用できるベビーカーの貸し出しや優先搭乗といったサービスは、搭乗前のバタバタを軽減させる手助けになります。搭乗後も、ミルク作りの手伝いや白湯、ジュースの提供、ブランケットの貸し出しといった機内を快適に過ごすためのサービスがあります。
また、子どもが喜ぶサービスとしては航空会社のオリジナルのおもちゃがあります。機内で遊べるだけでなく、搭乗後も飛行機の旅のよい思い出となりますね。
子連れ向けサービスの内容は航空会社によって異なるので、事前によく確認しておくとよいですよ。
搭乗前に空港のキッズスペースに連れて行く
午後の便を予約している場合は特に、少し早めに空港に行き食事を済ませてお腹を満たし、キッズスペースで思う存分体力を消耗するように促しましょう。それにより搭乗後の機内でぐっすり寝てくれる可能性が高くなります。
兄弟で生活リズムが違う場合でも、どちらかの生活リズムにあわせてどちらかだけでも機内で寝てくれればママはぐっと楽になりますよ。
寝ない場合でも、搭乗前に身体を動かしていることで機内では静かに座って遊んでくれる可能性が高くなりますよ。
飛行機内でも子どもが楽しめるおもちゃ3選
子ども用のコンテンツを準備「タブレット」
タブレットはかさばらない上に、様々なコンテンツを事前に準備しておくことで長時間遊ぶことができるので、荷物が多くなりがちな子連れ旅には嬉しいアイテムです。また、最近では機内でも無料wifiが利用できるケースもあります。機内で提供される映画などを視聴することもできます。
ただし、機内にはほかの乗客もいるので音には注意が必要です。そのまま使うと周囲の人の迷惑になってしまうので、事前に子ども用のヘッドホンを用意し、慣らしておくことをおすすめします。タブレットが1台の場合、兄弟でどちらが使うか喧嘩にならないよう配慮も必要です。